鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価
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妖怪というよりこんな怪獣アクション映画
水木しげるさん生誕百周年の記念作です。目玉のオヤジから鬼太郎誕生までを終戦直後の世相の中に展開するお話。
水木さんを語る時に避けて通れない戦争の愚劣さをよく鬼太郎物語にここまで組み込んだなと感心。ミドリ十字を思わせる会社の描写もおどろおどろしい。ただ、50年前のアニメしか知らないジイサンには、「今の鬼太郎は、妖怪というよりこんな怪獣アクション映画みたいになってるのか」と少し戸惑ってしまいました。
2023/12/5 鑑賞
もうほんとに
前日寝不足につき評価不能(映像的なコメントのみ記録用)
全く頭に入ってこなかった
映像的にはレイアウトがよくて、
キャラデザがもっと内容に沿った多少おどろおどろしい感じでも良かったかも?
(でも内容を伝えたくてあえてキャラデザを馴染みのある今風のものにして、広い世代に見てもらおう知ってもらおうとしたならあり)
最後の漫画のような描写の方がテイストが合っていた。
またもう一度、この映画のために映画館に足を運ぶことはないと思うが、配信された際には、良いコンディションでまた見たい。
それまでシリーズを見た事がないので、見てみたいと思った。
残酷な描写がちょっとしんどい
冒頭で鬼太郎が登場し、見慣れた絵柄でしたので、そういう感じかな?と思いながら見始めましたが、内容は全くそんなことはなく、重い空気や残酷な描写など、想像とは全く異なるものでした。
アニメ版の雰囲気を期待していただけに、ちょっと自分には受け付けない内容でした。
中二病には面白いのかもね
鬼太郎が好きなので、誕生秘話(原作知ってるけど)ということで観ました。
評判がとても良かったので楽しみにしていましたが、あまりのチープさにげんなりしました。
大人向け?それはストーリーではなく惨たらしい死体の表現や非人道的な性表現に対してであって、こんな薄っぺらい話は大人向けでもなんでもありません。
これもこれもと、残酷なことを盛り込んで、いかにもなお涙頂戴に仕立て、ぜーんぶ殺して解決、という伏線も回収もあったもんじゃない。
中二病ってこういうの好きですよね。
アニメの質としても、映画として出すレベルでしょうか?動きは不自然だし、デッサンは狂ってるし、あのキョウコツの迫力の無さといったら。幼児向けでしょうか?あ、PG12でしたね。
これで鬼太郎誕生秘話と銘打つ度胸がすごいですね。ただ、鬼太郎誕生がほとんど描かれなかったから面白くなかったわけではなく、たとえ鬼太郎抜きに普通の映画として見ても、全く面白くなかったです。あまりの陳腐なストーリーに三度程寝落ちしました。
全く鬼太郎と関係ない中二病ストーリーを延々と垂れ流した後、エンドロールで鬼太郎ファンにしかわからない絵を挟み、ラストに続く。なんか、カッコいい!とか思ってこういう演出にしたんでしょうかね?
全てが陳腐、全てが薄っぺら、深みも苦味も何もない映画でした。
まだまだ言いたいことはありますが、正直、どれほど言葉を尽くしても、この映画のくだらなさを語りきることはできないと思います。
騙された。何を見せられてるんだろう?
評判が良かったので見に行きましたが残念な作品でした。
アニメ第4シリーズ世代で墓場鬼太郎も鑑賞済み
妖怪はほとんど出てこない。
ストーリーの新しさもない。
遺産相続争いに見せかけて・・・のストーリー展開は見飽きました。
戦いのシーンのアクションがいいわけでもない。
(所々、呪術廻戦を思わせるところがあるがそっちの方がアクション描写は素晴らしい)
悪い人を悪くしすぎてセンスがない。
タイトルも合ってる?って感じで、確かに鬼太郎は誕生したけれども。
目玉おやじ誕生秘話~消えた妻を探しに~の方がしっくりくる。
終始何を見せられてるんだろうと思い、早く面白くなれと願いながら終わりました。
小学生のころだったら楽しめたかも。
怒りがわきましたが、そのあとに見た「私がやりました」がよかったので幸せな気持ちで帰宅できました。
◆良かったところ◆
釣瓶火ちゃん
龍賀乙米の殺され方
最後のときちゃん
来場者特典がうるっとする
これって、おもしろのん?
