プロミシング・ヤング・ウーマンのレビュー・感想・評価
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虚しい復讐
高評価という事だけで、全く事前情報なしで観ました
すごい復讐劇でした
It's raining menからぐいぐいストーリーの中に引き込まれてラストまで全然退屈せず観れました
テーマはかなり重め
主人公のキャシーが何であんな事をしているかという理由もだんだんわかり
被害者からしたら、加害者でなくても傍観者も同じ
「それが他人事でなく当事者になったら」とわからせるとても賢いやり方
ラストに向かう展開は予想できたけど、あのラストじゃなくてもっと後味の良い復讐劇であってほしかったです
いつも温かく見守っているパパが可哀想でした
社会的制裁の復讐で良かったような
でもこれは映画だからあれで良かったのでしょう
キャリーの衣装も可愛く、劇中の曲も好みの曲ばかりでした
将来を約束された若い女性(プロミシングヤングウーマン)
誰もがそうではないけど、世の中本当に多いよ。こういう輩たち。
SHE SAIDを鑑賞後にはぴったりすぎた
同じくキャリーマリガン出演
この世にはたくさんの差別とそれに基づく犯罪があり、屈辱を腹にためながら生きている人は少なくないはず
その中の1つ、性差別に性犯罪
長く生きると、どんな状態であれ性犯罪は犯罪だという認識の薄い加害者が驚くほど多いことにも気付くようになる
男(もしくは同等の立場の人)なんてそんなものよ?なんて涼しい顔で被害者にだけ責めを負わせる風潮も変えていかなければいけない
我慢する必要の無いことに我慢を強いられることも
心がすりおろされるようなストーリーの外でマーゴットロビーが製作陣に加わったから最後の衣装がこれなのかなんて心にワンクッションあったり
マーゴットのあの役に似てますよね
音楽も邪魔をせず、ピタッと心情を表していたのもよかったです
このほかにも性犯罪を元にした作品が多数あるというのにそれが無くならないのは大人や教育システムにも問題があると考えていいと思う
世の中のクズを殲滅して回りたくなります
被害に遭った人もそうでない人も、どうか、自分を大切にしてください
下の印象の選択肢に腹が立つとか許せないとかも加えてください…
2時間越しのノリツッコミ
キャリーマリガンのファンなので、体目当てのしょうもない男をシバいて、ハンバーガーを食べながら朝焼けの中を歩く姿を見たとき、これは当たりだと確信しましたが。
色々と紆余曲折を経て最後、あの終わり方は大丈夫なのか?
『おー、もっと追い込んだれ……。いや、君が死ぬんかい』とツッコミを入れずにはいられませんでした。
目的を果たすために、自分の命をみすみす差し出してどうすんの?
ラストのトーンも変に明るく、いや彼女死んだよ? と追いツッコミを何度も入れました。
この手の結末をサクセスストーリーのように描くのは危険で、実際、発せられるメッセージは恐ろしく有害です。
これがアカデミー賞で脚本賞を獲ったというのが、未だに信じられません。反戦とか非暴力、差別反対みたいな辺りが、賞レースに出るための必須要件だったと思うのですが。
これではまるで、広義の自殺を推奨しているみたいです。
壮絶な復讐劇
エメラルド・フェネル監督の『Saltburn』といい、本作といい、主人公のキャラクターが強烈です。
キャリー・マリガンが演じる本作の主人公も、過去、友人におとずれた不幸から
復讐にも似た感情を抱き続け、対象者ひとりひとりに強烈な復讐をしていく。
冒頭から男を騙し(ハニートラップにかけ)、やはり男はクズばかりと言わんばかりではあるが、
実際、過去に起きたことがその通りであり、主人公に話しかけてくる男もそんなやつばかりであるが故、
彼女の中で確信になっていったのだろうと思います。
ラストもヒネリがあって、実に面白いと思いましたし、なんとも深く考えさせられる作品に昇華していたと思います。
本作をいつか観なくては・・・とは思っていたものの、過日観た『Saltburn』に背中を押され、鑑賞しました。
キャリー・マリガンのぶっ飛んだ演技を是非ご堪能ください。
男性の性加害に焦点を当てた意欲作。
この映画のラスト。あのスクールデイズにも並ぶかもしれないくらいに強烈でした。
ただし個人的には世間評に比べて全く刺さらず、総合評価は星3点となりました。
まず、この題材をエンタメとして消化して良いのか?という疑問。そして割り切ってエンタメとして見るにしても、実に中途半端でカタルシスに欠けていた本作。これならいっそドキュメンタリーにした方が良かったのではないかとすら思えてきます。
男子に集団レイプされ訴えるも想い叶わず、自分を責めて自殺した親友。彼女の親友だったキャシーは人生をかけ男性と、レイプを黙認した社会への復讐劇に乗り出します。
未だ男性優位な社会に数穴を開けるような内容は非常にセンセーショナルでした。
重いテーマを内包していながらも、それでいてエンタメしているバランスが世間的には受けたのでしょう。
ただ、全体の構成が長く中盤は結構ダレます。
盛り上がるのはラストもラストで、それまでは冗長に感じました。
加えて113分という上映時間の割に脚本も薄いですし、もっとメリハリのある構成にした方が評価が上がった気がします。
加えてキャスト勢にもあまり魅力を感じませんでした。作品のメッセージ性の強さに負けている気がします。
男性視聴者の中には見ていて居た堪れない人もいるかもしれません。でもまずはしっかりと現実にある問題に目を向け、過去の自分に振り返ってみるのは如何でしょうか?
