鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価
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人間族って怖いね...
大人の映画だった。
後継者争いのミステリーを軸に
目玉おやじの過去と鬼太郎誕生にまつわる物語。
某テレビドラマの映画化の遺産相続ミステリーよりも、数倍面白かったし怖かった…。
中学年ぐらいの子どもがお父さんと観に来てたけど、大丈夫だっなかなぁ…。
鬼太郎は誕生したけど、やはりなんだか悲しい気分。
妖怪や幽霊族の鬼太郎の父や母の心の真っ直ぐさや、今回は、ねずみ男でさえ情はあるのに、
龍賀一族の、欲深さ、我欲しかない人間の業の深さ、怖さの余韻が引かなくって…。
鬼太郎というヒーローを誕生させたヒーローの話
令和のこの時代に鬼太郎を映画化って、今更東映まんが祭かよ!(古っ
鬼太郎は昔のアニメと、墓場鬼太郎の初級程度の知識ですが、これだけジワ売れする位なら大丈夫だろうと、予習復習無しで突入。
40にもなって終盤ちょっと泣いちゃいました。
墓場鬼太郎を知ってる人ならある程度解るでしょうが、基本的に内容的にはバッドエンドに近い映画です。
ただ、夜明け前が一番暗いように、鬼太郎がヒーローとして活躍するための序章として、凄く爽やかな気持ちのある素敵な映画でした。
テレビ版とは違いますね
ゲゲゲ忌の上映は満席で観えず
平日のレイトショーならガラガラだったから
先行予約でチケット買っていたら
映画館に着いたら大行列でビックリ!!
煉獄さん超えてますね…。
しかも、女性ばかりだし満席だしなんなん?
って感じでした。
( ゚д゚)
映画自体はテレビ版とは違い
ちょっとグロい感じもあり
ビッくっとなるシーンも少しあり
最終的には鬼太郎の誕生は分かりましたけど、
結局、目玉のオヤジは何故に目玉かは
良くわからなかった…。
(^◇^;)
入場者特典あるの知らなかったけど、
今日から第二弾の配布らしいが
明日8時半の回で配布終了らしい。
何故、こんなに人気なんでしょう?
今年のゲゲゲ忌
妖怪ポストや鬼太郎御朱印
水木しげる先生のお墓
には映画館に来ていた層の人達は
居なかったけど何故?
間違いなく傑作!鬼太郎の父最後の戦い
評判がやたら良いので観に行ったけど、いや~評判通りの傑作でしたね。
ゲゲゲの鬼太郎の父の最後の戦い、そして鬼太郎誕生まで。
バトルあり友情ありで泣けました。(泣かなかったけど)
平日に関わらず映画館は結構な客入りで、ほとんどが女性だった。
そこは謎。
『リスペクトとはこういうこと。見事!』
なんで、こんなに評判いいのか。よくわかりました。
我が家には、貸本まんが復刻版の「墓場鬼太郎」があるので、再読したうえで鑑賞。原作を読んだことがあるかどうかで、本作の印象は大きく変わるかと思います。
(紙芝居作家了解のもと描いた「幽霊一家」のエピソードから発展して「墓場の鬼太郎」が誕生。その中で鬼太郎も目玉の親父もその誕生が描かれています)
手塚治虫氏を「一番病」と揶揄していた水木しげる氏。(手塚治虫、鬼太郎が流行ると悔しくて「どろろ」を描いていたくらいですからね。Mを使ってたのかも)はからずも同時期に公開された「火の鳥 エデンの花」より本作が圧倒的に話題になっているのはなぜか。
とにかく、水木サンと原作の「墓場鬼太郎」を愛してやまない人たちが、全力で優れた作品を作ろうとした、ただそれだけだと思います。
原作を改ざんすることなく、逆にあそこにきれいにつながる物語をこんなに豊かに澱みなく紡ぎだすことができるとは・・・。しかも、
・幽霊族という存在を違和感なく生かし、しかもカッコいい鬼太郎父!
