鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価
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沙代ちゃんは可愛かったです
小さいころ、テレビでやっていた鬼太郎が大好きでした。
で、この映画も評判が良かったので観にいったのですが、はっきりいってようわからん内容でした。
『犬神家の一族』?
敵妖怪との格闘シーンでは、長ったらしいなと思ったり、「こんなんやったら、なんでもありやん」と必然性をあまり感じなかったりしたところもありました。
「M」は、本当はメタンフェタミン (ヒロポン)のことなのかな?
沙代ちゃんは可愛かったです❤️
追記
本作もやばい村のお話。
古くは横溝先生の『八つ墓村』から数年前の『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』、それに『ヴィレッジ 』『唄う六人の女』等々、日本では「村」映画がたくさん作られていますが、どれも穏やかでないものばっかり。
ここらで一発、閉ざされた村を舞台にした爆笑コメディーを撮ったろやないかい! という心意気のある監督が登場することを期待しております😊
おもしろい
ゲゲゲの鬼太郎については鬼太郎などのキャラクターを知っている程度で、原作などは全て未視聴。公式サイトの予告編は全て視聴済み。
水木の戦時中の体験と今回のストーリーを重ね合わせて考えているところがとても興味深く、決して美化しないありのままの戦後日本を描いているところがとても好印象だった。戦後日本という時代背景に妖怪というフィクションの要素がうまく混ざりあっていて、とても引き込まれる内容だった。とてもおもしろかった。
全体のストーリーは分かりやすかったが、その分かりやすさが良くも悪くもな感じがした。予告編を見た際に得られた情報は「村」に「一族」が住んでいて、その村の謎を水木が解きに行く内容であることと目玉おやじになる前の鬼太郎の父が妻と思わしき女性を探すこと。今まで色々なアニメやドラマを見てきた経験から「村」と「一族」の2つの要素があったら考えられる展開は2つだけだと個人的には思っている。1つ目は一族全員が自分もしくは一族の繁栄しか考えていないクソ人間たちでそれが成敗されるストーリー、2つ目は一族全員がいい人たちだが悪役による被害に悩まされているから助けるというストーリーである。SNSを見た感じとても好評だったので、私のこれらの固定概念を打ち崩すような第3のストーリーが出てきてくれるかと期待したのだが、見事に1つ目のストーリー展開にピッタリはまっていて「またお決まりのパターンね」と残念に感じると同時に、ストーリー展開もある程度予想できるため大きく感情を揺さぶられることも無く余裕を持って楽しむことも出来た。
2回目を映画館で見たいかと問われると微妙だが、初回を映画館で見る分にはとても楽しめて素晴らしい作品だと感じた。
ストレートに「情」に訴える物語
時は戦争の記憶がまだ生々しかった昭和31年。舞台は外界から孤絶したような山奥の哭倉村。一代で製薬会社を興し巨万の富を築いた龍賀家当主、 時貞が死ぬところから物語が始まります。本作の脚本の設定は横溝正史原作市川崑監督の「犬神家の一族(1976)」をそっくり借りています。
- 自分の影響力を後の世まで残したいという時貞の欲望
- 莫大な資産を少しでも多く引き継ぎたいという子どもたちの欲望
- 古い因習に縛られず新しい生き方をしたいという孫たちの欲望
- 龍賀製薬社長である克典に取り入って昇進を目論む帝国血液銀行のサラリーマン、水木の欲望
人間たちの欲望渦巻く哭倉村。そこに幽霊族の生き残りである「ゲゲ郎」がやってきます。彼の目的は行方知れずとなった妻を探すこと、彼の行動原理は「夫婦の情」と「親子の情」。欲望に支配された人間たちとは対照的に描かれます。戦争の帰還兵でもある水木は「ゲゲ郎」とのやり取りを通して正気を取り戻していきます。
徐々に住処を奪われ、人間たちに狩られて数を減らした幽霊族たちの姿を見て、かつて人類と同時代に存在していた旧人類であるネアンデルタール人のことを思い出しました。ネアンデルタール人はホモ・サピエンスより大きな脳と身体を持ちながら姿を消して行きました。我々の存在は、幽霊族やネアンデルタール人にとっては「災厄」だったようです。
欲望に振り回され正気を失う人間の姿と虐げられし弱き者たちの声なき声。そんな漫画が描ける漫画家は今後出てくるはずがありません。こんなにストレートに情に訴える物語はもはや、人類が主人公では描けません。
全体的に中途半端な感じ
最後どうなったのかよくわからず…
意外とホラー
金田一耕助が出て来るかと思った
ゲゲ郎の決死の戦い、遠くに響く下駄の音、 カラ〜ン♪コロ〜ン♪カランカラン♫コロン♬
予備知識なく観賞。
最新のTVシリーズの流れにある映画だったとは、ツユ知らず。
ネコ娘が美脚の大人なのと、目玉オヤジの声を野沢雅子が担当していることに驚いた。さらに、鬼太郎の声が峰不二子(沢城みゆき)だったとは!