生傷を抉られるような思いをしたあなたは、後ろめたい過去があるのかもしれません。
赦す必要はない、ただ破滅する必要もない
観ているのが辛い映画。それでも Carey Mulligan からは目が離せない。一時は囚われた過去から解放されるが、最終的には破滅にまっしぐら。仮に目的が遂げられても、彼女自身が幸せでなくちゃ意味がないのに...
プロミシング・ヤング・ウーマン
【ピロシの映画レビュー②⓪】
邦題 プロミシング・ヤング・ウーマン
原題 Promising Young Woman
⚫︎監督
エメラルド・フェネル(初監督作品)
⚫︎脚本
エメラルド・フェネル
⚫︎出演者
キャリー・マリガン
ボー・バーナム
アリソン・ブリー
⚫︎公開
2020年
⚫︎上映時間
113分
⚫︎製作国
🇺🇸アメリカ合衆国
⚫︎ジャンル
ある意味スリラー
ある意味コメディ
ある意味ヒューマンドラマ
レビュー記念すべき⁉️20回目キタ━(゚∀゚)━!笑
題材が題材なだけに面白いというのが適切か分かりませんが、エンタメとしては控えめに言っても『傑作』です!脚本は勿論のこと、音楽も映像も良い。
『激しい怒りより
静かな怒りの方が恐ろしい』
⚠️⚠️⚠️ネタバレ注意⚠️⚠️⚠️
元医大生で、現在はカフェの店員をしている女性が主人公。
夜はナイトクラブでキャラ変を敢行!男の前で泥酔、したふりをし・ ・ ・。
「ゴーン・ガール」がパートナーに対しての復讐劇なら、本作はあえて大袈裟に表現すれば男尊女卑的社会&それに追従する人達へのリベンジムービーと言えるでしょうか。どんな大問題でも他人のことには想像力が働かないのに、自分のことになるところっと態度を変える人間は現実にも多いですが、そんなところにもグサリと食い込んでます。かと言って方向性がそれほど重くも、暗~~くもならないのが面白いトコロ!
時折り、『女、舐めんなよ』的なシーンが出てきますが、反撃された時の男たちのこれまた滑稽なこと!!。男性必見です笑
明るく楽しく激しく、そして悲しき復讐物語。
パートナーとお友達と
是非ご覧ください❤️❤️❤️
おすぎでした!
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Anger Is An Energy。 男は狼なのよ気をつけなさい、つつしむくらいなら殺っちゃいなさい。
親友の恨みを晴らそうと暗躍する女性キャシーの復讐を描いたブラック・コメディ&サイコ・スリラー。
監督/脚本/製作は『リリーのすべて』(出演)、『PAN ネバーランド、夢のはじまり』(出演)の、女優としても活躍する名匠エメラルド・フェネル。
主人公キャシー・トーマスを演じるのは『ドライヴ』『華麗なるギャツビー』のキャリー・マリガン。なおマリガンは本作の製作総指揮も務めている。
製作に名を連ねるのは『アバウト・タイム 愛おしい時間について』「DCEU」シリーズで知られる女優、マーゴット・ロビー。
👑受賞歴👑
第93回 アカデミー賞…脚本賞!
第74回 英国アカデミー賞…英国作品賞/オリジナル脚本賞!✨
第46回 ロサンゼルス映画批評家協会賞…脚本賞!
第36回 インディペンデント・スピリット賞…脚本賞!