アニメで犬神家ごっこしてるだけ。
とってもつまらない。
ラスト近くまで、いろいろな新事実が判明、いろいろな事件が起こるんだけど、
物語が進まないのよ!
わたし、主人公がなにをしたいのか、物語としてどうしたいのかサッパリわからなかった。
犬神ごっこに、童夢テイストと使い古された怨霊のイメージを混ぜ合わせて、
最後は「ハイ、泣いてください」展開。バカバカしい。
アニメ慣れしてないからしょうがないんだけど、キャラクターデザインが好みじゃない。
鬼太郎の父の声も、ちょっと違うんじゃないかと思う。
評判がよく、期待していただけにほんとガッカリ。
安っぽくて期待外れ。
横溝正史や京極堂シリーズが好きなので観に行きましたが、期待外れでした。
ほらほらこんなに悪い奴ですよ!という分かりやすいチープな悪役が悪いことをやってて、可哀そうな被害者がいて、正義のヒーローである男二人が被害者に同情しつつ悪い奴をぶっ飛ばしてやっつけて終わり。
横溝や京極堂の魅力であるドロドロした妄執や善悪で割り切れないような情念、じわっとく
る怖さみたいなものがまるでない。
とはいえ扱っているネタはこの手の因習ものでありがちなアレなので、スカッとする爽やかさがあるわけでもない。
話の流れも散漫で、いつ面白くなるんだろう、いつ怖くなるんだろうと思っているうちに終わってしまった感じです。
子供向けのアニメ映画にちょっとグロい大人要素をいれてみたよって印象なので、グロ好きな中高生向けの映画なのかな。大人の鑑賞に堪えるものではありませんでした。
鬼太郎が生まれたのは昭和29年で31年じゃありません
☆1すらもったいない。マイナス5000兆以下
水木しげる生誕100周年を記念作品として期待していましたが、水木しげるアンチが作ったとしか思えない間違いだらけのヘイト同人誌です。
鬼太郎の先祖が絶滅したのは人類そのものの繁栄で衰退したからです。水木先生は人類の文明を批判する作品をたくさん残しています。ごく少数の人間が妖怪を滅ぼすなんて馬鹿げた話は水木先生の思想に反します。
脚本やキャラクターは全部横溝先生の「犬神家の一族」丸パクリです。
肝心の鬼太郎の生まれ年は公式設定で昭和29年かそれより前です。
この映画ではなぜか勝手に昭和31年設定に改悪してるので間違ってます。
原作や過去の公式設定をまったく把握してない人が作ったのでしょうね。
今の水木プロにも鬼太郎の設定や物語を把握している人は一人もいないのでしょう。
重要アイテムの注射器のアンプルも当時は存在していないガラス製のワンタッチアンプルだったり、昭和31年にあるわけのないビニール製のアイスがあったり、時代考証もめちゃくちゃです。
この映画では語られていませんが目玉親父が妻を探していた期間はなんと10年だそうです。妻は10年も鬼太郎を身ごもったまま敵に捕まり続けていたということです。
しかし原作で「私は妊娠三か月です」と妻が話すシーンがあるのでこれもおかしい。
だいたいあの目玉親父が10年も身内を探せない筈がないでしょう。
目玉親父が10年も鬼太郎を助けられなかった話を水木先生生誕100周年に捧げる神経がわかりません。
謎は謎のまま、鬼太郎の誕生話でもなんでもない目玉おやじの物語。
哭倉村の怪事件
フジTVの土曜プレミアムで今夜、地上波初の放送だがアマプラでも配信中、勿論、鬼太郎の妖怪戦争ものは何度か見てますが誕生秘話は疎かったので鑑賞してみました。
帝国血液銀行で爆売れの血液製剤「M」を製造する「龍賀製薬」の担当の水木は、龍賀一族の当主、龍賀時貞の葬儀への参加とMの秘密を探る為、一族の発祥の地とされる哭倉村へ向かいます。
村では龍賀一族の跡目相続のもつれから一族間での殺し合いが勃発、そこで殺人の疑いをかけられ村人に殺されそうになった目玉おやじを救い、二人は村の怨霊、妖怪恐骨と闘います。目玉おやじは行方不明の妻を探しに村に来たようです。
Mという覚せい剤は数日間不眠不休で働き続けることを可能にし、兵士に飲ませることで日新、日露の戦争の勝利や労働者に飲ませることで終戦後の日本の復興にも貢献と言っていました、なんとMは龍賀一族の秘伝に基づき、幽霊族の血を村人が攫ってきた生贄に刺し生ける屍となった生贄の血液を精製して作られていたという村ぐるみの恐ろしい話。
昭和31年と言う時代背景から考えると当時話題になったヒロポン中毒のもじりでしょうかね。
最期は墓場から鬼太郎登場で紙芝居以降の設定とつじつま合わせで終わりました。
本場である調布の映画館で観たかった
本当は、本場である調布の映画館で観たかったけど、時間が合わなかったです。
闘いの場面が長過ぎて、少し飽きます。
しかし、現代日本では、目玉おやじさんが鬼太郎の片目だと思っている人が95%もいるから、初めて知るお話しとして成立する映画でしたね。
原作を読んでいない日本人のなんと多いことか。
目玉おやじの正式名称は、目玉の親父なんだから。
市川崑には遠く及ばない上にアニメなのに画が動いてない。
AmazonPrimeで鑑賞。
公開時は評価が高かったので映画館に行きたかったが、行かなくて良かった!
