劇場公開日 2021年5月28日

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5月の花嫁学校のレビュー・感想・評価

全28件中、1~20件目を表示

3.0革命の季節はここにも

2021年5月29日
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フランス映画で「5月」といえば、それは花嫁の季節ならぬ革命の季節だ。なるほど、68年、パリの大学生たちが「平等と自由とセクシュアリティ」を求めて立ち上がったのと同様の革命の波が、おそらくはこの、パリから遠く離れた時代遅れの花嫁学校にも押し寄せようとしているのかーーーーその予測は半分正しくて、半分は不正解だった。すなわち、よく見かけるジャンルの型通りにはいかないのが本作の持ち味。何しろ主体となるのはうら若き学生たちではなく、ジュリエット・ビノシュ演じる校長自身なのだから。夫に先立たれ、引き出しの奥に隠された秘密を知り、それから昔の恋人と出会い、感情を抑えきれなくなり・・・。自らが生徒に教えてきた道徳的価値観とはまるっきり真逆へ羽ばたくビノシュの大立ち回りぶりは、過去の出演作と比較してもなかなか意外。ただ、ドタバタ続きで落ち着きに欠ける側面も。もうちょい語り口にまとまりがあると良かったのだが。

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牛津厚信

2.5良妻にならなくていいよね

2024年1月5日
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鑑賞方法:VOD

途中ちょっと飽きてしまいましたが、ラストのミュージカルとメッセージに前向きな気持ちをもらえました。そう、良妻になんかならなくていいんです。後半になるとファッションがカラフルになるのも束縛から解放された感がありました。

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ミカ

3.5【”良き妻とは自立した女性である事。”アルザスのイロイロと風紀の乱れた花嫁学校を舞台に巴里の5月革命と併せて、女性の革命を描くコメディ。最後はミュージカルになってます。吃驚したなあ。】

2023年5月7日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

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NOBU

1.5ストーリー意味不明

2022年12月1日
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ジュリエットビノシュの美しさとファッションしか見どころがない。

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くー

3.5ジュリエット・ビノシュの魅力をもってしても

2022年7月6日
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染み付いた社会や自分の価値観に対して、たまには懐疑的な視線を投げかけてみないと、少し時代が移り変わっただけでこんなに醜悪にみえるんだってことに気付かされた作品。

1967年のアルザス地方の花嫁学校。田舎とはいえ少し舞台が古いと随分価値観が違うことに改めて驚かされる。家政学校で生徒の女子に教えることはいかに夫を喜ばせるかという内容ばかり。いかに自分の人生を充実させるかではなく、夫を喜ばせることが自分の歓びなのだと教え続けている。

ジュリエット・ビノシュの最初の衣装はもっさりさえないマダム風。何が似合うかでも何を着たいかでもなく、何を着ていれば良妻賢母風なのかと言わんばかり。あのジュリエット・ビノシュがとにかく野暮ったい。ところが、ポーレットは生まれ変わっていく中で、パンツスタイルを選ぶ。トップスにもはっきりした鮮やかなカーマインを。それで明らかに彼女は前の彼女と違ってみえる。何を選びどう着るかは生き方を示しているのだなと痛感する。

ジュリエット・ビノシュはかなり好きな女優だけどそれでも展開が物足りない。当時のアルザスの価値観や家政学校で教える内容など新鮮な部分はあるが、映画として魅力的に仕上がっているかと言われれば、ちょっと惜しいかな。ジュリエット・ビノシュの魅力をもってしても、クリアにならない問題はあるらしい。

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ターコイズ

2.5赤毛は不吉

2022年6月25日
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1960年代後半フランスの田舎にある花嫁学校。女性が男性に奉仕する事のみを教えるあの時代でも既に時代遅れになりつつある学校。本当にそうだったの?というくらい抑圧されている。夜に歯磨きするな、トイレに行くなって病気になるよ。調理実習は何だか楽しそうだったけど。
一転夫が亡くなってからの展開は早いのか早くないのか。最後はラ・ラ・ランドになってちょっとびっくり!それで終わりかーい、といった尻切れトンボだったんですけど。前半面白かっただったに残念。

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GAB I

3.05月革命

2022年6月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1968年、パリで起きた5月革命により、フランスは家族の価値観を大きく変える。
この時期の花嫁学校の最後の雄叫びを面白可笑しく描いている。
校長(ジュリエット・ビノシュ)の夫が魚の骨を喉につまらせ、急死する。
いろんな書類を見直して愕然・・・。

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いやよセブン

3.0薄味なフレンチ・コメディ

2021年12月21日
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鑑賞方法:VOD

単純

盛り上がりやはっちゃけ感はさほど無くシレッと観られるライトなフレンチ・コメディ

ただ、アルザスの田舎の風景や60年代のファッションや音楽にはちょいと心、揺れましたね🎵

その場その場の状況で態度も言動もコロコロ変わり
終いには生徒達を巻き込んで田舎道を歌い踊るジュリエット・ピノッシュが実にお茶目で可愛らしかった⭐️

フランスは家庭科の授業が無いと聞きましたが
不器用ながら自分でやりこなす国民気質だと尊敬してましたけど
以前はこんな学校も引くて数多だったのですね

そういえば我が国、日本も編み物教室や洋裁学校みたいな類いもすっかり見かけなくなりましたね…

私的には劇場よりお家シアター向きかな?

