「ラストは泣けます! フィクションとはいえ墜落直前のブラックボックスの音声はドキドキする。」ブラックボックス 音声分析捜査 kumiko21さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストは泣けます! フィクションとはいえ墜落直前のブラックボックスの音声はドキドキする。
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航空専門学校を卒業し、パイロットになりたかったけど視力のせいで音声分析捜査官になった、ある種のオタク青年が真実へと肉薄するドラマ。
主人公の父親(元パイロット)に対するコンプレックスが高い職業意識の根源だったのだろうか。ラスト近くで一人で素潜りしてオリジナルのブラックボックス探すシーンでは「若者よ、自分の命も大事にしなさいよ」と心で叫んでいた。途中から単純に私はあのクールビューティの奥さん絶対怪しいでしょ!と思い込んでしまっていたけど推理が少々浅はかでしたね。
ストーリーの節目節目でアップになる主人公の耳。自慢の聴力を生かし、聴力に悩み、最期心臓音が途絶えたあの音も本人の主観かな。無念だったね。ノエミ、強い女でしたね。完璧な復讐のために女優に徹していた。あっぱれ。
話脱線しますが、ちょっと期待していたけどフランスの若い人たちのファッション、20世紀に比べて極めて地味(シックともいえるけど)な紺とか白中心なんですね。堅実ですね。
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