プロミシング・ヤング・ウーマンのレビュー・感想・評価
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赦す必要はない、ただ破滅する必要もない
観ているのが辛い映画。それでも Carey Mulligan からは目が離せない。一時は囚われた過去から解放されるが、最終的には破滅にまっしぐら。仮に目的が遂げられても、彼女自身が幸せでなくちゃ意味がないのに...
プロミシング・ヤング・ウーマン
【ピロシの映画レビュー②⓪】
邦題 プロミシング・ヤング・ウーマン
原題 Promising Young Woman
⚫︎監督
エメラルド・フェネル(初監督作品)
⚫︎脚本
エメラルド・フェネル
⚫︎出演者
キャリー・マリガン
ボー・バーナム
アリソン・ブリー
⚫︎公開
2020年
⚫︎上映時間
113分
⚫︎製作国
🇺🇸アメリカ合衆国
⚫︎ジャンル
ある意味スリラー
ある意味コメディ
ある意味ヒューマンドラマ
レビュー記念すべき⁉️20回目キタ━(゚∀゚)━!笑
題材が題材なだけに面白いというのが適切か分かりませんが、エンタメとしては控えめに言っても『傑作』です!脚本は勿論のこと、音楽も映像も良い。
『激しい怒りより
静かな怒りの方が恐ろしい』
⚠️⚠️⚠️ネタバレ注意⚠️⚠️⚠️
元医大生で、現在はカフェの店員をしている女性が主人公。
夜はナイトクラブでキャラ変を敢行!男の前で泥酔、したふりをし・ ・ ・。
「ゴーン・ガール」がパートナーに対しての復讐劇なら、本作はあえて大袈裟に表現すれば男尊女卑的社会&それに追従する人達へのリベンジムービーと言えるでしょうか。どんな大問題でも他人のことには想像力が働かないのに、自分のことになるところっと態度を変える人間は現実にも多いですが、そんなところにもグサリと食い込んでます。かと言って方向性がそれほど重くも、暗~~くもならないのが面白いトコロ!
時折り、『女、舐めんなよ』的なシーンが出てきますが、反撃された時の男たちのこれまた滑稽なこと!!。男性必見です笑
明るく楽しく激しく、そして悲しき復讐物語。
パートナーとお友達と
是非ご覧ください❤️❤️❤️
おすぎでした!
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Anger Is An Energy。 男は狼なのよ気をつけなさい、つつしむくらいなら殺っちゃいなさい。
親友の恨みを晴らそうと暗躍する女性キャシーの復讐を描いたブラック・コメディ&サイコ・スリラー。
監督/脚本/製作は『リリーのすべて』(出演)、『PAN ネバーランド、夢のはじまり』(出演)の、女優としても活躍する名匠エメラルド・フェネル。
主人公キャシー・トーマスを演じるのは『ドライヴ』『華麗なるギャツビー』のキャリー・マリガン。なおマリガンは本作の製作総指揮も務めている。
製作に名を連ねるのは『アバウト・タイム 愛おしい時間について』「DCEU」シリーズで知られる女優、マーゴット・ロビー。
👑受賞歴👑
第93回 アカデミー賞…脚本賞!
第74回 英国アカデミー賞…英国作品賞/オリジナル脚本賞!✨
第46回 ロサンゼルス映画批評家協会賞…脚本賞!
第36回 インディペンデント・スピリット賞…脚本賞!