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ねもちゃん

2.0フランスの難しさ

2021年8月16日
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タイトルに使われている5月がフランスではどういう位置付けなのか知ってたほうがよかったのか、無知な私はとにかく展開に置いていかれた。
コメディとしての笑いも捻りが入っててよくわからないし難しい。
今現在がパンツを履ける時代でよかった。

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ユキ

3.5「良き妻」女性解放コメディ

2021年8月13日
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ミーノ

3.5半世紀ほど前のフランスの田舎といまの日本

2021年8月1日
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まず、1967年のフランスでこんなに古臭い考えが学校(女学校?)で教えられていたのかとフィクションと分かりつつも時代感はそうだったのだろうとビックリ。
生徒のそれぞれの話しはどちらかと言うと今の感覚と同じなので解決に向かわないのはイイとして、多分主人公のビノシュ演じる校長に革命が起こる。
ある種、洗脳の中で生きていた(それでも鉄の掟?は守って無かったように思ったが、、)彼女が、夫の死と裏切り、昔の男との再会と、生徒の決死の行動により、今まで蓋をしていたものから目を逸らすのをやめ、引き篭もるというか、籠城して腹にためていたことをシスターと義妹に吐き出す事によって洗脳からの目覚め、本当になりたかった自分を隠さなくなった事が、この映画のクライマックスだったように思う。
最後のくだりは、あれで良かったと思う。明るく終わったし。
評価の分かれ目は、表現と言葉の性的描写が結構キツい人にはキツいのと、伏線だと思ったことが伏線では無く回収されない事への理解があるかどうかかなと感じる。

タイトル回収忘れてたけど、今の日本は、洗脳中の校長と大差ないなと。

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mvlv

3.0Citroen DS19 か ID19か、それが問題だ。

2021年7月4日
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bloodtrail

3.0コメディ色強め

2021年6月27日
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ふわり

2.0迷走

2021年6月18日
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結局どこに辿り着きたかったのかよく分からなかった

改革、革命?

で、最後に踊るのがまた意味わからん

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おんぷ

3.5かわいらしいドタバタコメディ 先生の変わり身が早すぎ

2021年6月13日
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楽しい

寝られる

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カールⅢ世

2.5急なミュージカル展開に戸惑う

2021年6月12日
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良妻賢母という言葉に馴染みがない。いや、そんな実態を持った女性もいることはいる。でもそんな彼女たちを、まさに良妻賢母ですねなんて褒めることはないし、そんな褒め言葉を聞いたこともない。それがもはや褒め言葉になるのかも怪しいところだ。
でも、本作の舞台60年代後半のフランスでは、そんな良妻賢母を育成する家政学校があったっていうんだから驚いてしまう。夫のために尽くし我慢する女性を育成するその学習内容は、現代から見るとコメディでしかない。でも、時代の節目となるこの時期、学生である若い女性たちはすでに意識の変革がなされつつあった。変わらなければならないのは経営者、教員の方というお話。
なかなかおもしろい題材で、展開も悪くない。女性の自立ってのは、男の隷属からの解放であり、家事やセックス、金銭的な支配から自由になるってことなんだという主張がいい感じで伝わってきた。女性の未来は女性自らが掴み切り拓くんだ!そんな時代の転換期だったってことだ。
でも、そんな意気込みでさぁ盛り上がってきたぞというところで急なミュージカルテイストをぶっこまれて、めちゃめちゃ戸惑ってしまった。そしてそのままエンドロールへ。いやいや!ミュージカルテイストで歌って踊れば大団円になるとでも思ったか!
そもそもこんな中途半端な終わり方にしたかったのか、それとも途中でこうせざるを得なかったのか、プロデューサーか監督に聞いてみたい気持ちになった。本当にもったいない。

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kenshuchu

2.5コメディーとして楽しむ。

2021年6月11日
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結末が急な展開。少し戸惑う。ビノシュの価値観の変化の描き方が少しもの足りないと感じたが。コメディーとしてて楽しむとしよう。

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みーはん

4.5後半が好き

2021年6月10日
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鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

萌える

花嫁修業の為の学校て、
教えてる事ただの男尊女卑よね。

自由な恋愛を夢見る
フランス娘たちがめちゃくちゃ可愛かった❤

ジメジメした前半があるから
ハッピーな後半が沁みました

いざ、パリへ!

ストに脅えてなんかいられない٩(。•ω•。)و
歌い踊る彼女たちは未来を明るく変えてくれる!

辛く苦しいコロナ禍にこそ観て元気を貰いたい
素敵な映画でした。

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rin*

4.0反転する7カ条

2021年6月8日
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鑑賞方法:映画館

笑える

1960年代までこういった花嫁学校がフランスに本当にあったらしいという事にまずびっくり。
女性がズボンをはく、車を運転する、自分名義の口座を持つ、etc. がかつてはあり得ない事だったのね。
ラスト、少女たちと熟女たちの未来をとことん応援したい気持ちになりました。

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マリエル

4.0闘いを経て今のフランス

2021年6月3日
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主張を持った自立した女性の代名詞のようなフランス女性でさえ、こんな時代があったわけで。

望まない結婚、親の押し付け、女性の歴史は性の問題と隣り合わせ。

そんな歴史をコミカルに、ジュリエット・ビノシュが演じている。

かる~く、楽しくフランスを満喫できかな。

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ミツバチば~や