鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価
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ホラーなのに涙が出るほど感動
ゲゲゲの鬼太郎…なんて子供向けかな?と思い付き添いで見に行ったらPG12となってるしコレは完全に大人向けです。
水木は水木しげる本人を描いているのか?
自身の戦争体験、時代背景も昭和31年?電車内でもタバコを吸っていたり今ではあり得ない時代背景の描写が良いです。
目玉親父…鬼太郎の父ことゲゲ郎がとにかくカッコ良いです。冷静で不気味な佇まいなのに戦闘シーンがカッコいい。
お風呂のシーンなんて目玉の親父になる前からお風呂好きだったのね。
関さんの話し方が渋くセクシーで魅力的なキャラにハマってしまいました。
水木とゲゲ郎2人が村の秘密を暴こうとアニメなのにサスペンス映画です。
人間の醜い欲望を妖怪の力を利用していている。
妖怪よりも人間のほうが狂っている事が恐怖です。
ゲゲ郎の気持ちになればなるほど感動して涙がでてしまいました。
この映画はただのアニメでは無く色々考えさせられる映画で是非見てほしいです。
劇場鑑賞をオススメします
墓場鬼太郎の謎解き
昔、フジテレビでやってた墓場鬼太郎が大好きだったので年甲斐もなく観てきました。
ストーリーは往年の古谷一行の金田一耕助シリーズを彷彿とさせるものでなかなか好み…だけどトレースするばかりで意外性がない、これは残念。
謎解きもよくある仕掛けで、あんまり捻りがない。すごく素直。でももしかしたら実写でやったら分かりやすくて結構良いのかも?と思ってみたり。
色んな水木作品と昭和の名作、最近流行りの超能力バトルもののパッチワークで一本映画を作るのは凄いなと思いました。
個人的には墓場鬼太郎で凄く人柄の良かった鬼太郎の両親が再び動く姿で見られて、これはこれで満足です。
鬼太郎が生まれる前の壮絶な出来事を描いたアニメ。 本年度ベスト!!
軽い気持ちで鑑賞したけど思ってもいない壮絶で悲しい作品だった。
ここ最近に無い位にスクリーンに引き込まれた!
血液銀行に勤める水木。
鬼太郎の父親(まだオヤジではない)
この2人を中心に展開するストーリー。
水木は薬剤「M」の謎を解く為。
鬼太郎の父は生き別れの妻を探す為。
陸の孤島の様な哭倉村を訪れ、2人が目標を成し遂げようとする感じ。
村を牛耳る龍賀一族の後継者等が次々と謎の死を遂げる犯人探し的なストーリーの犯人に驚く。
かと思えば鬼太郎の父が妻と再会するシーンが壮絶。
水木と鬼太郎の父のストーリーが同時進行して行く感じ。
鬼太郎が何故、片目を髪の毛で隠しているのか?