その理由は入場料を払って映画館の大画面で観るアニメなのに,画が全く動いてない、会話のシーンなんて口しか動いてないし、動作もカクついて手抜き感が半端ないから。
キャラ設定も主要女性キャラは今風の萌えキャラ?っていうのか?そういう感じで、目を瞑って微笑んでるキャラ(長田幻治)とか、アニメ定番のデジャブを感じるキャラばっかりで、全くこの映画の世界観に合ってない。しかも鬼太郎の母親や妖怪などは水木しげるの原作風なので統一感がなく、その両極端のキャラが同一画面に写ってると違和感バリバリです。
水木原作寄りにした方が絶対良かった。エンドロールでやってるのに。
本当はこういう風にしたかったけど、大人の事情があったのか?
しかも結構な頻度で顔のデッサンが歪んでるし、特に主役の女の子、全体的に作画って言うのかな?が酷い。
それと、ラスト赤ん坊の鬼太郎の左目がないのは何故?ここだけ原作通りの「墓場鬼太郎」にしたから本編の話と繋がってないよ。これは結構な問題点じゃないのか?
あと、市川崑の「犬神家の一族」からパクった演出が多すぎ、冒頭の遺言書のシーン、2階の屋外テラスのデザイン設定、遺影が笑うカットバックなどなど、血の桜のシーンは地獄少女のパクリ?
不満点はまだまだある。
鬼太郎の父親やラスボス?の老人の台詞回しがおかしい自分のことを「わし」と言ってるかと思ったら見せ場では「我が妻」とか仰々しい台詞になる。「わしの妻」で良いでしょ?これ声優さんは違和感なかったのか?
アクションシーンもデジャブ感満載、高いところからの着地では片膝と両手を着くどっかで観たことのある定番ポーズW
監督さんもう少し独自の演出を開拓したほうが良いんじゃないの
人のパクリばかりやってて恥ずかしくないのかな?
そもそもこれは誰に向けて作った映画なの?
萌デザイン誰のため?
誰に観てもらいたいのかがわからない。
こんな映画なのにタイトルがドヤ顔的に最後に出るのも意味不明。
この映画に限らずタイトルが最初に出ないとなんだか落ち着かない、延々とプロローグ観せられているような感じになる。ロボコップ2とか、、、例えが古いけど今はこれしか思い浮かばなかった。
そう言えば、ゴジラ−1.0は気にならなかったな。
やっぱり、のめり込める映画はそんな事気にならないんだなと、納得。
以上、気になるところが多くてストーリーに集中できませんでした。と言うか面白くもなんともなかった。
映画館で観なくて本当に良かった。
期待して見たらつまらなかったです
鬼太郎のテレビシリーズが好きなのでとても楽しみにしていたのですが、モチーフばかり重くてストーリーは子供向けというか子供騙しの内容でがっかりしました。
また、後の目玉おやじ(ゲゲ郎)がアニメの博識でお人よしな目玉おやじのイメージと結びつかず、私は何を見せられてるんだ?という気持ちにもなりました。墓場鬼太郎のようにアニメシリーズと全く別物として楽しめる内容ならそれもいいのですが、ノリはニチアサなので混乱します。
女の子の設定にしても正直ストーリーに必須とは思えず、無駄に可哀想なことになっていましたし
女性ファンをつけるために男性キャラ2人を仲良くさせるためのダシにされているようで気の毒でした。
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