プロミシング・ヤング・ウーマンのレビュー・感想・評価
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Netflixマッチ度98%、何故❓
思い出すのは『リップスティック』
1976年の作品です
ある女性がレイプされ裁判をしても何ともならなかった
そんな時から今年でもう50年近く過ぎているにも関わらずいまだに世の中は変わっていないのだろうか
むしろタチが悪くなっているんじゃなかろうか
もしも自分の身近な人がそうなってしまったら…
かつて武田鉄矢さんがこんなことを言っていました
私の娘に何かがあったら、その相手を殺してしまうかもしれない
まだ子供だった私でも、そんだな〜俺もそうするかもしれない とそう思ったものです
あれから何十年経つだろうか
その考えは今でも変わらない
それほどまでに罪深いことなのだと思う
この作品は、明るい色調でBGMも軽やかだけどそれとは違うとてもとても重く深い内容になっています
『リップスティック』のようなストレートではない
人が人として生まれたのなら、何らかの目的があって人に生まれたのだろうか?
復讐の為に人生をおくることも、また一つの生き方なのかもしれない
人とはとても不自由な生きものなのだな
泣いたり笑ったり怒ったり
大袈裟に考え込んでしまいました
でわでわ
追伸
Netflixからマッチ度98%で勧められた意味が少しだけわかったような気がするが
人じゃないものに決めつけられるのはあまりいい気がしないがいい作品だったことは間違いないです。
既視感 チープ
いかなる場合にも加害者であるという自覚
男子は男子であることで、すでにいかなる場合にも加害者であるのだ。女子であっでも学長のような、日本においては自民党の杉田某のようなやつらはいかなる場合にも男子と同じ目線で加害者でしかない。この映画なら学長や、マディソン。
最初はこれは面白い、痛快なスプラッターかもと思うかもしれない、でも最後まで見てそう思うなら、これはやりすぎだろとか、なんでここまでやるのかわからないと思うならそれまで。ライアンが最後に自分も加害者に加担して加害者であったことをキャシーに指摘され自分のプロミシングブライトフューチャーが危険にされされて、キャシーにクソ女といってしまう。アウト。だからそんなふうにこの映画を見て見終わってもわからないやつはアウトだ。金儲けとか仕事地位を維持するために示談にしていた弁護士が過ちに気づきメンタルになり罪悪感に支配されているらこの人だけセーフだった。わずかにかすかにキャシーもプロミシングフューチャーに行けそうかとおもうながら真実は現実を引き戻しライアンも決定的アウト。クソ女と言うな。
日本でなら[日本人]であること、男性であること、それだけで存在そのものが加害者になりうるから、そのことに自覚的であるべきでそのように教育されるべき。残念ながら国を開けで反対方向に向かい続けていますが。
簡単なことだ。自分の子だったら?自分の家族だったら?恋人だったら?自分自身に起こったたら?と考えるだけなので
[サルでもできる](実際には猿にできないかもですが)ことだけど子どものいじめから、セクハラパワハラ、DV、レイプ、性差別、人種差別、国籍差別ありとあらゆることに小さな子どもからジジイのやることなすこと、全て、他人に起こった他人事、やられたやつが悪い、自分や自分の大事な人に起きたことなら?と言うおきかえも創造力もない。
画面はポップなカラーでアメリカらしく、見ていて麗しい映画だが中身は反吐が出そうな現実。他人事としてみるな。私も見て見ぬ振りをしてないから、してしまう時もある。自分もアウト。ピリオド。
She Saidとセットで見ると良い。これは正しく教育映画。
余韻がすごい
・冒頭から、ダークヒーロー的な話なのかと思ったら主人公にそういった能力はなく、単純に声をかけてきた男を脅迫?説教?復讐?(もっと適した言葉が見つからない)をしている日々の女性というのが、冒頭から興味深くてかなり引き込まれた。