TVシリーズの設定・キャスティングなのだろう…。
東映アニメーションが水木しげる生誕100周年の記念に制作したらしい本作は、なるほどの力作だった。
最近の超ハイクオリティーなアニメーションとは異なる、往年のセル・アニメ感を残した画面デザインで、日本最古のアニメーション・スタジオの意地を見た気がする。
ただ、私にしてみるとキャラクター・デザインがいただけない。こういう絵柄でなければ今世代に訴求しないのかもしれないが、もっと水木しげる画風で通して欲しかった。
ねずみ男(少年版)の絵柄が極端に浮いている違和感もあった。
原作キャラクターとアニメオリジナルキャラクターの不統一感は「ルパン三世」シリーズで顕著だが、「クレヨンしんちゃん」のように統一感を保ったシリーズもあるのだ。
私は、40年ほど前に水木しげる先生に直接サインを頂いた。何かのイベントでのサイン会だったと思う。戦争で腕をなくされた左の肩口で器用に色紙を押さえて、鬼太郎と目玉オヤジの絵をササッと描いてサインをしてくださった姿を思い出す。
予備知識なしとは言っても最初のTVシリーズはリアルタイムで観ているし、原作漫画も「墓場の鬼太郎」時代から少年マガジン誌上で断続的に読んでいた。主に理髪店の待ち時間にだ。
テレビで人気が出てからは、貸本屋で単行本を借りて読んだりもした。併せて、前身の「墓場鬼太郎」(少年マガジン以前の作品)の単行本も借りて読んだが、そっちは思いのほか怖くて初めの方しか読まなかったと思う。
やはり、悪い妖怪と戦うゲゲゲこそが私にとってはヒーローだった。
昭和31年が鬼太郎の生まれた年(という設定)かどうかは知らないが、この年を舞台にした本編では主人公の水木がやたらとタバコを吸う。水木が龍賀一族の郷へ向かう列車の中でも多くの乗客がタバコを吸っていて、意味深に咳き込む少女がいた。
そういう時代なのだが、今の若者は驚くだろう。
水木がゲゲ郎(鬼太郎の父)と初めて遭遇する場面だ。
「墓場鬼太郎」では鬼太郎もタバコを吸っていて、ゲゲゲのファンだった私は衝撃を受けたのを憶えている。
鬼太郎の誕生秘話的な触れ込みの本作に、原点回帰を期待したのは間違いだった。全くオリジナルな誕生前夜の物語だった。
だが、制作陣は原作を深く研究したのだと思われる。
幽霊族という設定は、テレビ化以降のゲゲゲでは妖怪と幽霊が明確に区別されているので違和感がある(アニメ第3期以降は知らない)が、鬼太郎漫画の初期は妖怪とは呼ばれず幽霊と呼ばれていた。つまり「オバケ」として一括りだったのだ。テレビの主題歌でも「オバケは死な〜ない〜🎵」と唄われている。
更に、水木しげるの戦争感を出すことにも注意が払われていると感じた。これは水木しげる生誕100周年記念なら欠かせないテーマだったと思う。水木しげるは戦争の不条理を多くの随筆で訴えていたのだ。
敢えて言えば、もう少し本筋にこの反戦テーマを反映させられなかったか…と、思う。
ストーリー自体には不完全さを感じた。
