鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価
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鬼太郎父と水木のバディ感最高でした!
鬼太郎誕生は、漫画で読んだことがあり、ものすごけ暗くてカエルの目玉のスープが気持ち悪くてものすごく怖い印象だったのですが、今回の鬼太郎の父はそれ以前の話で、めちゃカッコよかった✨
横溝正史ミステリー的な血族の怖いミステリー感も最高だった!田舎って、ムラ社会って怖い。
鬼太郎父がホント妻大好きで、のらりくらりしてるのにめちゃくちゃ強くてカッコよくて水木とのバディ感も痺れました。タバコがとっても印象的な小道具で出てくるのもすごい昭和感あるし、最初は鬼太郎パパにタバコあげない水木がタバコあげるシーンはグッとしたし、ラスト鬼太郎パパが「俺の相棒」って水木のことを言うのは本当に胸熱でした。
製作陣がガチ大人向け鬼太郎映画を作ってきた!
大人気の鬼太郎シリーズも今や第6シーズン!私が子供の頃に見た鬼太郎と大きく様変わりし、もはや猫娘は当時の面影もない😓
どうせ、子供向けの生温い妖怪アニメやろ〜と斜に構えていたら、
ガチの大人向けの鬼太郎アニメを作ってきた‼️
え?これ、子供向けに見せていいやつ??
横溝正史の犬神家を彷彿させる呪われた一族。
閉鎖された村で起こる陰惨な事件。恐ろしい秘密。
主人公の水木と鬼太郎の父の、種を超えた友情や優しさ、健やかさが作中唯一の救いだ。
しかし、目玉のおやじのイケメンぶり。
これが原作の鬼太郎誕生秘話(原作ではミイラ男)とどう繋がっていくのかーと思いきや、
エンドロールで見事に繋げて見せた。
いつもガラガラな映画館の席が結構埋まっており、評判の高さが伺える。
バトルシーンは迫力があるので、迷っている方はぜひ映画館でご覧ください😊
* * *
水木のモデルは、原作者#水木しげる だろう。彼は若い時に戦場におくられ、片腕を失った。
戦争は人から理性を奪い、残酷さを剥き出しにする。“水木”が見た戦場、当時の焼け野原の日本を視聴者に見せることが、この映画の主題のひとつではないかと思う。
はじめての鬼太郎作品でした
予備知識はほぼ皆無の状態で見ました。
アニメ好き、京極夏彦作品好き。推理、ホラーは好きだけど詳しいわけじゃない…くらいのライトなオタクです。
めっちゃ楽しめました。最高!
主人公と目玉の親父をはじめ、登場人物ひとりひとりを深掘りしたい…!と思わせるキャラデザ、演出でした。インタビューで尺の関係でカットしたシーンが多いと監督がおっしゃっていたので、ぜひ円盤でやってほしいですね。気が早いですが
激アツバディもの、ホラーや推理展開でそわそわしたいという方にはおすすめです。
ただ本当に救いのない本編。容赦ない血、演出、ストーリー…軽い気持ちでみるとちょっと落ち込むかもです。
作中が昭和ですので、古臭い日本のよさ、悪さが全面にでてます。コンプラにうるさい昨今よくぞこの昭和感で劇場へ届けてくれたなと思います。
はやくも2回目見に行きたいです。
繰り返しみて伏線回収したり、キャラの細かい動作を確認しなおしたい作品だと思います!
アニメも 感動する!
ベム ベラ ベロ 同様 初期の鬼太郎は とても怖くて ストーリーが
シッカリしてました。
未だに覚えてるのが 赤ちゃんと一緒に岩になった 母親妖怪の悲しい話。
それと 同様で 凄く 今回 こころに響きました。
いづれ 皆 幸せになれる世の中になってるはず 水木が言った言葉が
頭に残ってます。
今回の鬼太郎は 大変 レビューの点数が高いのが 納得できました。
父「たち」ってそういうことね!