・説教?した男たちが仲間みたいになってたのが謎だった。冒頭のジェリーが旧友の女をホテルに連れてったらしいのと、弁護士の家にいった時も男が車で待ってたり、お金だけで何かそういうことしてくれるもんなのかと思った。それに、弁護士の方はどうしようとしてたんだろう。
・ベッドの下に隠してたメモ帳にとんでもない数の記録があったけど、色が青と赤とあって、違いは何なのかなとかと思ってたら特に触れられなかった。軽めが青で、重めが赤だったのか。
・わざわざ泥酔を装ってまで何でこんなことしてるんだろうっていう謎を追う形で話が進んでいくのがとても見ごたえがあって面白かった。内容的にはとても面白いとは言えないけれど。これがよくある事なんだなぁと思うと悲しくなった。
・チャプターを区切るようにⅰ、Ⅱ、Ⅲ…と表記されるのがわかりやすくて良かった。
・途中までよくある復讐劇の既視感があったりなかったりの中、どうなるんだろうと思っていたらラストで殺されてびっくりした。確かに、生きてて復讐完了してるよりも、何倍も恐ろしいかもしれないと思った。
・主人公は復讐したいのではなく、忘れないでほしい、考えてほしい、という願いというか思いというかそういった事を確認していって誰もかれも忘れてて悲しくなった。とはいえ、自分もそういった現場に関係していたら、果たして勇気をもってできただろうかと考えさせられるし多分、怖くてダメだっただろうと思った。学生の時の傍観者でいたあの感じが蘇ってきて、ライアンのように謝ってしまっただろうと思う。そして過去のことなんだからとかつい言ってしまったかもしれないと思った。辛くなった。
・ラストの復讐後に死体をなくそうという流れになって、医者のわりに死体にびくびくしてるなぁと思ったのと、ジョーがやたらと優しくて何かあんのかなと勘ぐってしまった。
・アマプラだけなのか、字幕が一部変だった。崇めるっていう所が崇あがめるみたいになってた。
うーん…
そこまでしないと思い知らせることはできないのか
おそらくは男性ならば日頃全く意識をしないで過ごしていられることなのだろうが、女性は日々このような危険やストレス、不平等にさらされている。
大半の男性はうるさいなーめんどくさいな、と耳を塞ぐのであろうが、少しでもこの映画で疑似体験で考えて見てほしいと思うものだ。
もちろん女性だからってみんながここまでの酷い目にあうわけではないのだが。でも例えば夜遅く帰る時もエレベーターでも警戒して行動している。なのに未来があるのは若い男子だけ、など言われたらそりゃあ何かしら思い知らせてやろうと、そんな気持ちを抱くのは大変理解できる。
予想はしてたとはいえ、この人なら違うだろうと信じかけた人も、己の立場が危うくなれば豹変。
ほんと救いがない…。いや、そんなもんだとあきらめて忘れて別の道を選んで進めばいいとも言えなくもないけれど。親だってそう思ってる。それではニーナは?引き裂かれた心は?彼女には自分を救う方法がこれしかなかったのだろう。
それが最終的にああいうことになるので…皮肉だし、思い知らせるのにそこまでしなくてはいけないのだろうか?やはり不公平だよな?とどこかに腹立たしい火が燻って残っている。
誰に対しても人権は平等にあるべき!それだと困るのか?世の男共は💢
バーで泥酔している女性客(キャリー・マリガン)を遠目で見ていた男性客三人。
あぁいった女は簡単に性の捌け口として利用できるとばかりに声を掛け行為に及ぼうとするが…。
本当に少しでも多くの人に観て欲しいかなと思う。
人生を奪われた女性と、残された親友の苦悩。
キャリー・マリガンは、そんなクソみたいな男共に夜な夜な“お仕置き”をしているんだけれど、亡くなってしまった親友の母親に諭され もう一度自分の人生を生きて行こうと心に思ったけれど、ある裏切りがきっかけとなり、命を懸けて復讐するという…悲しいな…。
最後に訪れた 憎き標的のバチェラーパーティで、命の危機が訪れることも織り込み済みの決死の覚悟が悲し過ぎた。
女性は性的消費をされて当然の存在?!