チャンチャンコの素材。
今まで知らなかった事が明かされるナルホド感も良かった。
終始重たい雰囲気。
鬼太郎の映画と言うより全く別な作品を観ていた印象。
ラストに出る本作のタイトルのタイミングも素晴らしい演出。
場内は若い女性客が予想外に多目。
何でだろうと考えるも答えは出ませんでした( ´∀`)
鬼太郎誕生!大人向けかなと、、、。
野沢雅子さんが鬼太郎>目玉おやじですもんね。
これは、最終版なのかな。
全体的に飽きることなく、最後まで観れました。
少し残念なのは、鬼太郎が生まれるところ、目玉おやじの登場もあったけど、ちょっと端折ってしまったので、そこも丁寧にしてくれてもよかったかな。
小さなお子さん多かったけど、ちょっと刺激的だったかも。。。
PG12は伊達じゃない。
ゲゲゲの世界からしばらく戻れない
いいと思う
第6期の鬼太郎はアニメでも一回も観たことなかったのだけど、今回観れて良かった。良いところでいうと、丁寧にまじめに作ってるなーという、感じ。残念なところは、初期の鬼太郎にあった、いい加減さというか、のんびりさというか、独特のユーモアみたいなものが無いなー、と思った。
<良かったところ>
・かなり強引ではあったが、原作のエピソードにつながる話になっていた。
・作画がとてもきれい
・原作や水木しげるへのリスペクトが感じられた
・最初の方の犬神家っぽい感じが良かった。面白くなりそーな雰囲気ばしばし
<若干、あれ?と思ったところ>
・これ子供向けかな? 子どもにとって前半はそうとうきついと思う。
・逆に終盤の展開は雑すぎ。前半は何だったんや…、って感じでちぐはぐ。
・水木しげる自身の戦争体験を描いた漫画も融合してる点は良かったんだけど、水木しげるだったらこういう話は作らなかっただろうな、ということも思った。戦争ものにありがちなんだけど、今の倫理観や常識で戦争中の価値観を批判している、という安易さが感じられた。
・鬼太郎のお父さんをヒーローにするなら、もっとヒーローっぽい活躍をさせてほしかった。終盤は狂骨が強すぎて活躍する余地がなくなってる。
・ちゃんちゃんこができる経緯が雑すぎる。なんで自動的にちゃんちゃんこの形になる? 普通に幽霊族に代々伝わっているもので、霊毛で編んだものってことで良かったと思う。
エグすぎる
評判良さそうだったので、見てきたらとんでもないものをお出しされました。人間の恐ろしさがすごく良くかけてました。ですがこの作品の真の恐ろしさは穢れにあると思うのです。あまりにおぞましい行為は容易く人を妖怪以上に見にくく変貌させる。今回の加害者は間違いなく哀れで痛ましい体験をしていました。もし殺していなければ誰もに同情されるかわいなキャラクターでした。思うにかのキャラクターは一族の禊をさせられていたと考えてます。彼女に罪はなかったけれど積み上げられた業はもはや悪人が裁かれるだけでは収まらない。役目を放棄した結果呪いが溢れて村は壊滅しました。それでも収まらないからゲゲゲ郎が人柱になってそれでも収まらない怨念はさらなる禊を求めました。あの村でもっと罪のない多分もっとも無垢なものが責め苦を最後まで受けることで70年かかってようやく終わったのです。あまりに深い罪深い業は悪人への因果応報だけでは終わらない、誰かが禊がなくてはならない。そんなお話
新旧すべての鬼太郎ファンに必須でオススメ
良いところ
あらゆる鬼太郎ファンと水木ファンが楽しめる
気になるところ
ものすごく昭和と田舎と因習の胸糞部分を煮詰めたストーリーがものすごく人を選ぶ。
PG12だけど子供に見せていいんか?
水木しげる生誕100周年記念作品ということで水木しげる先生の生い立ちまで含めていろんな要素を詰め込んであって6期で初めて鬼太郎を見た人も境港の水木しげる記念館に行くような人間も楽しめる作品だった。
ミステリとしてもよくできていて終盤のトンネルのシーンからの展開は一気にそこまでの伏線が絞り込まれる感覚がすばらしい。
鬼太郎の父母が二人とも結局一度も名前が出てこないあたりあくまで鬼太郎の話ではあるんだけど、鬼太郎があれだけクズで外道な人間の中で生きてきても、人に寄り添ってくれる理由や戦争の悲惨さというか醜さ、そしてなによりも家族の思いの深さの対比など水木しげる先生の人柄が偲ばれる。ほんとに水木しげる先生の作品は子供の頃に全ての日本人が触れておくべきだと思う。
