「今のとこ個人的今年no.1映画!スカッとはさせない、そこが大事」プロミシング・ヤング・ウーマン オワキムハンセンさんの映画レビュー(感想・評価)
今のとこ個人的今年no.1映画!スカッとはさせない、そこが大事
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ラストがとにかく素晴らしかった。
もしこの映画が最後キャシーが犠牲を払わずにアルに復讐を遂げてスカッ!で終わっていたら、ただのエンタメ映画になっていたでしょう。
そうせずに、キャシーがアルに殺されることで女は力で抵抗しようとしても男には敵わないという厳しい現実を表すところが非常にうまいなと感じた。
間口はある程度広くしないと本当に見てほしい人には届かず、
元々その分野(今回で言うとフェミニズム)に興味がある人しか見なくなってしまうと思うので、
こうやって適度にエンタメ化しつつ、大事なところはエンタメ化しないバランスが非常に良かった。
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