女性は性的コンテンツであることを自覚して それにふさわしい言動をすべき?!
違うよね?
ミニスカートをはいたり、夜道を気を付けて歩かなきゃいけないのはなんで?
そんな格好してたら襲われても仕方ないとか自己責任とか言うのって 大抵男だよね?
伊藤詩織さんの時も、“被害者らしい”格好しろとか、なんだよそれ💢着るものをいちいち指図するな💢
(今話題のColaboもそうだけど、Colabo叩くひ◯ゆきとかほんとヤバイでしょって。
現場も知らない、知識も無いくせに叩かない方が良いと思うけどね。女の人に恨みでもあるのかしら…。)
男も女も変わりなく 同じ人権を持った人間として、何故見ることができない?
基本的に日本人の男の人って幼稚な人が多いから 直ぐに相手のせいにしたがるけど、自分のしたことを正当化する為に 相手を攻撃するな💢
女の人は「襲って下さい」なんて思ってると思うか?!だから襲ったって?!ふざけるな💢夜道歩くのに何で女の人がビクビクしなきゃいけないんだ?!
エリートのバカ男の人生を守る為に、裁判所が犯罪者に対して寛大な判決を下すことって…今までもそんな判例幾つもあったよね。
女性はいつでも我慢を強いられ、踏みにじられ、忘れ去られていく。
こんなこと あってはならないと一人一人の意識を変えていかないと、女性の人権は護られない。
この作品はただの復讐劇では無いですよ?
因みに、ボー・バーナム…コメディアンかと思ってたけど(笑)
この作品を観る大分前に、たまたまボー・バーナムのおもろい動画見てたからコメディアンだと思ってたわ(笑)。
こんな見た目の誠実そうで、一緒に居て愉快な人でも一皮剥けば…な脚本もナルホドです。
ブリちゃんの曲が、凄く不穏な感じで使われていて 衣装やその先の展開に合ってて 良かったです。
価値観の変わるであろう数年後には、共感が減るのかな?
すごく面白かった、というか衝撃を受けた
詳しくは描かれないが、七年前?の出来事で、なんらかの心の病気とされた過去があり、そしてその治療では、自分が感じた不条理を解決できなかったのだろう。男を襲う行為は決して世直しのためではないのであろう。
ゆっくりと関係を深めようとする彼氏との出会いと、親友の親からの提言が、目線を少し違う方向に向かわせるきっかけとなる。しかし、過去に対する彼氏の言い訳に対して原点に戻される。この時、もう少し彼女に寄り添った真摯な言葉が有れば、とも思うが、現場にいながらも記憶にない時点で、価値観の違いはいかんともしがたいものだったのだろう。
願わくば幸せになって欲しかった。彼女の親はただ可哀想。
男として、自分は決してそういうタイプではないとか、自分は理解のある方とか思ったとしても、しっかり逃げ道が塞がれていて、正直居心地の悪い思いがした。
いわゆる男の「おちんちん感」がテーマなので、急激に変わる世の中に、数年後には古いテーマとなる可能性があるが、そうあって欲しいのだろう。昔の007はもうまともに観れなくなるのかな…
事件のあらまし
若いがゆえに早く単純な決着を求めがち
レンタル110
いつもの店でジャケ借り と思いきや
観たいリストに既にタイトルがあった
誰かのレビューをみて書き留めたのかもしれない
テーマは深く重層的だ
単純な復讐劇ではない
主人公の行動に100%賛同できるものではない
溜飲は下がらない
主人公のターゲットは単純な悪人ではない
恋人も単純な善人ではない
アメリカの映画とは思えない
この監督には知性とユーモアを感じる
ファーゴに通ずるような…
やっぱり女性の方が才能があるわ
ラストは火サスレベルかなと
若気の至り…それで人を傷つけたり
場合によっては取り返しのつかないことになったりする
その度合いに見合う償いをするしかない
若いがゆえに早く単純な決着を求めがちだが
一旦棚上げして折り合いがつくのを待つ
与えられた人生を引き受けてズルズルしぶとく生きていく
というのが50半ばに差し掛かったオラの知恵だ
ローマ数字でⅠとかⅡとか出てくるのは
ちょっとタラ臭がして好きだ
ラブストーリー?サスペンス?