・鬼太郎母、こんなに綺麗な人だったら原作と違うじゃんと思ってたら、まさかの展開
・鬼太郎につながる、鬼太郎父のバトル技の数々
・霊毛ちゃんちゃんこの由来
・従軍経験に基づく水木氏の戦記物も取り入れた反戦メッセージ(手塚氏は従軍経験なし)
・横溝正史ばりの土着ミステリーのエンタメ要素
・ルパン対クローン的ラスボス要素
・現代腐女子を直撃するバディ要素(しかも声優ガ・・・)
・最新のアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期とのつながり
・「ゲゲゲの鬼太郎」ではないので、あの主題歌は流れませんが、エンディングでは、あの曲が絶妙なアレンジで!
等など、あらゆる要素が過不足なく取り入れられ、完全に調和し成立しています。
見事!
としか言いようがありません。
エンドロールが始まったとたん帰った人がいましたが、肝心要のシーンがその後に出てくるのに帰るなんて、「ばかだなっ」という水木サンの声が聞こえたような気がしました。
(冬コミに向けて薄い本を作成するためにどれくらいの人が悲鳴をあげてるのだろう)
【追記】
第一弾も第二弾も速攻無くなってしまった入場者特典。手に入れられなかった人々が狂骨と化して日本が滅びかねないので、1月には両方とも大量配布できるべく準備しているそうです。転売ヤーからの購入は熟考しましょう。
しっかりミステリーでしっかりアクション
評判の高さだけで鑑賞。
序盤はホラーと言うより、ありきたりな閉鎖的な村で起こるミステリー。こんなものかと少し退屈になったが、だんだんと妖怪要素が出てくるにつれて、ワクワクしてく。
そのあとは急展開の連続、ミステリーの謎解きは妖怪がしっかり絡み、人間の業と、戦争と胸熱展開に心が動かされる。
わかりやすさがありつつ、声優がよかったからか、吉野さんの脚本がしっかり描かれているからか、ゴジラなんかより深く刺さった。
そして、全く期待していなかった、ヌルヌル動く流行りのアニメでのバトルシーン。最近の鬼太郎はこんな感じなのね。一度で2度美味しい体験だった。
噂に違わぬ、驚きと面白さでした。
2023年劇場鑑賞108本目
面白かったです
まさしくゲゲゲの謎。面白かったです。猫娘出さなきゃいいのに。世代差かもしれんけど、ミニスカ美形の猫娘はいらない。
水木に感情移入できれば最高の映画になると思います。
鬼太郎でここまでできる。才能を感じました。
なめてました。驚きました。
最も馴染み深い鬼太郎はTVアニメ第1&2シリーズ。(特に第2はよく再放送していたし)
だから、自分にとって「ゲゲゲの鬼太郎」とは社会風刺やアイロニー色の強い社会派作品。
だから第3シリーズが始まって「ユメコちゃんってなに?!」
「なんで、ぬらりひょんが妖怪のラスボスなの?」
「ただの幼児向け、ちびっこヒーローアニメじゃん!」
と思って、そのうち見なくなってしまった。
(アニパロコミックス潮田弘子の「無明童子」は買っていたけどwww
この本、知ってる人、いるかなー?)
だから今回、100周年記念作品制作と聞いてもTVアニメベースとのことで
「どうせ最近の商業向けお子ちゃま対象じゃないの?」と気にかけていなかった。
ところがどっこい、まったく幼児向けではなく、むしろ往年の水木ファンを喜ばせるとの評判。
遅ればせながら鑑賞と相成りました。
さて、いきなり「犬鳴村かよ?」ってスタート。
ちょっと待って?それなら「恐怖回避バージョン」でお願いしますw
いやいや、こちらの方々「犬神家」の皆様?長男のなんか麿な人もスケキヨさんぽいし。ひのえさんはちょっと悪霊島のふぶきっぽい?
手毬唄は目玉親父を湯に入れる為だけに出てきたんだろうけどw
そのあとも、おどろおどろの横溝文学オンパレード、
タタリじゃ〜!って聞こえてきそう!
鵺の鳴く夜は恐ろしい〜
決して1人では観ないで下さ〜い!
(これは違った、サスペリア)
あ〜、昨日たまたま諸星大二郎の古い作品数冊読んでてよかったー。
耐性付いてたから助かったわw
ホラーは苦手だけど、幻想文学、民俗学、それとミステリーは大好きなワタクシ。でもそれらって「怪奇」ってキーワードを介してホラーと凄く近い位置にあるのよね(涙)
鑑賞後に知ったが鬼太郎アニメ4期は京極夏彦がシナリオ参加。6期は社会風刺強めなど原点回帰を意識した作りだったんだね。
(そう言えば「狂骨の夢」ってのもありましたね。)
それにしてもアクションシーンの鬼太郎パパのカッコいいこと!強いこと!
