鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価
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昭和ミステリーとの上手い融合
こちらのレビュー結果が好評が多かったので見てきました。
結果、すごく良く出来た映画を見る事ができてラッキーでした。鬼太郎本来の、妖怪が持つ不気味さ・おかしさ、アクションの恰好よさに加え、横溝正史のような昭和ミステリーっぽい雰囲気を上手く融合していたと思います。
冒頭の列車のシーン。女の子が咳をしているのに、誰も気にすることなく、主人公もタバコを吸おうとする。一瞬、えーっ?と思いましたが、あ、でもこれ昭和だしな、と認識することで、こちらの感覚をタイムスリップさせる、上手い仕掛けだと感じました。
主人公は戦争の生き残りで、ゴジラマイナス1と被ってしまいましたね。ただ方向性は全く逆で、ゴジラの方が過去を引きずり死に場所を探しているのに対して、こちらは死者を振り切るかのようにがつがつとして野心に溢れた男です。戦後高度経済成長の日本のメタファーなのかも知れません。その俗物的な男が、国の繁栄を誰かの犠牲の上に成り立たせようとするシステムを見た上で、目の前の利を捨てようとする。最後に、現代編の記者さんにこの事を伝えてくれ、と目玉おやじが言いますが、私たちに突き付けられたメッセージなのだと思いました。
残念な点。ミステリー部分は添え物程度なのでしょうが、例えば、バディ成立した所で、主人公がゲゲ郎に一族の相関関係を説明してくれるようなシーンがあれば理解が早かった気がします。
お子さんとは行かない様に!
エクソシストとどちらを観るか迷いましたが、評判が良いので鬼太郎を選択! 横溝正史の世界観+妖怪の物語! 犯人は誰? 目玉の親父と水木がバディとなり、謎に迫ります。
公開から日数が経っているのに、公開二日後に観たナポレオンより入っていましたよ!
目玉の親父は一族の最後の生き残りで人間を見限っているのですが、キャラクターがオットリしているので、あまり伝わってこない。 もっと強く伝わっていれば、ゲゲ郎の『未来を見たくなった』というセリフも生きたのかも?
3・4かな。
高評価なのでスルーするつもりだったが鑑賞ー。
鬼太郎ほとんど知らない。水木しげるが書いた鬼太郎が主人公で、目玉の親父がいる。悪い妖怪と戦う………?みたいな知識しかない。
話自体は見応えがあった。アニメーションも丁寧で美しかった。
でもなーーんか没頭できず。なんだろ………ワクワクドキドキがない??なんて言ったらいいのかな。つまらなくは無いけど、人に勧めるか?と言われたら勧めないかも。
ここでもですが戦争ってほんとになんなんやろ。広義の意味でいえば幸せになりたいのはみんな一緒なのにね。悲しいね。
戦争によって心に傷を負った水木しげるが人と関わることによって妖怪が見えるようになる=人の心を取り戻す、人の心を傷つけたことに涙を流せるようになり、鬼太郎を生み出し育てることが出来る様になる。みたいなことを暗示してるのかしらね?
予想を遥かに超えてきた、見応えありの傑作!
おどろおどろしく、いかにもという感じで怖がらせに来るかと思ったら、全然違いました
全編シリアス路線で、ビジュアルだけでなく、中身で勝負という作り手の気合いがひしひしと伝わってくる傑作ホラーサスペンスに大満足です
先ず映像が好みのタイプ
人物だけでなく奇々怪々なキャラクター造形が◎、加えて昭和31年当時の雰囲気や風景がノスタルジック、それだけで一気に惹き込まれていきました
横溝正史さんの傑作サスペンス小説「犬神家の一族」の様な雰囲気の群像サスペンスをベースに主人公の水木とゲゲ郎(鬼太郎の父)が陰謀渦巻く龍賀一族に立ち向かい、鬼太郎の両親の過去、そして幽霊族と卑しい人間とのバトルが描かれ、見応えたっぷりの傑作バディムービーに仕上がっています
中盤のゲゲ郎(鬼太郎の父)と長田幻治率いる陰陽師集団”裏鬼道衆”とのバトルシーンは手書きのパラパラ漫画を見ている様な特殊な画法とスピード感のある編集も相まって最高にカッコよく興奮しました
下駄が飛ぶのもカッコよかったです
そして館内の照明が点くまで席を立たない様にしないといけませんね
エンドクレジットと一緒に流れる後日譚、その後のポストクレジットシーン、と最後の最後まで重要なシーンで目が離せない語り口が素晴らしい
初めと終わりにちょっとだけしか出てこない猫娘がシュッとしていてメチャクチャかわいかったので、もう少し出番があるとよかったのにというのが強いての不満です(笑)
と、様々な要素がバランス良く合わさって、メチャクチャ面白い傑作に仕上がっており大満足の104分、もっと観ていたかったです
何故かとても、さみしい
目玉おやじの過去!
