劇場公開日 2021年6月18日

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「21世紀母娘版ミザリー、というより底深く怖かった。」RUN ラン kumiko21さんの映画レビュー(感想・評価)

3.521世紀母娘版ミザリー、というより底深く怖かった。

2021年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

あ、また緑のお薬。確かネトフリの『クイーンズ・ギャンビット』にも出てきた、主人公が児童養護施設で飲まされたり、養母のものを拝借してたりしていた依存性のある精神安定剤的な?、、、と早とちりしたのだが甘かった。
全編やりすぎで極端な寓話だとは思う。
それだけに、まるで他人事とみてはまずいんじゃないか。この中の1滴でも同じようなこと
を自分も母親にされたことあるんじゃないか?娘にしてないか??と思い至ったりして、後味はよろしくなかった。キャシイ・ベイツの怪優っぷりが懐かしい『ミザリー』がマイルドにすら感じてしまう。
ともあれ、娘さんのサバイバル根性には元気づけられた。障害があったとしても若いってすごいなあ、なんて、ね。

Kumiko21