劇場公開日 2023年11月17日

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鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価

全656件中、81~100件目を表示

3.0性癖がやや特殊な映画

2024年7月25日
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タブロー

3.06期アニメのエピソード0

2024年7月15日
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私は鬼太郎の大ファンながら、基準は貸本版を編纂された「墓場の鬼太郎」で育っているので、本作はあくまでも6期アニメの前日譚というように位置付けた。
鬼太郎のバックボーンが描かれることは実は非常に稀有で、「何故人間に味方するのか」という点においても語られることがないので、そこを描いたのは非常に興味深い。

横溝正史のような世界観と展開に妖怪がエッセンスとして足されたことで、展開は残念ながら先が読めるようになっている。
途中挟まれるアクションシーンも、キャラクターの活躍という目的のためにあり、そのために用意された登場人物と雰囲気とはうらはらに非常にシンプルな構造。
ただ、めちゃくちゃよく出来たアクションシーンになっている。
そのためミステリー感を期待しやすいのだが、肩透かしに遭いやすくもある。
登場人物の思想や、水木の戦争経験から国家主義や覇権主義に対する思想が表現されるが、その恩恵に預かっている水木(我々)という皮肉めいた関係性の描かれ方はもう少し強く描かれていても良かったと思う。

本作が高評価を得ている大きな要因はゲゲ郎(目玉の親父)と水木のブロマンス要素だと感じた。
鬼太郎の実父と養父という未来の関係性を含めてとてもエモーショナルではある。

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昭和ヒヨコッコ砲

3.0戦闘シーンがかっこよく迫力があるが、よくある背景が好みではなかった。

2024年7月1日
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怖い

興奮

話題になっていて気になっていた作品。ネトフリにやってきたのですごく期待して鑑賞。
期待しすぎたかな。
なんか、よくあるホラーの、昔~の村のうんたら、しきたり、道が封鎖、といった感じで、
あるあるで、なんだかなといった印象でした。
予想がつく流れで、みていてあまり気分のいいものではなかった。
妖怪がいっぱい出るのかなと思ったらそうでもなくて。

ゲゲゲの鬼太郎は昔、やっていたアニメという感じでほぼ見ていなかったと思います。
妻のドラマも興味がわかず、見ていなかったと思います。
完全に知識0で、思い入れも0です。それも映画や登場人物に気持ちが寄り添えなかった理由の一つかもしれません。

アクションシーン迫力があってめっちゃかっこよかったです。少年漫画好きな人ならはまると思います。
映像もきれいです。田舎の背景がとても懐かしさと寂しさがありました。

登場人物の頭身が低く感じました。
ザ、かっこいいアニメ!ってかんじで足長ーーーく(頭身をめちゃめちゃ高く)描かないところに好感が持てました。
リアルなおじさんに近づけているのかなと思いました。

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にん

3.0ちょっとだけ、大人向け。

2024年6月12日
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ちょっとだけ、ほんとにちょーっとだけ、大人向け。

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はりねずみ。

3.0生い立ち暴きたいかな?

2024年6月9日
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絵本や図鑑で見た妖怪が入り組む鬼太郎の世界観は、子供心にはワクワクドキドキして大好きだった。何年ぶりの鬼太郎だろう。もはや妖怪にワクドキする歳ではないのが、大人向けっぽく見えたのでどこまであの感覚が呼び戻されるのか、はたまた全く違う切り口なのかが楽しみだった。

どちらでもあり、どちらでも無かった。妖怪ものとしても、田舎のドロドロものとか八つ墓村的なものとしてもやや中途半端。もっと田舎に振り切っても良かったように思ったのと、もうひとつ、鬼太郎やらその仲間たちって何者かよく分からないところも魅力な気がした。生い立ちとかって要らなくないか?

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マルボロマン

3.0目玉オヤジの生誕の秘密

2024年6月5日
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的なワクワクを求めてみたけど、あまりそれには触れられてなかった。

何回も見るファンがいるとか。
ほんとうか?

まぁ、世界観は良いけどね。

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ボケ山田ひろし

3.0水木しげる生誕100周年

2024年6月5日
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楽しい

単純

鬼太郎が産まれる前のストーリー。
舞台は昭和31年の閉ざされた村。
まさに昭和のミステリーな設定だけど、アニメらしい見せ場としてアクションも散りばめられている。

ただ、特別驚くような展開もなく、ふーんそーなんだって感じです(^_^;)

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n.yamada

3.0鬼太郎

Kさん
2024年6月4日
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K

3.0予備知識なしで視聴

2024年5月29日
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子供向けというよりは大人向けで思ってた以上にハードな内容で驚いた。
原作につながる話なのでもちろん原作を知ってるとより楽しめる。
原作1話を先に見てから映画を見るのがオススメ。