第26回 放送映画批評家協会賞…主演女優賞/オリジナル脚本賞!✨
とにかく怒気に満ち溢れた映画である。
親友をレイプした当事者とそれに無関心な部外者、さらには隠匿しようとする権力者と、とにかく全方位に対してキャシーはブチ切れている。
その怒りはレイプ事件の周囲にいた者だけでなく、”男”という立場を利用して女を食い物にする者全てに向けられているし、もっと言うのならこの世界を支配している男性優位なシステムそのものに彼女は挑戦しているとも言える。
怒りを原動力にして突き進むキャシー。その姿は狂気的だが、虐げ軽んじられる女性の立場に対し怒らずにはいられない彼女の思考や感性は至極まともである。
怒る彼女を「正気では無い」と一蹴する世界こそが正気では無いのだ。
「Anger Is An Energy」とはパンク・ロック界の巨人、ジョン・ライドンの言葉である。この映画は虐げられる女性の怒りを一身に背負い爆進するパンク・ロック・ムービーであり、反骨精神を失っていない全てのパンクスに、是非鑑賞していただきたい一本である。
物語が物語なだけに、時としてかなりの胸糞悪さを味わわされる作品ではあるのだが、基本的にはかなりポップな作風。
ともすれば死ぬほどシリアスになりそうな題材でありながら、キャシーと男たちのやり取りには多分にユーモアが仕込まれている。主人公が返り討ちに合うという悲劇的な場面にすらコメディの要素が含まれており、いついかなる場合においてもエンターテイメント性を失わないというのが本作の大きな強みとなっている。
露骨な暴力描写や性描写もないため、そういったものが苦手な人でも楽しむ事ができるはず。
辛い物語ではあるが、誰でも楽しめる(この映画に登場するようなクソ男以外)娯楽映画である。
本作に登場する富と地位を手に入れたクソインテリども。男の自分でもこんなクソったれどもは駆逐されるべき汚物であると思う。
それだけに、意外とお仕置きシーンが少ない事にガッカリ😞ハーレイ・クインのようなナースコスチュームに身を包んだキャシーが、クソ男どもバッタバッタと薙ぎ倒していく。そんな映画だと思っていたのに〜〜。
女囚ものや女忍者ものなど、セクシーな女性による復讐劇というのは色物扱いされやすいジャンルである。そういったジャンル映画とは一線を画すものとして本作は制作されているし、実際そういう映画に仕上がっているのだが、もっと露悪的かつバイオレンス、そしてガラクタっぽい映画が観たかったな。ハーシュさが足りんっすわ。
昨今その数を増やし続けている女性映画。その中でも本作は突出している…とは思わないが、一見の価値がある映画であることは間違いない。
「男は狼なのよ気をつけなさい。年頃になったなら慎みなさい」なんて歌があるけれど、つつしんでいる暇があったら狼どもに地獄を見せてやれっ!!💥💥
タッチが新鮮で飽きない
ストーリーとしてはよくある感じだが、元恋人が助けに来ないで死んじゃうとこは予想を裏切られた。
レイプ復讐モノとしていい出来上がりだと思う。
主人公の女性、鼻と口もとが綺麗。
観客の胸をえぐる復讐もの
一見主人公に対して、いや友人の問題に対してお前が執着を持ちすぎだろーとか昔のことに対してやりすぎだろー、なんて思ってしまうものの、それこそまさに加害者側(ないしinnocent bystander)の言い分でしかないわけで。
そこに対して向けられる主人公の憎悪はそのまま観客に向けられている。
サスペンスとしても展開が上手くできていて楽しめる。
なんせ主人公が自分の死を前提に相手を倒すのなんて、まさにレオン的展開。もしくはダンブルドア的展開。
復讐劇
事前情報なしで観て下さい
なかなかの評判だったので鑑賞。そう、それ以外なんも知りません。
まず、Young WomanのYoungが全然出てこなくて、どうしてだろう?皮肉かなあ?と思いながら観てました。物語が進んでいくに連れて、そのもやもやが一気に氷解しました。そういう意味でスッキリできます。ただ、細かいところやラストの中途半端感に引っかかりはしました。
あんま書くと面白さが消失しちゃうので遠慮しますが、痛快なサスペンスですけれども後味が非常に悪いです。が、不快さは一切なく不思議な映画になってました。
自分は常々疑問に感じてますが、犯罪者の人権が被害者の人権に優る状況はなんとかならんものかと。そんなテーマに正面切って取り組んだものと評価します。
やりきれない
天才女流監督登場
救えなかった自分への終わらない怒り
バカな男どもや、同じ穴の狢の女どもを許せない以上に、ただ一人の人だったニーナを救えなかった自分自身を許せなかったキャシーの自分への復讐劇。
他の奴らなんて多分どうでも良くて、酔ったふりして男を騙して罵詈雑言を浴びたり、言い負かしたりするのも、親に迷惑かけてみたり、唯一の友達にダル絡みしたりするのも、自分を許せないキャシーの自罰的な行動で、それを解すライアンの存在に油断した自分が許せなくて、また一段階段を登っていく気合いのキャシー
ライアンと付き合い出した時点で、もう何か起こるし、嫌な事しかないでしょ…このあと…で、ずっと共感性羞恥の発動で落ち着かなかったです。個人的には話の筋はずっと見えていたので、親子の関係性のあたりに、もうちょっとなにか新鮮なものが欲しかった気がします
憧れの、自分では救えなかったニーナになってしまうことでしか、自分を救えなかったキャシー自身が、その認知の歪みに気づけぬまま死んでいったことが、何だか寂しいなって思います。
誰も、キャシーを救えなかったんだもなぁ…
ニーナの復讐が終わったから、これで終わりだと思う??
私は思いません。そうじゃない描き方もみたかった。
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