第26回 放送映画批評家協会賞…主演女優賞/オリジナル脚本賞!✨
とにかく怒気に満ち溢れた映画である。
親友をレイプした当事者とそれに無関心な部外者、さらには隠匿しようとする権力者と、とにかく全方位に対してキャシーはブチ切れている。
その怒りはレイプ事件の周囲にいた者だけでなく、”男”という立場を利用して女を食い物にする者全てに向けられているし、もっと言うのならこの世界を支配している男性優位なシステムそのものに彼女は挑戦しているとも言える。
怒りを原動力にして突き進むキャシー。その姿は狂気的だが、虐げ軽んじられる女性の立場に対し怒らずにはいられない彼女の思考や感性は至極まともである。
怒る彼女を「正気では無い」と一蹴する世界こそが正気では無いのだ。
「Anger Is An Energy」とはパンク・ロック界の巨人、ジョン・ライドンの言葉である。この映画は虐げられる女性の怒りを一身に背負い爆進するパンク・ロック・ムービーであり、反骨精神を失っていない全てのパンクスに、是非鑑賞していただきたい一本である。
物語が物語なだけに、時としてかなりの胸糞悪さを味わわされる作品ではあるのだが、基本的にはかなりポップな作風。
ともすれば死ぬほどシリアスになりそうな題材でありながら、キャシーと男たちのやり取りには多分にユーモアが仕込まれている。主人公が返り討ちに合うという悲劇的な場面にすらコメディの要素が含まれており、いついかなる場合においてもエンターテイメント性を失わないというのが本作の大きな強みとなっている。
露骨な暴力描写や性描写もないため、そういったものが苦手な人でも楽しむ事ができるはず。
辛い物語ではあるが、誰でも楽しめる(この映画に登場するようなクソ男以外)娯楽映画である。
本作に登場する富と地位を手に入れたクソインテリども。男の自分でもこんなクソったれどもは駆逐されるべき汚物であると思う。
それだけに、意外とお仕置きシーンが少ない事にガッカリ😞ハーレイ・クインのようなナースコスチュームに身を包んだキャシーが、クソ男どもバッタバッタと薙ぎ倒していく。そんな映画だと思っていたのに〜〜。
女囚ものや女忍者ものなど、セクシーな女性による復讐劇というのは色物扱いされやすいジャンルである。そういったジャンル映画とは一線を画すものとして本作は制作されているし、実際そういう映画に仕上がっているのだが、もっと露悪的かつバイオレンス、そしてガラクタっぽい映画が観たかったな。ハーシュさが足りんっすわ。
昨今その数を増やし続けている女性映画。その中でも本作は突出している…とは思わないが、一見の価値がある映画であることは間違いない。
「男は狼なのよ気をつけなさい。年頃になったなら慎みなさい」なんて歌があるけれど、つつしんでいる暇があったら狼どもに地獄を見せてやれっ!!💥💥
タッチが新鮮で飽きない
ストーリーとしてはよくある感じだが、元恋人が助けに来ないで死んじゃうとこは予想を裏切られた。
レイプ復讐モノとしていい出来上がりだと思う。
主人公の女性、鼻と口もとが綺麗。
観客の胸をえぐる復讐もの
一見主人公に対して、いや友人の問題に対してお前が執着を持ちすぎだろーとか昔のことに対してやりすぎだろー、なんて思ってしまうものの、それこそまさに加害者側(ないしinnocent bystander)の言い分でしかないわけで。
そこに対して向けられる主人公の憎悪はそのまま観客に向けられている。
サスペンスとしても展開が上手くできていて楽しめる。
なんせ主人公が自分の死を前提に相手を倒すのなんて、まさにレオン的展開。もしくはダンブルドア的展開。
復讐劇
2023年8月15日
映画 #プロミシング・ヤング・ウーマン (2020年)鑑賞
#17歳の肖像 が2009年の映画なので、それから11年後
#キャリー・マリガン も凄い女優になったな。製作総指揮にも名前を連ねてる
製作には #マーゴット・ロビー の名前も
監督もバービーに出演中の女性の #エメラルド・フェネル
事前情報なしで観て下さい
なかなかの評判だったので鑑賞。そう、それ以外なんも知りません。
まず、Young WomanのYoungが全然出てこなくて、どうしてだろう?皮肉かなあ?と思いながら観てました。物語が進んでいくに連れて、そのもやもやが一気に氷解しました。そういう意味でスッキリできます。ただ、細かいところやラストの中途半端感に引っかかりはしました。
あんま書くと面白さが消失しちゃうので遠慮しますが、痛快なサスペンスですけれども後味が非常に悪いです。が、不快さは一切なく不思議な映画になってました。