(この親父さん、なんて呼べばいいんだろ。目玉親父なんだけど、そう言っちゃうのもなんか違うし。
若親父?目玉パパ?
結構悩んだけどとりあえずこのレビューでは「鬼太郎パパ」でいきます)
そしてエンドロール。すべてが「鬼太郎誕生秘話」に見事に繋がる。
あれ?そんなレビューを以前に書いたぞ?
そう、あれば007カジノ・ロワイヤル。
「前日譚」を創造することで、過去のすべての不整合や辻褄合わせにカタをつけ、有無を言わせぬ「説得力」を生み出す。
なんだか、発見されたオーパーツが歴史のミッシングリンクをピタッと埋めたような感動というか感無量というか言葉に出来ない想いが胸を打った。
しかも、007に比べて「鬼太郎」というのは時代の波に晒されて出版するごとに加筆や削除など修正を繰り返され続け設定も複数存在する。だから水木しげる全集の刊行は極めて困難!とされていた。
それを見事にまとめあげたのが講談社の「水木しげる漫画全集」であり最大の功労者、立役者が京極夏彦だ。
師匠と仰ぐレビュアーさんが書いておられましたが、今回の横溝ネタは「鬼太郎×京極」に気付かせぬ為のミスディレクションであろうと。
いやはや、自分も見事に引っかかってしまいましたw
京極夏彦と言えば作品に横溝正史を登場させてしまうほど横溝文学に傾倒しておられる御仁。
そっかぁ!だから横溝パスティーシュおてんこ盛りだったのですねー♪
(犬神家、八つ墓村、手毬唄、悪霊島、本陣、獄門島、悪魔笛、他にも色々な要素が入ってるけど、皆様はいくつ見つけられましたかw)
今回の映画に京極氏がどれくらい関わっているのかはわからないが、鬼太郎パパ&水木に京極堂(中禅寺)と榎さんが絡んだら非常に楽しそうだな、と空想を広げてしまったw
直前に「コーポ・ア・コーポ」を鑑賞したが「今の暮らしから這い上がる」「下層な奴だと蔑む(こちらは幽霊族ですが)」など共通するモチーフが心に残った。
また「見えてる世界がすべてじゃない」「目で見ようとするから見えない。片目くらいがちょうどいい」というフレーズも非常に印象深かった。
おそらく世界は「見えない世界が8割、見える世界が2割」くらいというのが真実なのではないだろうか。
また水木作品の「総員玉砕せよ!」も本作内にてそのまま使われていた点も強い反戦メッセージとして高く評価したい。
とりあえず往年の横溝映画再鑑賞&未鑑賞だった百鬼夜行シリーズの映像化作品をすべて観てから本作をもう一度観たいと思う。
数年ぶりに映画4本ハシゴ鑑賞したが、1番期待していなかった本作が本日のベスト1作品であった。
いやぁ映画って本っ当に面白いですね。
堅実に面白かった
ホラーもしくはサスペンスとしてはすごい古典的なロジックの詰め合わせで、ジャンルとしての新鮮さはそこまででもないものの、その詰め合わせ方でガタガタになりそうなものを手堅く綺麗に纏めあげてきた好編。
まず何は置いて親父さんが注目になると思うが、これが意外なほどすんなり心に入ってくる。事前情報だけだと「ゲゲ郎ぉ〜?もっと捻れや...わっかりやすい美形化商売じゃのぉ( ゚д゚)、ケッ」ぐらい斜に構えて入ったわけだけど、声も姿も馴染みのそれと違えど、言動や考え方が的確に捉えられていれば「あ、コイツ目玉親父じゃん!」ってちゃんと思える。それが何とも不思議に快感なのである。そうなると中盤から挟まれる霊力バトルも身が入って観れる。STARWARSで若い頃のヨーダが初めて宙返りした時と似た感触の感動があった。つうかそれ差し引いても関俊彦の男前と奇っ怪と老齢を反復横跳びする見事な声使いには参ったよ。
序盤は...というか根幹はかなり年長の観客を意識したつくりで、語り口も文学じみてJホラーな世界観に引き込まれる。完全に旧世代ファンの年頃向け...というよりは、最年少格のゲゲゲ6期世代もいい塩梅に成長したので、全員こういう温度で見せられる頃合いということかも(元々6期は別の角度で攻めたホラーだったけどね)。ていうか特に舞台である村に入った瞬間の風景、音なども含めて見せ方がいちいち上手い...「映画ってこうよな」という心地良さのつるべ打ち。やっぱ遠景の鳥居って言い知れぬキモさあるよね...(語弊)。