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cure0101

3.0◯神家

2024年5月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ストーリーは某◯神家でした。

いい意味で胸くそ展開。
救いがない;

水木さんが個人的に好きいいキャラしてました。

なんとなく気になって見たのですが
思いの外面白くてアニメ6期、悪魔くん見るきっかけになりました。

エンディングで墓場の鬼太郎につながるのがよかったです。

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みやもん

3.0ゲゲゲにこだわった。

2024年5月15日
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 じじぃの評ですが観てほんとに面白いよね。でもなんだろ、深夜にもあった墓場鬼太郎に向けたいのに向いていない(勝手な判断)、あのオドロオドロしたのを見たかったから、それを合わせて美味しく上手に作りました。って感じ。ゲゲゲ世代向けなんかな。幽霊族の悲哀の末の目玉親父ラストだけでは、それまでがやっぱり弱いかな。もっと怨念があって死体から目玉だけで生まれましたって思いいるよな。今回はゲゲゲの鬼太郎と墓場の合わせで見せましたっていうのでこれで満足はできました。この後、作れるのなら水木先生のオドロオドロしさを入れた墓場鬼太郎を見たい。

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もごっと

3.0昭和世代としては

2024年5月12日
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悲しい

単純

物足りない。
怖いと評判だったので映画館で観ようかと思ったが、
アニメには抵抗感があって見逃してしまった。
配信されたので早速観賞。

冒頭のねこ娘の姿で期待度だ大きく低下。
最近のテイストだね。
そして、少なくとも怖くは全くない。
子供向けに制作されたものと比較すれば深みはあるが、
水木しげるの世界を存分に表現しているとは言いがたいと感じた。

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みみず

3.0妖怪ワチャワチャ!!って勘違いしない方がいい映画NO1

2024年5月8日
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鬼太郎がどうやって生まれたか
目玉のオヤジは性器が付いてないからてっきり人工授精かと思ったら違うみたい

鬼太郎は小学校の時アニメを見てて懐かしいなと軽い気持ちで見たのが大間違いだった

「妖怪大集合の百鬼夜行が見れる!僕の大好きなぬらりひょんは活躍するかな?」
と思ったらまさかの妖怪はほぼ出てこない
妖怪よりも醜い人間がひたすらサスペンスしてるだけだった
最後の最後までぬらりひょんは出なかった
ぬらりひょんどこで何してんだよ

目玉のオヤジの生前のキャラデザが性癖にブッ刺さって抜けない女子がいっぱいいるらしい

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真平

3.0エンドロールが

2024年5月6日
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Ray

3.0懐かしさのあるお話

2024年5月1日
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墓場の鬼太郎につながってる感じが良かった
古典的なお話

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きなこ

3.0期待し過ぎたかな、、、前半は盛り上がるけど、後半の妖怪との闘いがしつこい

2024年5月1日
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鑑賞方法:その他

泣ける

怖い

前評判が良くて興味があったので、アマプラで視聴
終戦後の日本をリアルで綺麗な絵で表現していた点は高得点、
確かに前半は物語が盛り上がり面白かった、前半はね。

鬼太郎の父親が魅力あるキャラで良かった、
でも中盤から普通のゲゲゲの鬼太郎になっちゃったかな、
やはり美少女キャラに託される、主要な設定で解り易かった(悪い意味で)
妖怪の執拗な同じ様な攻撃が続くのが、結構飽きながら見ちゃった感じです
鬼太郎の父親と母親の謎が解けたと言うけど解らない箇所もあったな、

これ、もっと設定とか戦闘とかもっともっと練ったら凄く面白い映画になったはず、
制作した人途中から疲れちゃったのかな、

エンドロール?の水木と妖怪との闘い?あれ、、、なに?
マジ意味わからん、
見終わって、「期待し過ぎた」と言うのが本音。

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MIKI

3.0捻り出した鬼太郎誕生

2024年4月30日
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墓場鬼太郎に繋げるために
必死に頭を捻って捻り出したんだなと言う
スタッフの努力が垣間見えた。

どう鬼太郎に繋がって行くんだ?
と言うのが一つのフックになってると思うのだけど、
無理矢理、墓場鬼太郎にくっつけた力技を目立ったように思う。
ちゃんちゃんこの件とかは何がどうなったかよく分からないけど、なんとなくスゴい事が起こったぞ!
って感じだった。