髪の毛、指でっぽう、体内電気、ちゃんちゃんこ、リモコン下駄に加えて純粋にパワーとスピードという鬼太郎を遥かに上回る戦闘力。あれは目玉だけになっても敬意を持たざるを得ない。
EDからポストクレジットは鬼太郎第一話やら墓場鬼太郎まで見てるような古参へのサービスかな。そういえば親父殿と母親の初登場シーンの絵はあんな感じだった。本編中はふたりともキャラデザが今風で一気に引き戻された感があった。
嫌な感じで終わらないバランス感覚がすばらしい
ファンはクスリとする
水木しげる作品はだいたい読んでいますが、原作の「輸血した患者が幽霊になる問題について調査するよう会社命令を受けた血液銀行勤務の水木はミイラ男とお岩さんのような幽霊夫婦が貧乏ゆえ血を売って生計を立てている事実を知る、その後夫婦は餓死して哀れに思った水木が土葬をすると土の中から鬼太郎が生まれる、子のためにミイラ男の遺体から目玉が落ちて目玉おやじになる」
今の時代餓死や血液銀行なんて分からない人が多い点について映画では上手い具合に改作されています。
映画を見る前は正直、鬼太郎の父親をイケメンにしすぎだろ。猫娘と同じく若いファンに媚びるのかと敬遠していましたが、レビューを見てみると大人向けとのことで試しに見てみると原作の夫婦(死ぬ寸前)が見るに堪えないブサイクだった理由付も出来ていますし、素直に楽しめました。
妖怪について教えてくれた水木のおばあちゃんの話題(のんのんばあ)、水木の兵隊時代の回想で水木の横でいつも酷い目にあうメガネのトロい男(総員玉砕せよの水木しげる本人)などカメオ?出演のように別作品を知っていたらクスリとするような要素も盛り込まれていて、この映画を面白いと思ったらぜひ別作品も見てほしいです。
ただ、今テレビで鬼太郎を見ている小学生位の子が見てもほぼ意味不明だと思うし、近親○姦や血液牧場のような描写もあるので、PG12でほんとにいいの?って引っ掛かりはしました。
ラスト号泣でした
アカン。子供とか赤ちゃんとか本当アカン。
こんなの泣かずにいられなかった。
鬼太郎父さんの過去がほとんどなかった中で、水木の過去(おおよそ戦争体験)があちこちに散りばめられているのは、水木先生の戦争体験本をいくつも読んでいる身としては納得感強目でした。水木しげるってこうだよな…って。
今度は鬼太郎父の物語があるといいな。
人間の残忍さはおぞましさ、裏切りや恨みで随分こんがらがってしまったなかで、鬼太郎父さんのしなやかさがなんともいえず「品」の良さをまとい素敵な父さんなのねと鬼太郎羨ましかった。笑
妖怪や恨(ハン)について無知な自分では理解できない部分があったのですが、公開数日でパンフレット完売してて意味不明点がポツポツあるのが悔しい。
パンフレット再販しないかなぁ。涙
鬼太郎父さんの戦うシーンがカッコよかったので
久々に映画リピートしたいと思います。
満席続いているのでしばらく待ちかな。汗
怪奇ミステリー
ゲゲゲの横溝正史?
水木しげる生誕100周年記念作品。
通常スクリーンで鑑賞。
原作マンガは未読。
テレビシリーズ第6期はつまみ食い程度に視聴済み。
古い因習に縛られた、閉鎖的なムラ社会。名家に秘められた謎。人の情念。奇怪な連続殺人。これほどまでに横溝正史テイスト全開とは思っておらず、最高の鑑賞時間を過ごした。
ゲゲ郎と水木のバディ物の側面も面白かった。次第に絆を深め、クライマックスには共通の目的のために一緒に駆ける。
「俺の相棒はしぶといぞ!」と云う意味合いゲゲ郎のセリフには水木への強い信頼が感じられて、思わず胸が熱くなった。
妖怪とのバトルには迫力があり、ゲゲ郎がとにかくカッコいい。ラスボスのエゲつないビジュアルも素晴らしかった。
鬼太郎誕生に秘められた物語に唸り、鬼太郎お馴染みのアイテムのオリジンに驚かされる、見事なエピソード0だ。
[遺構の鑑賞記録]
2025/07/12:土曜プレミアム(地上波初放送)
※修正(2025/07/12)
世代を越える感覚って本当に大事だと思う
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