ストーリーも雰囲気も全然子供向けでは無かった。完全に大人向け。閉鎖的で陰湿な戦後の日本の空気感は横溝正史や松本清張、江戸川乱歩あたりが好きなら刺さりそう。
私がテレビで観ていた鬼太郎(おそらく第3期〜4期、再放送で第2期も)もジメッとしてたし、同年代以上の世代向けアニメかなあ。
水木しげるの凄惨な戦争体験をベースに人間のエゴ、胸糞悪い因習、それとは対称的な幽霊族の家族の絆、、、と、とにかくテーマが重かった。戦後80年経とうとしてるのに人間の本質は変わってないよ、と絶望的な気持ちにもなるけど僅かに希望の光も見せてくれるのが憎いなあと思う。
とにかくゲゲ郎と水木のバディが素敵だった。父たちってそういうことなのね、とやっと理解したし、鬼太郎が身に付けているアイテムのことも理解した。予備知識無くても楽しめる。そうか、鬼太郎父は根っからの風呂好きなんだねえ。その後の3人を想像したら切ないなあ。
レビューの評判を見て観に行ったものの。。。
自他共に認める水木しげるファンです。
アニメは第4期からはほとんど観ていません。
但し深夜に放送していた「墓場鬼太郎」は原作の世界観を忠実に再現していて大好きでした。
本映画については、当初は劇場で鑑賞するつもりは全くありませんでしたが、
絶賛されている方が多かったので、それなら観てみようと思い出かけました。
結論から言うと、テレビで観ればいいかなという出来でした。
決してつまらないわけではないのですが、面白くもないのです。
ダークでグロイという評価もありましたが、そこまで振り切れていない。
第2期アニメの「足跡の怪」の表現の方が余程グロイです。
線や色彩が綺麗すぎるのも一因だと思います。
ストーリーは既視感はあったものの、抵抗なく受け入れられましたが、
ひとつ疑問が。
鬼太郎の母はどんな理由であの村に行ったのでしょう。
そして、血を採ることが目的なので、手も足も切り落とすと言いながら、
捕まっている幽霊族には手も足もある。
時々、モヤモヤする場面がありました。
決定的だったのは、本編ラストからエンドクレジットを経てのラストです。
本編は、墓場鬼太郎ゼロの位置付けだと思いますが、
墓場鬼太郎原作への繋げ方が甘すぎます。
本編ラストで記憶を失った水木がどうして鬼太郎父母と再び結びついたのか。
バディを組む間柄だったのなら、
記憶を失った水木が来た時点で
鬼太郎父からそれを思い出させるアクションがあったのではないか。
原作冒頭に繋げることを考えすぎて、逆に話が破綻してしまったのが残念でした。
最後に。
鬼太郎と猫娘は無理矢理登場させなくてもよかったのになと思いました。
山田もどきもいらないです。
なんちゅうもんを作ってくれたんや……なんちゅうもんを……
ただいま令和も5年が終わりかけている時代にとんでもない映画が生まれました。
胡散臭い関俊彦と得体の知れない石田彰が出てくる映画です。
これ以上の説明がいりますか。
いらん。
みてくれ。
すごいぞ。
評価が難しい…
ゲゲゲの鬼太郎は名前くらい知ってる作品ですが
しっかり観たことはなく、評価が高いということで視聴。
うーん、確かに鬼太郎ファンからすると良い作品であるというのもわかるし、映画単体で観ても救いようのないストーリーだが心打たれるものがあった。
だが、最近では朝に放送していた作品だけあって子供が見る内容として考えるとやりすぎではないかと思う。
小さい子が観るのであれば正直最期の展開は救いがあってほしかった。
単体で観れば星4で、作品背景を考えるのであれば星3.5が妥当かなぁ
ホラーなのに涙が出るほど感動
ゲゲゲの鬼太郎…なんて子供向けかな?と思い付き添いで見に行ったらPG12となってるしコレは完全に大人向けです。
水木は水木しげる本人を描いているのか?