自分は常々疑問に感じてますが、犯罪者の人権が被害者の人権に優る状況はなんとかならんものかと。そんなテーマに正面切って取り組んだものと評価します。
やりきれない
復讐劇が繰り広げられますが、かなり終わったあとは空しくなりました。
若気の至りでは済まされない問題で、主人公の姿を応援したくなりましたが、ラストが良かったのかどうかか判断がつかないわだかまりが残りました。
天才女流監督登場
これが長編第一作とは思えません。
演出、脚本、演技、音楽、画像ほぼ完ぺきな作品です。
話の展開(脚本)はプロットも素晴らしい上にスリラーも抜群、音楽の使い方も特にラストシーンなんかフェミニズム的ですが、実に上手い。
画像面では、幾何学的な画面構成、パステル調、左右対称画面、ロングショットの多用などバラエティーに富んだ映像設計に感心しきり。
She Saidで大贔屓のマリガン選手は監督の指示もあるのでしょうが変幻自在のメイクでカメレオン的に多彩な演技を見せます。
とにかく面白い、且つ快感を感じる作品です。
救えなかった自分への終わらない怒り
バカな男どもや、同じ穴の狢の女どもを許せない以上に、ただ一人の人だったニーナを救えなかった自分自身を許せなかったキャシーの自分への復讐劇。
他の奴らなんて多分どうでも良くて、酔ったふりして男を騙して罵詈雑言を浴びたり、言い負かしたりするのも、親に迷惑かけてみたり、唯一の友達にダル絡みしたりするのも、自分を許せないキャシーの自罰的な行動で、それを解すライアンの存在に油断した自分が許せなくて、また一段階段を登っていく気合いのキャシー
ライアンと付き合い出した時点で、もう何か起こるし、嫌な事しかないでしょ…このあと…で、ずっと共感性羞恥の発動で落ち着かなかったです。個人的には話の筋はずっと見えていたので、親子の関係性のあたりに、もうちょっとなにか新鮮なものが欲しかった気がします
憧れの、自分では救えなかったニーナになってしまうことでしか、自分を救えなかったキャシー自身が、その認知の歪みに気づけぬまま死んでいったことが、何だか寂しいなって思います。
誰も、キャシーを救えなかったんだもなぁ…
ニーナの復讐が終わったから、これで終わりだと思う??
私は思いません。そうじゃない描き方もみたかった。
鬱展開に要注意
水戸黄門的な爽快感はあるが、主人公の喪失感や認知の歪みといった根本的な問題は解決に向かわず、鑑賞後は歯痒さが残る。
キャリー•マリガンの七変化が楽しく最後まで飽きずに楽しめるが、最終的に誰も救われないストーリーなので、人に勧められる映画ではない。
Netflixマッチ度98%、何故❓
思い出すのは『リップスティック』
1976年の作品です
ある女性がレイプされ裁判をしても何ともならなかった
そんな時から今年でもう50年近く過ぎているにも関わらずいまだに世の中は変わっていないのだろうか
むしろタチが悪くなっているんじゃなかろうか
もしも自分の身近な人がそうなってしまったら…
かつて武田鉄矢さんがこんなことを言っていました
私の娘に何かがあったら、その相手を殺してしまうかもしれない
まだ子供だった私でも、そんだな〜俺もそうするかもしれない とそう思ったものです
あれから何十年経つだろうか
その考えは今でも変わらない
それほどまでに罪深いことなのだと思う
この作品は、明るい色調でBGMも軽やかだけどそれとは違うとてもとても重く深い内容になっています
『リップスティック』のようなストレートではない
人が人として生まれたのなら、何らかの目的があって人に生まれたのだろうか?
復讐の為に人生をおくることも、また一つの生き方なのかもしれない
人とはとても不自由な生きものなのだな
泣いたり笑ったり怒ったり
大袈裟に考え込んでしまいました
でわでわ
追伸
Netflixからマッチ度98%で勧められた意味が少しだけわかったような気がするが
人じゃないものに決めつけられるのはあまりいい気がしないがいい作品だったことは間違いないです。
既視感 チープ
前から観たくて、やっと観たけど、思ってたほど良くなかった…
既視感を感じて…
なんか、ありがちな話。
あと、なんか全体的にチープで、セットが質素だったり、
バーで踊ったり飲み食いしたりしてるエキストラ系も下手だし…
金かかってないのが分かる(笑)
期待してたけど、それほど良くなかった(笑)
いかなる場合にも加害者であるという自覚
男子は男子であることで、すでにいかなる場合にも加害者であるのだ。女子であっでも学長のような、日本においては自民党の杉田某のようなやつらはいかなる場合にも男子と同じ目線で加害者でしかない。この映画なら学長や、マディソン。