納得の面白さ!ただ、つらくて再鑑賞は…
劇中にいくつも出てくる、男性→女性に向けた下劣な発言シーンたちが『何気ない日常の一コマ』として描写されている点にグッときました。
「映画はフィクションだけれど、これらは現実で日常的に行われているよ」ということ。
また、行う側にとってはただの冗談や軽口であり、それを受けた相手(今回は主に女性)に反撃されるとビビッて逆ギレするという浅さもリアルで良かったです。
サクサク進むストーリーと利発な主人公がリベンジしていく様は、誰が見ても楽しめる内容かと思います。
様々な人に観てもらいたい内容ですし、人によって感じるものや印象的なシーンが変化するのではとも思いました。
が、結末も含めて大なり小なり辛いシーンが連続するので(直接的な描写では無い)
個人的には再鑑賞はしないかな…と感じています。。。
さいきょうPと地獄の生きものたち
見終わってから目にしたプロデューサー、マーゴット・ロビーの字面に猛烈に納得。
どう考えてもマーゴットがやりかねない役だもん。。
そこをあの可憐なキャリー・マリガンがやるっていう。役者さんとしては大好きなんだけど、この役には正直ちょっと違和感。
スタイリッシュなアングルと色合いで、ゴダールとか連想させるシーンもあったり、実は時間が取れなくて2日にわけて観ましたが、序盤からめちゃくちゃテンポよくて止めるのが大変でした。
女性たちが日ごろ味わっている地獄を疑似体験できる映画でもあるので、かわいい娘のいるパパたちは見といたほうがいいんじゃないかな。。
2人の賢くて優秀な女性を見捨てる代わりに得られたものの帰結があのパーティだとするなら、本当に世の中はクソ、控えめにいって地獄だけど、似たような事例が後を絶たない。正規ヒューマンである男を生かすためなら「補欠」の女のことなんかどうでもいいっていうリアリストたちの既視感がすごい。
「ROMA」観た時も思ったけど、マッチョ志向の男性がやたら強さにこだわるのは、実は臆病さの裏返しなんじゃないかっていうこと。その怯えの源泉がどこにあるのかは知らないけど、もし男性優位社会そのものが元凶になっているならもはや持続可能なマッチポンプ。
それが弱まって救われるのはなにも女性だけではないっていう話。
世の男たちは観た方が良い作品
アカデミー賞脚本賞受賞作品。
「前途有望(プロミシング)」でありながら、性暴力によって未来を絶たれた親友の代わりに男たちを罰していく主人公の話。
『ジョン・ウィック』のような爽快感はなく、いかに主人公が復讐を成し遂げるかをサスペンスフルに描いている。
「サイコ女」「狂ってる」と追い詰めた男たちに罵倒されながらも着実に計画を遂行していく主人公キャシーの姿は、男性主体の世の中に深々と重いパンチを放っている。
個人的に観賞後の印象は『ブレイキング・バッド』に近い。
『プロミシング・ヤング・ウーマン』はマーゴット・ロビーが立ち上げた会社ラッキーチャップ・エンターテイメント製作。マーゴットは映画業界に女性主体の映画がもっと増えるべきというポリシーの下、精力的に作品を制作している。
明るい未来が約束された若い女性
話題になってたので楽しみにしていた映画。
華麗な映画かと思ったが、中々えぐかった。
主人公は復讐に生きる女性で、前半と後半は話のテイストが変わる。
後半は割と目が離せなかった。
終わり方も映画としては良かったと思う。
後味の悪さを残さず、重くならずにスカッと終わる感じ。
キャリーマリガンが可愛かった。華麗なるギャッツビーの時に天使かと思ったのに、あまり私が見る映画に出てこないから忘れていたがやっぱり可愛かった。
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