墓場鬼太郎の冒頭のシーンをドラマチックにしよう。
と言う気持ちは伝わったけど、
記憶をなくしたと言うのは何か卑怯な手のようにも思った。

ただ物語やアクションシーンは大人も子どもも見応えがある出来だと思うし、とても引き込まれました。
ゲゲ郎のビジュアルも発明だと思う。

墓場鬼太郎をエンドロールと一緒に見せる手法も
面白かったけど、
墓場鬼太郎を知らない若い子たちはここを
ちゃんと見たかったのでは?とも思いました。

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奥嶋ひろまさ

3.0水木サンへのメッセージ

2024年4月30日
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最新のTVシリーズは観ておらず、原作(たぶんマガジン版)も少し読んだことがある程度。当時リアタイしてた第3期(夢子ちゃんがヒロイン)は今見るとポップだけど子供にはおどろおどろしいムードが怖かった。

鬼太郎誕生の経緯を戦記ものの水木作品と、犬神家+八つ墓村+旧日本軍の闇+劇場アニメらしいアクションというモリモリな枠組みで描く。
全体的に子供向けではないが、PG12だからその気になれば見られる。とはいえ説明は大変そうだし、なんなら両親より祖父母と観た方がいいかも。

アニメとしては絵柄がなー。一部にスタイリッシュなシーンもあったけど、やや古臭くて昨今の尖った作品に比べると映えない感じ。一方でねずみ男とか水木顔のキャラはうまく落とし込んでたと思う。
背景は水木作品より淡いタッチだけどきれい。ホラー演出も気持ちはわかる。という感じだけどテンポよく見やすい。総じてリソースはそこまで潤沢じゃない中でがんばった力作って感じで好印象。

内容は盛りが盛りだけに、かなりスピーディ。水木しげるの背景とか知ってれば言いたいことはわかるけど、展開が早いので情緒がやや遅れる。

それでも、日本軍の行状と非人間性をちゃんと面白半分じゃなく、妖怪と人間という鬼太郎の構図に落とし込んだ狙いどころはすばらしい。水木しげる作品を継承しようという確かな意欲を感じるし、100周年記念の看板は伊達じゃなかった。
なので少なくともこれがどういう視点をもっているのか、背景にどんな出来事があったのか、できたら大人が伝えてほしい。

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ipxqi

3.0おもしろかったんだけど……

2024年2月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

閉ざされた村の古い雰囲気もよく、グロい話もそれなりに面白く、戦争の話など、水木先生へのリスペクトも感じられてよかったのですが、最後に出てきたラスボスキャラがあまりにも漫画チックで、ちょっと萎えてしまいました。まあ、あれはあれで昭和っぽくはあるのですが。

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すみゃん

3.0展開が早すぎる。

2024年2月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

前提として
・『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズはほとんど未視聴。
・原作と思しきものは未読。
・古賀豪監督の他作品は未視聴。

めちゃくちゃ巧い。しかし、情報の多さと展開の早さについていけなかった。

まずは内容から。
鬼太郎関連の秘話を、父(ゲゲ郎)と水木という人間の視点から描くという物語。
聞いた話だと、鬼太郎誕生の物語を拡大解釈したものらしい。公式の二次創作みたいな感じだろうか。違ったらごめんなさい。

舞台は戦後日本。復興に心血を注いでいた時代。
この時代設定がかなり効いてくる。日本人の奥底に眠る心理描写や、地方に伝統として残る因習村の気持ち悪さ、そしてかつて居たとされる妖怪たち。
これら全ての説得力を時代設定だけで補強している。巧い。

次にキャラクター。
主人公の一人である水木は、戦後日本の空気感を一心に纏ったようなキャラクター。何を利用しても生き残って上り詰めてやる、という野心がある。そこには、戦争によるPTSDからの逃避もあるのだろう。生きることを目的としているように見えて、死に直行する危うさを持ち合わせるのが皮肉ではないか。

逆にゲゲ郎は、日本が捨てたものを一心に請け負ったようなキャラクター。幽霊族(妖怪に近い存在)の生き残りという設定が拍車をかけている。行方不明の妻を捜しに来たのも、疎開した人間のようで物悲しい。死人のような生き方だ。

この二人が出会い、最初は反発し合うも、相棒に変化していく。
そして次世代のために"生きること"を選ぶのがいい。"死"を選んだように見えて、次世代に"託す"のがこの作品のミソだと思う。
あと二人の関係性がちょうど良い。二次創作漫画が大量に創られるのも頷ける。俺も読みたいもん。お酒と煙草を交わしながら話し込む様子とか最高じゃん。
逆に言うと、そういったシーンは基本描かれないものと覚悟した方がいい。絶妙に届かない、いじらしさがあるとも言える。

他にヒロインや龍賀一族も居るが、ここでは割愛する。ネタバレを極力避けたい。気になる人はぜひ映画館へ。

少なくとも、心理描写はしっかり描いてある。必要な要素が揃っている。しかし刺さらなかった。理由は後述。

因習がまた気持ち悪く、これが少しづつ明らかになっていくにつれて、哭倉村の異常性が倍増していく様は圧巻。ここまで負の要素を掛け算できるのがすごい。しかもヘイトを一点集中できるなんて……構成まで巧いのか。

