「心優しき復讐者」プロミシング・ヤング・ウーマン みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
心優しき復讐者
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ネットニュースでは、
某アーティストの昔のイジメ加害を自慢気に語ったことが話題だ。
「昔も今も、イジメはダメだ!」
というのが主な論調だが、果たしてそうだっただろうか?
このイジメがあったころは、セクハラもパワハラもDVという言葉は無かった。つまり、そういう事件は「存在しなかった」ということ。
同様に「イジメ」も今より軽んじられていた。
で、この作品。
「酔ったオンナをお持ち帰りする」
ってのは、「当たり前」だった時代があっただろう。
「酔った女が悪い」とか
「ふしだらな女だ」といった批判付きで。
伊藤詩織さんを例に上げるまでもなく、批判されるのはいつも女性だ。
そんな男社会に突きつける、鋭い刃物のような作品。
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