最初はこれは面白い、痛快なスプラッターかもと思うかもしれない、でも最後まで見てそう思うなら、これはやりすぎだろとか、なんでここまでやるのかわからないと思うならそれまで。ライアンが最後に自分も加害者に加担して加害者であったことをキャシーに指摘され自分のプロミシングブライトフューチャーが危険にされされて、キャシーにクソ女といってしまう。アウト。だからそんなふうにこの映画を見て見終わってもわからないやつはアウトだ。金儲けとか仕事地位を維持するために示談にしていた弁護士が過ちに気づきメンタルになり罪悪感に支配されているらこの人だけセーフだった。わずかにかすかにキャシーもプロミシングフューチャーに行けそうかとおもうながら真実は現実を引き戻しライアンも決定的アウト。クソ女と言うな。
日本でなら[日本人]であること、男性であること、それだけで存在そのものが加害者になりうるから、そのことに自覚的であるべきでそのように教育されるべき。残念ながら国を開けで反対方向に向かい続けていますが。
簡単なことだ。自分の子だったら?自分の家族だったら?恋人だったら?自分自身に起こったたら?と考えるだけなので
[サルでもできる](実際には猿にできないかもですが)ことだけど子どものいじめから、セクハラパワハラ、DV、レイプ、性差別、人種差別、国籍差別ありとあらゆることに小さな子どもからジジイのやることなすこと、全て、他人に起こった他人事、やられたやつが悪い、自分や自分の大事な人に起きたことなら?と言うおきかえも創造力もない。
画面はポップなカラーでアメリカらしく、見ていて麗しい映画だが中身は反吐が出そうな現実。他人事としてみるな。私も見て見ぬ振りをしてないから、してしまう時もある。自分もアウト。ピリオド。
She Saidとセットで見ると良い。これは正しく教育映画。
余韻がすごい
・冒頭から、ダークヒーロー的な話なのかと思ったら主人公にそういった能力はなく、単純に声をかけてきた男を脅迫?説教?復讐?(もっと適した言葉が見つからない)をしている日々の女性というのが、冒頭から興味深くてかなり引き込まれた。
・説教?した男たちが仲間みたいになってたのが謎だった。冒頭のジェリーが旧友の女をホテルに連れてったらしいのと、弁護士の家にいった時も男が車で待ってたり、お金だけで何かそういうことしてくれるもんなのかと思った。それに、弁護士の方はどうしようとしてたんだろう。
・ベッドの下に隠してたメモ帳にとんでもない数の記録があったけど、色が青と赤とあって、違いは何なのかなとかと思ってたら特に触れられなかった。軽めが青で、重めが赤だったのか。
・わざわざ泥酔を装ってまで何でこんなことしてるんだろうっていう謎を追う形で話が進んでいくのがとても見ごたえがあって面白かった。内容的にはとても面白いとは言えないけれど。これがよくある事なんだなぁと思うと悲しくなった。
・チャプターを区切るようにⅰ、Ⅱ、Ⅲ…と表記されるのがわかりやすくて良かった。
・途中までよくある復讐劇の既視感があったりなかったりの中、どうなるんだろうと思っていたらラストで殺されてびっくりした。確かに、生きてて復讐完了してるよりも、何倍も恐ろしいかもしれないと思った。
・主人公は復讐したいのではなく、忘れないでほしい、考えてほしい、という願いというか思いというかそういった事を確認していって誰もかれも忘れてて悲しくなった。とはいえ、自分もそういった現場に関係していたら、果たして勇気をもってできただろうかと考えさせられるし多分、怖くてダメだっただろうと思った。学生の時の傍観者でいたあの感じが蘇ってきて、ライアンのように謝ってしまっただろうと思う。そして過去のことなんだからとかつい言ってしまったかもしれないと思った。辛くなった。
・ラストの復讐後に死体をなくそうという流れになって、医者のわりに死体にびくびくしてるなぁと思ったのと、ジョーがやたらと優しくて何かあんのかなと勘ぐってしまった。
・アマプラだけなのか、字幕が一部変だった。崇めるっていう所が崇あがめるみたいになってた。
うーん…
もっと高得点にしたかったのだけど
復讐にのみ人生を使ってしまったことと
人は立ち直る機会が与えられないのかな?って
被害者側も加害者側も
もちろんのうのうと生きてられるのは
嫌だけど💦
そんなことじゃないか💦映画なのだから。
ほんの少しの幸せなシーンが可愛いらしく描写されていて
その前のサイコパスなシーンはただ痛々しくて、
なんだか観終わった後
色んな感情が⤵︎
クソ男どもも腹立つけどさ
映画にしてしまうとヒロインがただ不憫だった
誰が報われたかな?って…
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