水木先生の御生誕100周年ということで、先生のもうひとつの大仕事であった「戦中の負の顔」が主人公の記憶としてインサートされる。ストーリーの謎に直接絡むと言うよりは、観客にしてみれば馴染み深くない(であろう)主人公の厚み部分ならびに、感情を鈍らすのにも激高させるのにも作用している要素なので、無理くり入れた感はなくちゃんと通しで意味がある趣向だ。
シックな往年の実写映画的な見せ方に慣れた所から、怪異的な要素が飛び出た辺りで急激にいつもの妖怪ヒーロー物の雰囲気がオーバーラップしてきて「あ、そうだこの映画ゲゲゲだった!!」ってなる。東映アニメーションでも調子のいい時の作画でギュンギュンのカランコロンに猛スピードアクションが入り、まどろんだ脳が一気に目覚めるのでありがたい。単純にかっこいいし。狂骨のデザインはあんまり好みじゃないけど。
謎解きものなのであまり核心は語らないことにして、うるさくない程度に品よくファンサもあり、納得いく真相、見事な決戦、そして家族(幽霊族)愛。意外とちょくちょく本気出すグロ要素を除けば老若問わず観れる堅実な仕上がりと言えるのではないか。僕はゲゲゲでいうと4期の大ファンなんだけどすんなり楽しめたし、どの世代だから受け付けない...という内容ではないんじゃないかなと個人的には。強いて言うならそれこそ題通り鬼太郎誕生にかかってくる話なので、深夜アニメにもなった「墓場鬼太郎」が気に入ってる人は特にオススメかと。
映画.comにレビューしてくれてる皆様に感謝(エンドロール中や後も見どころ☝️)
ゲゲゲの鬼太郎なんて子供の時に見たことあるくらいだったし、正直何で今更?と思い鑑賞予定ではありませんでした
他にも観たいのはあったし(候補にすら入れてなかった)
でもこちらでのレビューの声が高くてネタバレ無しで軽く拝見したら『予想外』『想像してたのとは違うけど良い』みたいな声を目にし興味湧いてきた😁
(でも先週は同様のパターンで法廷遊戯を観たけど個人的には満足というほどではなかったしなぁ🤔)
で、いざ鑑賞。
で、で、本当に皆さんに感謝感謝です👏
見て良かった〜
余韻もぱないし泣けたしイケボ(関俊彦さん推し)にうっとり
ストーリー展開的には正直、真新しいものは感じなかったけど個人的に好みな話しなので良かった(TRICK?金田一?的な)
雰囲気も怖さがあり、残酷描写や倫理的なところで子どもには良くないのか…PG12も納得
直系の龍賀家のみんなの最後といったら…残酷な死に方しかない…(好物ですけどね😅)
ゲゲ郎(かつての目玉おやじ)の水木に対して『相棒』や『友』呼びに鳥肌でした
こんなラストになってしまっただけにもっともっと二人のコンビを見たくなりました
個人的にはゲゲ郎と鬼道衆?のバトルシーンは描写があんまりだったし尺も短くて良かったかなぁ……あとラストバトルも、もうちょい短めでも
その分、ゲゲ郎やゲゲ郎妻を掘り下げ欲しかったしゲゲ郎妻があそこに行き着くまでの回想とかも見たかった
声優さんたちも豪華で安心で聞き入れられる(変に俳優やアイドルを採用しなくて良かった)
子ども時から想い入れある皆口裕子さんの声で……あんなキャラとは……
めっちゃ良かったからパンフ買うつもりが売れ切れだし
しかも入場者特典もなかった……
何か泣ける入場者特典だという噂を…気になる
作り手の皆さん、そして映画.comでレビュー書き込みしてくれた皆さん
こんなに楽しめた作品に出会えてさせて貰い、ありがとうございます
評判につられて
観にいったらびっくりするほど面白かった。
過去の時代を描きながらもしっかりと現代への警鐘、そして未来への展望が盛り込まれており、素晴らしい作品だった。
猫むすめが美少女になっていてたまげましたが(知ってる猫娘と違う笑)まあそれも時代でしょう笑
そんな、鬼太郎の知識ほぼなしな自分でも大いに楽しめました。
見やすくて面白かったです。 昔の絵のタッチや画素で記憶してたので、...