龍賀一族の設定が序盤の横溝正史的な土俗的因襲と血縁の因縁を感じさせる雰囲気から、物語が進むに連れて妖怪を超える異形の超自然的な存在にエスカレートしてしまい、やや収拾がつかなくなった印象だ。バトル・アクションを入れなければならない作劇の都合もあるだろうが、伏線の未回収・ストーリーの破綻を感じざるを得ない。
前述したキャラクター・デザインの点もあって☆は辛めの採点となったが、アクションに迫力もあって面白かった。
この映画の最後に片目の赤ん坊が墓の下から這い出てくる場面が描かれているが、これが「墓場鬼太郎」の最初の場面だったと思う。抱き上げる人間(=水木)はいなかったと思うが。
総員玉砕せよ
金田一のつもりで観に行ったらコナンだった
SNS等で話題沸騰だったのでかなり期待して観に行きました。
グイグイ引き込まれ最後まで退屈させない展開。もう終わり?!と思ったくらいには面白かったです。
ただちょっと期待しすぎちゃったかも…。「みんな観て!」「また観ちゃいました」「入場者特典瞬殺」こんな感想たちを読んでから行ったのでかなり期待してしまったのですね。
閉鎖的な変わった村で起こる怪事件がベースなので謎が謎を呼び最後はひっくり返って意外なところに真相が…みたいな金田一みたいな濃厚なミステリーに妖怪要素が絡んでくるのかなぁ〜相当面白そうだぞ!と勝手に期待してしまいました。
そしていざ観賞。面白かったです。面白かったけどミステリー要素は結構ストレート。途中で展開が予想できてその通りでした。どんでん返しもなくちょっと物足りない。
でもアクションが予想以上にすごかったです。というか鬼太郎にアクション要素は求めたことがなかったのでびっくりしました。鬼太郎の父、強いんだな…。
ということで金田一みたいなミステリーを求めて観に行ったら映画版コナンのような壮大なアクションが観られました。
鬼太郎の父はかなりかっこいいです。主人公の水木との絡みもたくさん。そういうのを求める方にはおすすめ。
私みたいにミステリー要素というかストーリーの斬新さを求めて行くのはまあ…そこまでは…。
あと個人的に気になったのはねずみ男。鬼太郎家族と二代に渡って親交があるようで。長生きして人間界にもほどよく関わってて、彼目線の鬼太郎の世界を観てみたい気がします。
ゲゲゲの話としては普通に面白いが、、、
鬼太郎の親父の話。11月からのロングラン上映、とのことでどんなもんか、観てみました。救いにないダークファンタジーで、普通にゲゲゲのお話。妖怪ってところだけはファンタジーですが、他はリアリティを損ねない作りが良いですね。
例えば主人公が勤める帝国「血液銀行」というのは聞き慣れないですが、戦後には本当にあった会社。いわゆる売血を仲立ちする会社で、実は1990年まで存在。作中では幽霊の血をMという血液製剤にしており、ちゃんと呼応しています。
ただ、ストーリーは「八つ墓村」と「Fate stay night/Heavn’s Feel」ですね。もっと、犬神家や桜の方を掘り下げたら面白いのに、金田一を掘り下げた感じで、イマイチな展開でした。
後悔した。
大人向けと子ども向けのさじ加減に少し混乱。
冒頭あたり昭和で因習村で不気味な雰囲気、作画はとても良かった!
