少林寺 十八の羅漢のレビュー・感想・評価
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この映画を不愉快に感じる私は・・・やはり日本人?
暴虐の限りを尽くす倭寇に対抗する少林寺武僧の活躍を描く物語。
ジェット・リー主演の「少林寺」を期待していましたが・・・まったく違いました。
倭寇という史実をモチーフにしていましたが、「歴史物」・・・ではなく「怪奇物」の様相。邦画でいえば「里見八犬伝」が近いように思えます。
それにしても日本人の描き方が酷かった。残虐行為は海賊設定なので仕方ないとして・・・片言の日本語、甲冑、忍者、巫女、切腹・・・云十年前のデフォルトされた日本人観を詰め込んだ設定は、不愉快に感じられるものでした。
アクションが特別秀でていたらそれでも観る価値があるのでしょうが、上記「少林寺」には遠く及ばず、中途半端なワイヤーアクションを使われては興ざめするばかりです。
私的評価は1にしました。
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