劇場公開日 2021年12月3日

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「古臭さを感じる」彼女が好きなものは 藤崎修次さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0古臭さを感じる

2021年12月6日
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ゲイを終始「ホモ」と呼んでいるところや主人公がQUEENを好んで聞いているというベタな設定など2021年の作品とは思えないくらい昭和の匂いを感じる。

ただ、劇中で紗枝(山田杏奈)が「女のコは皆BL好き」と発しておきながら、それをひた隠しにして生活していることなど現実的要素もしっかり踏まえている点はプラスポイント。

と思ったら卒業式のシーンで突然マイクを握って演説をぶる。

リアリティーのある部分とドラマ的要素の乖離が大き過ぎてそれもどこか古臭さを感じさせる一因かも?

それにしても、山田杏奈はエキセントリックな役柄が続く。所属のアミューズはここのところ大黒柱の福山雅治やサザンも含め、良く言えば攻めてる、悪く言えば仕事を選ばず何でもかんでもさせてる印象。タレントを大事にする事務所、というイメージが少し変わりつつあるのだが・・・

藤崎修次
だるまんさんのコメント
2021年12月6日

山田杏奈は良い女優ですね。どんな役でもやるという意味ては真のプロフェッショナルだと思います。
また、役にも恵まれていると思いますが、彼女が演じると映画全体が良くなる。

だるまん
bloodtrailさんのコメント
2021年12月6日

山田杏奈は、そもそも「ミスミソウ」でメーターぶち抜くくらいに振り切ってますから....

bloodtrail
2021年12月6日

2016年連載された小説みたいです。
ただ作者のプロフィール公表していないみたいですけど「おじさん」らしいです。
価値観はすぐに変わって古くなりますからね。
鮮度大切😊

黒リネン
ちゆうさんのコメント
2021年12月6日

私もホモって言葉久々に聞きました。
ただ原作のタイトルは「彼女がすきなものはホモであって僕ではない」ですから原作の世界観を踏襲するとホモなんでしょうね。

ちゆう