「設定が面白かった」ベル・エポックでもう一度 りやのさんの映画レビュー(感想・評価)
設定が面白かった
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元人気イラストレーターのヴィクトルは、世の変化に付いて行けず、仕事を失い、妻からも見放されていた。息子はそんな父に友人が始めた、タイムトラベルサービス、をプレゼントすることにした。それは、利用客の過去を映画の様に再現する体験型のサービスだった。ヴィクトルは妻と出会った1974年のリヨンをリクエストし、指定された場所を訪れると、そこには当時のリヨンの街並みが再現されていた。用意された70年代ファッションに着替え、髭を剃って少し若作りしたヴィクトルは、思い出のカフェで、女優マルゴが演じる妻マリアンヌと出会った。そして、その女優マルゴに恋をし・・・という話。
タイムトラベルを実際に映画撮影の様に再現するなんて面白いアイディアだと思った。
初めて会った時のトキメキを思い出すことでパートナーに対する自分の気持ちを認識したり、前向きな気持ちを取り戻したり、別れて過ごしてみて解るパートナーの良さを再認識する、など大金使ってでも得るものがあったんだろうと感じた。
女優マルゴに恋をして、別荘まで売り飛ばし金を作って、ダメだったというのも含めて面白かった。
大麻や乱交シーンも当時は普通に有ったのかな、って楽しく観れた。
マルゴ役のドリア・ティリエが美しく魅力的だった。
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