「ジムスナイパー」マークスマン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ジムスナイパー
メキシコとの国境近く、アリゾナで独り牧場を営む男が、麻薬カルテルに追われて逃げてきた少年をシカゴの親戚の家に送り届ける話。
密入国をしてきた母子に遭遇し、追っ手との銃撃戦になって死に際の母親から息子を託されて巻き起こって行くストーリー。
一応ロードムービーになるのかな?グロリア的な?
母親が死んだことで口を噤む少年と、後ろめたさがあるとはいえ巻き込まれその道を選択した主人公という関係から、徐々に打ち解けつつ逃避行をする感じは、ありがちだけど判りやすいし、そこはリーアム爺さんなだけあって元海兵というオマケがついて期待値も上がるってもんですよ。
キズを抱えた主人公とキズを負った少年と、どちらを追っているんだ!?な、規模は小さいけれど凶悪な上になかなか手練れのカルテルの輩のやり取りは、ド派手なアクションが有るわけではないけれどなかなか面白かった。
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