アクション描写もいい。疾走感と水墨画チックなカッコよさが巧く組み合わさっている。妖術とも合う。
欲を言えば、水木のアクションをもう少し観たかった。あいつ、元戦争兵だぜ? サポートとして戦えるだろ。

屋敷や田舎の雰囲気、後半のおどろおどろしさは凄まじく良い。阿鼻叫喚の地獄絵図も非常に好き。呪いの話だからね、ここまで描いて正解だと思う。
観ている側のカタルシスにもつながって非常に良かった。

良かったところはいっぱいある。人気が出るのもリピーターが生まれるのも納得がいく。
逆に、ここから先は気になったところを挙げていく。実はこっち側に一番書きたいことがある。

ホラー描写。『ゲゲゲの鬼太郎』ということで案外多い。のだが、アニメだからか全然怖くない。仮に子供向けで怖さを抑えたのだとしても、物語の内容が大人向けすぎる。少なくとも私には物足りなかった。主軸はホラーではないから良いのかな。

ゲゲ郎に子供が居ることが判明するシーンがある。本人も知らない背景があるのだが、その演出が不満である。直後の展開を考えても、演出の選択肢として正解ではないと感じた。あのままいくのなら、その空気感をぶち壊す意味合いとして、悪役の言動を分かりやすく見せてほしい。

さて、大きな問題点を書こうと思う。すなわち、"情報量の多さ"と"展開の早さ"だ。

"情報量の多さ"自体は問題ないのだ。伏線回収力がすごいから。全ての要素を落とすことなく拾い尽くしている。もはや神業である。
水木とゲゲ郎の目的は明確だし、敵の目的も分かるし、何を悪としたいのかも分かる。何を見せたいのかも分かる。

俺の中で問題になったのは、そこに"展開の早さ"が加わったからだ。
感情移入したくても展開が早く、キャラクターの心理も次の段階にシフトするのでついていけない。
一つの謎が提示されて、「これは何だろう?アイテムにも見えるけど」とか考える暇もなく物語が進んでしまう。結局、何が鬼太郎関連の謎で何が関係ない謎だったのかも把握できないまま終わってしまう。

こうなってしまった理由は二つあると思う。

一つは、自分が『ゲゲゲの鬼太郎』をほぼ知らないということ。
話題になっていると聞いて、このシリーズに手を出したのだからしょうがない。なので、私みたいな立場の人は、観る前に軽く調べておくことをオススメする。鬼太郎と目玉おやじのことだけでいい。他は後で調べると深みにはまれるはず。

もう一つは、現代の視聴スタイル用に作ってあるということ。つまり、"倍速視聴"回避と"バズり"促進である。
圧倒的な情報量と展開の早さは、近年話題になっていた"倍速視聴"を回避するのにうってつけだ。通常速度が疑似的な"倍速"なので、たとえ映画館にいても退屈はしないのだろう。それと、詰め込める情報量も増やせる。
逆に情報量が増え過ぎたために、このスピードにした可能性もある。どっちみち納得はできる。

情報量が増えると、リピーターや考察動画や解説動画も増える。結果、バズる。それだけ深みがある作品と言えるからだ。
ジャンルも様々なもの(バディ、妖怪、怪談、家族、因習村etc…)を組み合わせているので、疑似的に万人受けするものとなっている。

メリットは多々あるが、余韻がない。劇中の余韻が本当に無い。水木が嗚咽するシーンとか本当に早すぎてびっくりした。
俺は余韻に浸りたいんだ。これはアニメだからとか『鬼太郎』だからとか関係ない。要素と繋がりだけ見せられても俺は感動できない。良いと思えたからこそ感動したかったし興奮したかった。なのにできなかったんだ、スピードが早すぎて。
ちゃんちゃんこの件はグッと来たけどな。

この作品の問題点というよりも、現代の変化によるものだし、そもそも俺の推測および感想でしかない。俺がターゲット層から外れていた可能性もある。
だから、この作品は自分の眼で観てほしい。他人の評価とか関係なく観てほしい。ハマる人はハマるのだ。興行収入とノミネートがそれを表している。

それと、この作品は日本人向けだが、外国の人にこそ観てほしい。日本の悪しき・気味悪き部分を如実に描き出しながら、かっこよき(と我らが考えている)部分も強く輝かせている。そしてなにより日本のオタクには、どういうところが刺さるのか分かりやすい造りになっている。
日本文化を勉強したい人にもオススメ。
まぁ色々書いたし、評価は低めにつけたけど、興味を持ったら観てくれ。

面白かったけど、色々と考え込んでしまった上に、ターゲットではないのかもとちょいと悲しくなった。そんな作品。

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NandS
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