自身の戦争体験、時代背景も昭和31年?電車内でもタバコを吸っていたり今ではあり得ない時代背景の描写が良いです。
目玉親父…鬼太郎の父ことゲゲ郎がとにかくカッコ良いです。冷静で不気味な佇まいなのに戦闘シーンがカッコいい。
お風呂のシーンなんて目玉の親父になる前からお風呂好きだったのね。
関さんの話し方が渋くセクシーで魅力的なキャラにハマってしまいました。
水木とゲゲ郎2人が村の秘密を暴こうとアニメなのにサスペンス映画です。
人間の醜い欲望を妖怪の力を利用していている。
妖怪よりも人間のほうが狂っている事が恐怖です。
ゲゲ郎の気持ちになればなるほど感動して涙がでてしまいました。
この映画はただのアニメでは無く色々考えさせられる映画で是非見てほしいです。
劇場鑑賞をオススメします
まさに何度も劇場に足を運びたくなる完成度。既に完成した物語から派生した作品の中でこの着地ができたのは、脚本の力だけでなく、監督始め製作陣の鬼太郎への愛だと思う。
どこかで鬼太郎が生きているのではと本気で思ってしまう。
またすぐ会いたくなる作品。
墓場鬼太郎の謎解き
昔、フジテレビでやってた墓場鬼太郎が大好きだったので年甲斐もなく観てきました。
ストーリーは往年の古谷一行の金田一耕助シリーズを彷彿とさせるものでなかなか好み…だけどトレースするばかりで意外性がない、これは残念。
謎解きもよくある仕掛けで、あんまり捻りがない。すごく素直。でももしかしたら実写でやったら分かりやすくて結構良いのかも?と思ってみたり。
色んな水木作品と昭和の名作、最近流行りの超能力バトルもののパッチワークで一本映画を作るのは凄いなと思いました。
個人的には墓場鬼太郎で凄く人柄の良かった鬼太郎の両親が再び動く姿で見られて、これはこれで満足です。
鬼太郎が生まれる前の壮絶な出来事を描いたアニメ。 本年度ベスト!!
軽い気持ちで鑑賞したけど思ってもいない壮絶で悲しい作品だった。
ここ最近に無い位にスクリーンに引き込まれた!
血液銀行に勤める水木。
鬼太郎の父親(まだオヤジではない)
この2人を中心に展開するストーリー。
水木は薬剤「M」の謎を解く為。
鬼太郎の父は生き別れの妻を探す為。
陸の孤島の様な哭倉村を訪れ、2人が目標を成し遂げようとする感じ。
村を牛耳る龍賀一族の後継者等が次々と謎の死を遂げる犯人探し的なストーリーの犯人に驚く。
かと思えば鬼太郎の父が妻と再会するシーンが壮絶。
水木と鬼太郎の父のストーリーが同時進行して行く感じ。
鬼太郎が何故、片目を髪の毛で隠しているのか?
チャンチャンコの素材。
今まで知らなかった事が明かされるナルホド感も良かった。
終始重たい雰囲気。
鬼太郎の映画と言うより全く別な作品を観ていた印象。
ラストに出る本作のタイトルのタイミングも素晴らしい演出。
場内は若い女性客が予想外に多目。
何でだろうと考えるも答えは出ませんでした( ´∀`)
鬼太郎誕生!大人向けかなと、、、。
野沢雅子さんが鬼太郎>目玉おやじですもんね。
これは、最終版なのかな。
全体的に飽きることなく、最後まで観れました。
少し残念なのは、鬼太郎が生まれるところ、目玉おやじの登場もあったけど、ちょっと端折ってしまったので、そこも丁寧にしてくれてもよかったかな。
小さなお子さん多かったけど、ちょっと刺激的だったかも。。。
PG12は伊達じゃない。
制作のアナウンスから結構待った気がする。
昭和の男は見ないわけにいかない!というイミフな責任感で行っきた。そもそも全て大人ネタなんでPG12でも理解できないと思う。
時期は水木先生の生きた戦中、戦後の混乱期。
鬼太郎誕生原作漫画のあのシンプルな話をどうやって2時間に?と思ったけど横溝正史世界観を彷彿する壮大なミステリーになっててビックリした。いや親和性あるから悪くない。
少し唐突感ある幽霊族の話、世界観も水木ワールド熟知している昭和生まれにはスルー案件だ。
ドッカンぶち上がった話をどうやって回収するのかと思ったら、、、そこから逆算か、、なかなか心憎い演出。
エンドロールではトイレ我慢して下さい。
ゲゲゲの世界からしばらく戻れない
観たかった鬼太郎
知りたかった鬼太郎
期待していた鬼太郎
の遥か上をいく、深く熱く原作愛に溢れる作品でした!
