「犠牲の上にある平和」クーリエ 最高機密の運び屋 nobu0612さんの映画レビュー(感想・評価)
犠牲の上にある平和
カンバーバッチはどこを取り上げても素晴らしい。アレックスとの最後の握手にも心打たれた。肉体を持って過酷さを表現するのは、映像ならではである。
スパイ映画は状況把握が難しくなりがちだが、必要最低限のセリフしかないのに理解に窮することがなかった。
ドラマチックだから映画になるわけだが、同じような境遇に置かれて命を落とした語られない人間は幾多といることも忘れてはならない。
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NOBUさんのコメント
2021年10月8日
今晩は
初めまして。フォロー頂き有難うございます。
今作は、KGBに拷問された崇高な思想故に行動に移したアレックスに対しウィンが、”君の行為が・・”という台詞と、同じく最後の握手にも激しく心打たれた作品でした。
”肉体を持って過酷さを表現するのは、映像ならではである。”
このお言葉、名言だと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
ポポフの存在は知っていましたが、この作品で描かれた事実は知らず。
映画って、娯楽ですが観る側に多くの大切なメッセージを送る崇高な芸術だと思っています。では。