鬼太郎誕生の秘話!
ゲゲゲの鬼太郎は、アニメで見たことある、、、くらいの感じで見に来た。(そこまで詳しくない)
ほぼほぼ、鬼太郎の父さん(目玉おやじ)の若かりし頃?の話。アニメとかあんま覚えていなくてなんとも言えないけれど、ここまで胸糞悪かったっけ?
悪役が惨く終わるのはなんとなく分かってたけど、なんか全滅してない?ある種、最悪の結果とも言えるんじゃない?さよちゃん少し推してたからマジで悲しい。
この作品見る度に人間の醜悪さが分かるよね。
とりあえず、こーやって鬼太郎が生まれたんだって分かったけど、敵が酷く死ぬ以外は全然ハッピーじゃない。あと、ラストがもう少し見たかった。鬼太郎が生まれた時どんなんか分からないけど、水木が育てたわけじゃないんかな?母親は?ゲゲ郎は?
ラストクレジットとかで何となくわかるがもう少し欲しかった感がある。
とりあえず、綺麗に纏まってたからよし!懐かしいし!
んー後半で失速
世間の評価が高いのと鬼太郎の父親がカッコ良さそーなのと昭和怪奇感が気になり鑑賞。
Twitterで見た高評価のレビューが的を得つつも僕には少し残念だという印象に。物語の序盤は昭和怪奇モノで、妖怪が出てくる(この辺は全然良い)、最後は東映仮面ライダー映画みたいになる。倫理で悪をぶった斬るという文章が良すぎた。結局悪とされる側が魅力的な最期を迎えない、黒幕に至ってはガキ臭い、全体として面白くなりそうな雰囲気がずっと続いて結局離陸しない感じだった。鬼太郎の父はまぁ良かったよ。
それでも3.5付いてるのは原作を読みたくなったのと日本の怪奇に興味を持ったから。ここから色々なこと調べたりして触れていくのが楽しみであり、そのキッカケをくれたのが評価を上げた理由。とはいえ呪いや妖術といったものを愛とかのテーマに絡める作品ってまだまだ現代にいっぱいあるんだなぁと振り返る。呪術廻戦、鬼滅の刃など。ここに古くから根強い鬼太郎が殴り込んできたと思うとアツい。負けるな!
水木しげる生誕100周年の水木しげるリスペクト作品!
妖怪大好き!水木しげる先生大好き!
水木しげる先生生誕100周年記念、盛り上がってるね!最高!!!
ということで、観てきました✨✨
入場者特典もパンフも完売!!!
人気すぎ〜〜!!
パンフは読みたかったなぁ〜🥹
確かにこれは、ある層にどハマりしそうな内容ですな…🌹
6期軸で、今までの鬼太郎シリーズの良いところ詰めして「水木しげる」というキャラクターを登場させた感じかな?
犬神家の一族を彷彿とさせるような、不可思議で奇妙な昭和な感じがとっても良い!
この映画の「水木しげる」というキャラクターは、本当の水木しげる先生ではないよ!というのが随所で分かるようになってるのもファン的にはポイント高い!
正直、水木しげるファン的には「この物語を原点と言われるとちょっと違うかも!」っていうところはある。
水木しげる先生の作品ではなく、水木しげる先生の作品へのリスペクトを込めた生誕記念作品って感じ。
改めて水木しげる先生の作品を見たくなりました✨✨
鬼太郎の誕生まで描いて欲しい
鬼太郎の父親の話しで、その後どのようにして目玉おやじになったのか、鬼太郎が墓場から生まれるまでの経緯を、きちんとストーリーにして欲しかったです。人間の強欲のほうが怖かったです。
個人的に
今でも怖いよ、鬼太郎
そして墓場鬼太郎へ
鬼太郎が産まれる前のゲゲ郎の話。
鬼太郎は40年くらい前にやっていたアニメとかその前の再放送とノイタミナの墓場鬼太郎を少々ぐらいしか観たことない状態で観賞。
昭和31年、政財界を牛耳る一族が支配する哭倉村で巻き起こるストーリー。
一応、鬼太郎&猫娘から始まって行くけれど、鬼太郎はおまけで水木&ゲゲ郎がメインですね。
そして目玉おやじの声が元鬼太郎ですか…。
序盤はちょっとダルい感じもあったけれど、ドロッドロの龍賀一族…というか亡くなった当主のかなりエグい思想だったり、幽霊族の悲劇、そして哀しい思念ととても面白かった。
そしてエンドロールは墓場鬼太郎ですね…なんだかこども向けじゃない様な…第6期がみてみたくなった。
ところで鬼太郎の左目ってそうでしたっけ?
幽霊と怨霊の世界
やっぱりよく言われるけど
「粘って勝った」
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