戦争体験者の水木と、人間でない幽霊族・ゲゲ郎のバディ感も良かった。
エンディングの鬼太郎の誕生に結びつけるところも、切ないカランコロンのテーマも良かった。
…のだけど途中の派手なバトルシーンや終盤のやや過剰な悪役のリアクションで雰囲気が少し子ども向けアニメっぽくなってしまっていてもったいない!!と観終わって思ってしまった。
そう、冒頭の雰囲気や色んな良い要素が多かっただけに世界観というか、温度差に個人的モヤモヤが残った感じ。
内容もエグい部分があるわけだし、もっと大人向けに振り切って引き算な感じで描いてくれれば世界観が混乱することなく楽しめたのに…!と惜しい気持ちが大きい。
とはいえ、基本的には楽しく観た。
感想見てるとオタクの性癖に刺さる要素が多いみたいだけどそれもわかる。
佐平翁ならぬ、時貞翁
墓場鬼太郎の内容を含んだ映画ということで見に行ったら、めちゃくちゃ横溝正史的な世界に描かれていて、笑ってしまった。
当主の死後、弁護士らしき男が遺言書を読み上げるシーンなんて、まさに犬神家の一族そのもの。
舞台になっている村も湖があったり、屋敷もそれとなく犬神チックというw
さらに、近親○○的な要素も、横溝正史が描いた田舎の閉鎖的世界そのもの。
でも、その中に、確実に妖怪というものが絡んでいて、そこは確実に鬼太郎の世界だった。
ただ、作画のパースやカットの繋がりなど、微妙なとこもあったので、その辺はいただけなかったので、ちょっと低めの点数になってしまいました。
エンディングに原作の話を持ってくるのはいいけど、最後に原作の話をそのまま持ってきても、本編の話と繋がっていないので、違和感が出てくるのも、マイナス要素にしました。
昭和の鬼滅の刃
評判で観に行って、満席でした
私には良さがよくわからなかったのですが、(私は貸本版の映画化したのを期待してました)
女性人気というのを聴くと、主役の2人のキャラと
昭和版鬼滅の刃のようなストーリーなのかなと思いました
構図は
新自由主義 対 家族の絆
残虐なスプラッターは過酷な今の心象風景です
女性子供が虐げられます
傷ついた魂は鬼太郎が鎮魂します
犬神家とか水木ワールドになんでいるのかと引っかかってしまいましたけど、
素直に見られてるんだなと思います
水木しげるの独特な世界観が失われて、すっかり別物になっていた
BS12で「ゲゲゲの女房」の再放送が始まった。
今回のこの作品は、ゴジラマイナス1のような、鬼太郎マイナス1に相当する物語らしいが、すっかり水木カラーが失われてしまって、登場人物がどちらかというと、コナン君に出てくる人物のように見えて仕方なかった。ストーリー展開も、血液製剤と売血、因習にとらわれた田舎の跡目争いに伴う殺人、と、どこかで見たことがあるような、むりやりなストーリーに感じられた。60年近く前にピントの甘い白黒テレビで、震えながら鬼太郎を見た世代には、なんだかな~だった。
旧友の変貌にちょっと寂しかった
劇場スルーして配信枠に入れてましたが世評が芳しいのでバルト9へ。
結論は、たしかに脚本はよく出来ているし、横溝的怪奇因習世界ありマーベル風のド派手なバトルありとお代ぶんはしっかり楽しめました。世間のウケがいいのもまあわかります。劇場アニメとしてのレベルは高い。
でもね、個人的には鬼太郎は漫画リアルタイムで、TVアニメはモノクロ時代からのお友だちなんで、本作ではなんだか暫く会わないうちにすっかり変わってしまった旧友みたいでなんかよそよそしいんだよね。今風にスラッとして横にこれまた美少女化した猫娘(まあ、ネコだから化けるか)をつれちゃって。
まあ本作はあくまで鬼太郎の父親の話なんであれでいいんだといわれても、世界観が違いすぎてなじめない。良作ではあるが好きな作品とはいえなかった。
鬼太郎はあの水木の独特の点描画の世界からふらりと現れて、せいぜい村レベルで迷惑な妖怪を退治して(懲らしめて)去っていくぐらいのゆるい世界ががちょうどいい。武器ったって下駄とちゃんちゃんこぐらいだし。
テレビ版とは違いますね
ゲゲゲ忌の上映は満席で観えず
平日のレイトショーならガラガラだったから
先行予約でチケット買っていたら
映画館に着いたら大行列でビックリ!!
煉獄さん超えてますね…。
しかも、女性ばかりだし満席だしなんなん?
って感じでした。
( ゚д゚)
映画自体はテレビ版とは違い
ちょっとグロい感じもあり
ビッくっとなるシーンも少しあり
最終的には鬼太郎の誕生は分かりましたけど、
結局、目玉のオヤジは何故に目玉かは
良くわからなかった…。
(^◇^;)
入場者特典あるの知らなかったけど、
今日から第二弾の配布らしいが
明日8時半の回で配布終了らしい。
何故、こんなに人気なんでしょう?
今年のゲゲゲ忌
妖怪ポストや鬼太郎御朱印
水木しげる先生のお墓
には映画館に来ていた層の人達は
居なかったけど何故?
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