劇場公開日 2023年11月17日

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価

全633件中、561~580件目を表示

5.0「忘れる」と戦後は終わり戦前が始まってさしまう

2023年11月20日
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オタクの女性には絶対突き刺さるものが多い。
私はキャラクターデザインに惹かれて見に行った。
最新のテレビアニメの鬼太郎の知識などはゼロ。

個人的にいわゆるアニメ声のアニメ演技が苦手なのだが、今回は声優さんがどの人もみんな素晴らしく、特に主人公水木の木内さんの演技と声が素晴らしかった。何で上手いのだろう。全然存じ上げなかったのだが大ファンになってしまった。
あとは音楽が素晴らしい。

バディ要素、横溝+京極+椎名林檎的耽美と昭和因習世界観など、腐女子に突き刺さる要素が満載だ。

水木しげるの従軍体験、昭和の悪習(喫煙や血液銀行など)も容赦なくもりこまれている。比べるのもアレだが、例えば山﨑貴の甘く浄化された昭和感よりは数万倍も真摯さを感じる。

ただ、一見ミステリだが謎解き要素はないし、説明不足の部分やヒロインのキャラクターの掘り下げ不足な部分もあり、「一般映画」として視聴するとそこまで出来が良いとは言えまい。「大人向け」と謳われていて確かにそういう要素はあれど、宮崎駿やスラムダンクのように普段アニメを見ない大人の鑑賞に耐えられるかと言われれば決してそんな事はない。
この映画を一般観客(普段アニメをみない)が鑑賞する際は、あくまで「日本のアニメ」の水準を念頭に多少の忖度を必要としながらならば、かなり観やすい映画だというものだと思う。

⭐︎⭐︎⭐︎

だが、同時期に、戦前、戦中、戦後を描いた映画がこれほど立て続けに公開されたのすごい。
「ゴジラ−1.0」「ほかげ」「窓ぎわのトットちゃん」(あの花〜は未鑑賞)そして本作。
本作とゴジラ、ほかげには敗残兵が登場し、いずれも悪夢にうなされる様子が描かれる。
そして、ほかげと本作ではそんな敗残兵によろ権威への抵抗が描かれる。
ただ、日本の加害性について触れているのは本作のみだ。

この映画の大きなメッセージのひとつに「忘れないで」という事があると思う。
戦争の体験記憶を持つ人がどんどんいなくなっている。
そうやって忘れる事で、戦後は終わり、奇しくも徹子の部屋でタモリの言っていた新しい戦前が始まってしまうのだ。
ゴジラ−1.0とほかげには「戦争を終わらせる」というセリフが共通して登場する。
戦争が終わり、戦後になる。そして、戦後はいつまでもあり続けなければならない。忘れないで。
そのために、語り継いでゆく鬼太郎がいるのだ。

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md

4.5好きな人同士が情熱で作り上げた荒っぽい熱量

2023年11月20日
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黒糖

3.5やりすぎることなく、淡々と。傑作ではないけどよくできている。面白かった。

2023年11月20日
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やりすぎることなく、淡々と。傑作ではないけどよくできている。面白かった。

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ghostdog_tbs

2.5ダラダラして退屈だった

2023年11月20日
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寝られる

昭和31年、帝国血液銀行に勤める水木は、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族が支配していた哭倉村に、一族の当主の弔問に訪れた。そこで、行方不明の妻を探しに来ていた鬼太郎の父と出会った。当主の後継は長男と遺言で決まったが、その長男が何者かに殺される事件が発生した。その後も恐ろしい怪奇が続き・・・てな話。

なんか序盤から事件は起こるが、ダラダラと進み、怖くもなく,興味がそそられず、退屈だった。最後、鬼太郎誕生となったのだろうが、個人的には刺さらず、合わなかった。

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りあの

4.0初鬼太郎!