見やすくて面白かったです。
昔の絵のタッチや画素で記憶してたので、これがいいことなのか悪いことなのかわかりませんがキレイな鬼太郎を見た、という印象です。
妖怪みたいな人間と人間みたいな妖怪
戦争から帰り利己的になった水木が
愛する妻を探す幽霊族のゲゲ郎に出会い、
水木がだんだん人間味を取り戻して
いくのがよかった。
戦争や人間の嫌な部分等風刺をしつつ、
心に響くゲゲ郎のセリフがよかった。
鬼太郎は母親に守られ産まれてきて
よかった。
良い所と気になる所(ネタバレ注意)
(良い所)
・キャラが好き。目玉親父と水木がかっこいい。沙代ちゃんも好き。
・戦闘かっこいい。
・世界観や設定がいい。
・EDが原作に近い感じで良かった。
(気になる所)
・テンポが早い。あのスケールを映画に詰め込むのは無理がある。他のキャラの掘り下げが見たかったけど尺が足りなそう。映画より1クールくらいのアニメで見たかった。
・最後の喪失感半端ない。え?終わったの?
・戦闘は神作画だけど他は作画が荒い所が目立つ。最近のアニメと比べたら並以下の作画だと思う。血はポスターほど綺麗ではない。
・救いが無さすぎる!7期で全員転生して幸せになれ。ただし時貞、テメーは永遠に地獄だ。
戦争は戦地から怨念が現実に侵食
目玉おやじ鬼太郎に水木しげるが託した思いが伝わる。
慟哭村の秘薬は幽霊族の血から作られる。
戦争は必ず人々の血を奪う。
ヒエラルキーが構築される。
血とは命、健康、人権、人生の象徴。
戦争は血を搾取する者、支配者が必ずいる。
戦地だけではなく戦争が終わっても、血を奪われた者の怨念が現実社会に漂い続け人々に侵食していく。
今も相変わらず人の心が貧しくなってる目玉おやじはつぶやく。
こどもの頃テレビで鬼太郎のピンチの時に繰り返された目玉おやじのセリフ
「鬼太郎逃げるんじゃ」
この映画を観て意味の深さがわかった。
命を捧げることが正しいとされた戦争。
支配者のために命を捧げることはやめよう。
関係ない
これって、おもしろのん?
アニメで犬神家ごっこしてるだけ。
とってもつまらない。
ラスト近くまで、いろいろな新事実が判明、いろいろな事件が起こるんだけど、
物語が進まないのよ!
わたし、主人公がなにをしたいのか、物語としてどうしたいのかサッパリわからなかった。
犬神ごっこに、童夢テイストと使い古された怨霊のイメージを混ぜ合わせて、
最後は「ハイ、泣いてください」展開。バカバカしい。
アニメ慣れしてないからしょうがないんだけど、キャラクターデザインが好みじゃない。
鬼太郎の父の声も、ちょっと違うんじゃないかと思う。
評判がよく、期待していただけにほんとガッカリ。
なかなか死なないバディ物
水木が最終決戦で血を吐いて倒れたときもうこいつ死んだな…と思いながら見てたらなかなかしぶとく生きてました
水木が血まみれで倒れ、ゲゲが泉の中で妻を探し、それを楽しそうに鑑賞する老害のシーンで、「今からでも入れる保険があるんですか!?」のcmを何故か思い出し心がソワソワしました。ありましたね、ここから入れる保険。
不可もなく普通に楽しめる作品で、ただ途中に女子供相手に加虐するような言動があるので、苦手な人は見ないが吉です。
最後はハッピーエンドみたいな感じなので、終わりはモヤッとせずスッキリできました。
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