満点です全てが
まさかここまでとはという内容
水木しげるさんも大満足で喜んでいるはず
ロングランすると思うしゲゲゲの世界からしばらく戻れない
いいと思う
第6期の鬼太郎はアニメでも一回も観たことなかったのだけど、今回観れて良かった。良いところでいうと、丁寧にまじめに作ってるなーという、感じ。残念なところは、初期の鬼太郎にあった、いい加減さというか、のんびりさというか、独特のユーモアみたいなものが無いなー、と思った。
<良かったところ>
・かなり強引ではあったが、原作のエピソードにつながる話になっていた。
・作画がとてもきれい
・原作や水木しげるへのリスペクトが感じられた
・最初の方の犬神家っぽい感じが良かった。面白くなりそーな雰囲気ばしばし
<若干、あれ?と思ったところ>
・これ子供向けかな? 子どもにとって前半はそうとうきついと思う。
・逆に終盤の展開は雑すぎ。前半は何だったんや…、って感じでちぐはぐ。
・水木しげる自身の戦争体験を描いた漫画も融合してる点は良かったんだけど、水木しげるだったらこういう話は作らなかっただろうな、ということも思った。戦争ものにありがちなんだけど、今の倫理観や常識で戦争中の価値観を批判している、という安易さが感じられた。
・鬼太郎のお父さんをヒーローにするなら、もっとヒーローっぽい活躍をさせてほしかった。終盤は狂骨が強すぎて活躍する余地がなくなってる。
・ちゃんちゃんこができる経緯が雑すぎる。なんで自動的にちゃんちゃんこの形になる? 普通に幽霊族に代々伝わっているもので、霊毛で編んだものってことで良かったと思う。
エグすぎる
評判良さそうだったので、見てきたらとんでもないものをお出しされました。人間の恐ろしさがすごく良くかけてました。ですがこの作品の真の恐ろしさは穢れにあると思うのです。あまりにおぞましい行為は容易く人を妖怪以上に見にくく変貌させる。今回の加害者は間違いなく哀れで痛ましい体験をしていました。もし殺していなければ誰もに同情されるかわいなキャラクターでした。思うにかのキャラクターは一族の禊をさせられていたと考えてます。彼女に罪はなかったけれど積み上げられた業はもはや悪人が裁かれるだけでは収まらない。役目を放棄した結果呪いが溢れて村は壊滅しました。それでも収まらないからゲゲゲ郎が人柱になってそれでも収まらない怨念はさらなる禊を求めました。あの村でもっと罪のない多分もっとも無垢なものが責め苦を最後まで受けることで70年かかってようやく終わったのです。あまりに深い罪深い業は悪人への因果応報だけでは終わらない、誰かが禊がなくてはならない。そんなお話
新旧すべての鬼太郎ファンに必須でオススメ
良いところ
あらゆる鬼太郎ファンと水木ファンが楽しめる
気になるところ
ものすごく昭和と田舎と因習の胸糞部分を煮詰めたストーリーがものすごく人を選ぶ。
PG12だけど子供に見せていいんか?
水木しげる生誕100周年記念作品ということで水木しげる先生の生い立ちまで含めていろんな要素を詰め込んであって6期で初めて鬼太郎を見た人も境港の水木しげる記念館に行くような人間も楽しめる作品だった。
ミステリとしてもよくできていて終盤のトンネルのシーンからの展開は一気にそこまでの伏線が絞り込まれる感覚がすばらしい。
鬼太郎の父母が二人とも結局一度も名前が出てこないあたりあくまで鬼太郎の話ではあるんだけど、鬼太郎があれだけクズで外道な人間の中で生きてきても、人に寄り添ってくれる理由や戦争の悲惨さというか醜さ、そしてなによりも家族の思いの深さの対比など水木しげる先生の人柄が偲ばれる。ほんとに水木しげる先生の作品は子供の頃に全ての日本人が触れておくべきだと思う。
髪の毛、指でっぽう、体内電気、ちゃんちゃんこ、リモコン下駄に加えて純粋にパワーとスピードという鬼太郎を遥かに上回る戦闘力。あれは目玉だけになっても敬意を持たざるを得ない。
EDからポストクレジットは鬼太郎第一話やら墓場鬼太郎まで見てるような古参へのサービスかな。そういえば親父殿と母親の初登場シーンの絵はあんな感じだった。本編中はふたりともキャラデザが今風で一気に引き戻された感があった。
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