2023年11月19日
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泣ける

怖い

興奮

ゲゲゲの鬼太郎、まともに見るのはこれが初めて。でも、鬼太郎が背負っている宿命的なものはなんとなく分かった。単純にミステリー好きな人にも受け入れられるのではないか。連続殺人の顛末はオカルトぽかったけれど。沙代ちゃんは成仏できたのかな?時弥くんはなんとかできたみたいだけど。鬼太郎は水木が育てたのだろうか?何も知らず、パンフも手に入らなかった私は悶々とするのであった…

↑を書いた数分後、来場者特典のビジュアルカードを開封した。ほっこりした。少し泣けた。

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印刷局員

3.5怖いゲゲゲ

2023年11月19日
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怖い

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ダークブライト

5.0大人も子どもも見る価値ありまくり。

2023年11月19日
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みそのぐ

5.0「君のことを忘れないよ!」

2023年11月19日
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熱烈なファン、ではないかもしれない…… けれど。

1968年の“白黒アニメ”「ゲゲゲの鬼太郎」をリアルタイムで観た世代。
漫画「墓場の鬼太郎」も(いつの間にか)全部読んでいる。

子供だったけど、陰影の強い鬼太郎の世界と、自分のいた世界がなぜか重なってすごく魅かれた。(今も)魅かれている。

『「ゲゲゲの鬼太郎」のファンです』などとわざわざ言わないけど、鬼太郎のいる世界は、(まさに“幽霊族”のように)空気のように、いつも♪どこかで、下駄の音♪がしてといたと思う。している。

まず!
久しぶりに、鬼太郎のストーリーを観ることができたのが、なにより幸せな時間だった。

鬼太郎の父さんと母さんの物語。鬼太郎誕生の前日譚(タイトルの登場のタイミングがいい)。

物語は、確かに、犬神家だったりマトリックスだったり…、かもしれないけど……。水木ワールドを膨らませたストーリーは、「理不尽な戦時中の物語」、「依代(よりしろ)の物語」、「無念に亡くなった者たちの物語」等が絡み合っていた。
盛りだくさんだけど、そこが更に良かった点だと思う(幽霊よりも妖怪よりも一番怖いのは、欲で膨らんだ人間というのもね)。

『血桜』が美しかった。
最後の30分は、せつなくて、ずっと涙がこぼれていた。

エンドロールが最高。
ゲゲゲの鬼太郎の、言ってみれば最初の物語なのに、音楽は、静かにながれて余韻があって…。音楽も幽霊族にピッタリ。
聴くだけで、じわっと涙が出てきた(音楽は川井憲次さんなんですね。納得)。「なに、これ。なになに、この音楽」って。
そしてそして、一緒に映し出される水木しげる先生調の絵を観たら…(TVアニメも漫画もこの映画も)すべてが結びついて…
静かな衝撃だった。
また泣いた。………。

鬼太郎のお母さん。
今まで(決して美しくはない)幽霊のイメージしかなかった。でも、
この映画で、(生前?は)明るくて、綺麗な人だったとわかって、それが、なにより一番よかったこと。
お母さんが、血桜の根本で夫の耳もとで囁いたとき、聞こえなかったけどなにをささやいたか…すぐわかった。
それだけでも涙…でした。

映画を創った、関わった人達の「鬼太郎ワールド愛」がすごい映画だと思う。

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night runner

2.5取って付けた感

2023年11月19日
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ミステリーとして話を進めるなら、また子供向けの作品でないなら尚更、もう少しお話の展開も構成も人物描写も丁寧に積み上げて欲しかったというのが率直な印象。

あの家族や村長(?)も、みんないろいろワケありで様子がおかしい割にちゃんと説明されなくて、欲しがってる「M」とやらも、(雑に説明されるけど)その製法も効能も、もう一つピンと来ない。あの島の意味や大穴、お屋敷と地下で繋がってるって話も。

最初、時貞翁が死んで、血液銀行に電話が入った場面。「血液銀行ってどんな銀行なのか・主人公はどんな仕事をしているのか」冒頭としては状況説明という意味でちゃんと描くべきシーンのはず。しかしデスクに大勢の社員が着いているものの、机上には作業中らしき書類も筆記用具も見られない。
「ははぁん。ちゃんとディテールを描く気がない系ね。」
序盤でそう思ってしまうと、全てを目を細めながら見る感じになっちゃう。

で、全体がボヤっとして掴みかねているおかげで、観客としては分かりやすくて善良そうな登場人物(沙代と時哉)に感情移入。作り手はその二人に「可哀想な役回り」を押し付けて、最後に主人公たちが「救い」を与える。主人公の手柄の為に登場人物が奉仕するという、すごく「雑」な話に見えてしまった。

基本的に主人公たちが直接戦う敵妖怪は「狂骨」になるんだけど、この妖怪って有名なの?ただただ相手に危害を加えるだけのモンスターってこと?妖怪ってそういうものじゃないって思ってたんだけど。
登場シーンから何の説明もなく、その上「これは只の狂骨ではないぞ」って。「只の狂骨」を知らんのよ。

「ゲゲゲの鬼太郎」は、第二期の再放送を見ていた世代の私。
まだまだ当時子供の私には怖いシーンばかりが印象に残る「苦手なアニメ」の部類だった。
その後、第三期以降の放送はかなりカジュアルでポップになったとは聞いていたけど、(年齢的にも)食指が動かなかった。結局私にとっての「ゲゲゲの鬼太郎」は、物語ではなくキャラクターの集合体として認識されている。

そういうこともあって、ラストに出てくるスタイリッシュでヒロイックな鬼太郎にも私は馴染みがなく、どうにも最後まで私は「外様」な感じでエンディングを迎えることになった。

最後に男の子を成仏させる的な、あの「感動風」やり取りは、個人的にすごく取って付けた感があって、悪い意味でこの映画全体を象徴するシーンに見えた。

高く評価されている方も多い様なので、私が乗り切れなかったんだと思うけどね。

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キレンジャー

5.0原作の「鬼太郎の誕生」は読んでおくに越したことはない。 横溝や因習...

2023年11月19日
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泣ける

笑える

興奮

原作の「鬼太郎の誕生」は読んでおくに越したことはない。
横溝や因習伝奇ホラーを混ぜ込んでいるが、しっかり鬼太郎してくれる。
南方戦線帰りの水木のグレ方が良い。
ラストへの流れからエンドクレジット、その後の映像で号泣。

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高城剣

4.5大人向けの鬼太郎

2023年11月19日
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びっくりした。大人向けで。
軽い気持ちで小学高学年の子供と一緒に観に行ってしまった。
周りも結構小さい子供連れの親子が散見されたが、幼稚園児には到底理解できない内容だし、全体的にダークな場面が多く、なにせ描写もまあまあグロい。血しぶき飛びまくり。
ウチの子も何度か目を伏せてしまっていた。
ついでに一族の人間関係もグロい。そこは子供はわからんだろうが。
うーん、PG12ってどうなんだろう。
個人的にはR12。

結果的には親子で感動して映画館でワンワン泣きました。
大人も、大人こそ楽しめる鬼太郎。
切なくて悲しいお話です。

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肉玉ぶっかけうどん

5.0鬼滅の刃+呪術廻戦かよ

2023年11月19日
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泣ける

興奮

幸せ

ゲゲゲの鬼太郎は小さい頃読んだりアニメも観ていました。昭和のアニメという印象です。

観てみたらびっくり!
大人のストーリーですね。もちろん子供も楽しめます。

鬼〇〇無惨も出てくるのかー、
声だけで鳥肌が立つのはシャア・アズナブル並ですね。
戦闘シーンは呪術廻戦のように店舗が良い。
なるほど、昭和のアニメをここまで令和にできるというところにちょっと感動。
そんなに詳しくない私の知っているあのシーンに繋がるのはこういうストーリーだったのか、、、40年越しにここまで感動できるとは。感謝。

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だるまん

4.0【”令和版「八墓村」鬼太郎バージョン。”欲に駆られた人間の醜さに塗れた一族が第二次世界大戦前から行っていた恐ろしき事が徐々に暴かれて・・。後半の展開は恐ろしくも、とても切なくて心に沁みる作品である。】

2023年11月19日
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悲しい

興奮

幸せ

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NOBU

4.0子供には見せられないかも

2023年11月19日
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泣ける

怖い

思った以上に市川監督の横溝映画
思った以上に猟奇炸裂
墓場鬼太郎なれしていないと火傷する
Webで今回の作品があるらしいから
見て欲しい

京極先生紛れている気がしてならない
京極先生好きならオススメ

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佐々木

4.5鬼太郎誕生

2023年11月19日
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怖い

知的

難しい

水木しげるの初期の作品を映画化
昔作品にしていたら受付無いでしょうが、今だか平気でしょう。

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こえん

4.5鬼太郎誕生

2023年11月19日
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泣ける

悲しい

怖い

ゲゲ郎の過去を見ることができとても良かったです。昔の話だからなのかストーリーは難しく、かつホラー要素が強いので、小さい子どもには少し衝撃が強いかも知れません。内容もよく、守りたい姿に心を打たれます。BGMは時折よく聴くもののアレンジが流れて懐かしい気持ちになりますし、人間のドス黒い部分も垣間見えて綺麗な話で進めない所もゲゲゲの鬼太郎らしく、また見てみたいと思える作品でした!

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ナギサ

3.0愛すべき妖怪、忌まわしき人間

2023年11月19日
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水木先生はなぜ妖怪を画いたのか?

この世で一番醜く欲深い人間を懲らしめる存在として描きたかったのかなと思う。

本作を観てもやはり、人間のエゴが見事に画ききれていた。

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ちゆう

4.0鬼太郎の洒脱な実父と最愛の実母の登場

2023年11月19日
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萌える

鬼太郎には目玉おやじが居たので、
実父など考えたこともなかったが、
着流し姿に下駄が何ともかっこいい。
しかも父は強い!

実母も居たのだ!
父曰く、美しい!
人間にはとても優しいのだそうだ。

そうだとは、よくわからないのでそれは見てのお楽しみ…

鬼太郎誕生は、
水木先生の奥さんへの愛情と戦争への怨念が鬼太郎を誕生させたのだろう。

本来、強者が弱者を助けるのがあり前なのに、
政府や軍隊、政治家が庶民を甚振り苦しめる。
その最大の被害者が絶滅危惧種となった幽霊族のようだ。

それなのに鬼太郎の実母は人間族にも優しく、そんな優しさに父は惚れた。
故に生命を捨てて最愛の妻の存否の探索の旅に出たのだ。
何とも美しい話だ。

そして、愛妻が優しくした人間族に、
そう尊厳ある人間性を解放するために、
見えないものを見る開かれた心を取り戻すために水木も鬼太郎の父も母も一つになって、
鬼太郎が誕生した!

と言うのは私見です。

お粗末でした。

( ^ω^ )

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

漫画家・水木しげるの生誕100周年記念作品で、2018〜20年に放送されたテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期をベースに、
シリーズの原点である目玉おやじの過去と鬼太郎誕生にまつわる物語を描いた長編アニメーション。

昭和31年。
鬼太郎の父であるかつての目玉おやじは、行方不明の妻を捜して哭倉村へやって来る。
その村は、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族が支配していた。

血液銀行に勤める水木は、一族の当主の死の弔いを建前に密命を背負って村を訪れ、鬼太郎の父と出会う。

当主の後継をめぐって醜い争いが繰り広げられる中、
村の神社で一族の者が惨殺される事件が発生。
それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりだった。

声優陣には沢城みゆき、野沢雅子、古川登志夫らテレビアニメ第6期のキャストのほか、
鬼太郎の父を関俊彦、水木を木内秀信が演じる。
「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」の古賀豪が監督、
テレビアニメ「マクロスF」の吉野弘幸が脚本、
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の副監督・谷田部透湖がキャラクターデザインを担当。

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カール@山口三

3.5ストーリーはそこそこ面白いが、色々と辻褄が合わない微妙な作品

2023年11月19日
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楽しい

興奮

前段の展開は、まるで犬神家の一族の様な雰囲気を持ち、横溝正史ライクなところは嫌いではありません。
ストーリーも展開が目紛しく変わり、観客を飽きさせない工夫がなされていると云って良いでしょう。
しかし、鬼太郎誕生の逸話は、原作の墓場鬼太郎の一部は踏襲されているものの、一致はしておらず、その部分を壊して良いのだろうか。という疑問は残ります。
また、フィクションとはいえ、起きている怪奇現象の数々に合点がいかない点が多く、その点がこの映画に入り込めない事でした。
総合的には、結構面白く仕上がった作品だと思います。

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Taku

3.5鑑賞動機:水木先生10割

2023年11月19日
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完全に大人向けだったので観て良かった。PG12だったと後から気づいたけど、グロテスク描写(も描写以外)も多々ありなので(いいぞもっとやれ)。
水木先生の飄々とした軽みが足りないのはやや不満。
ここまでアクションに力を入れているとは思わなかったので、嬉しい驚き。

エンドロールで原作につながっていて震えた。

来場者特典を今開けたんだけど…これはズルい…。

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なお