「勝手にやって勝手に忘れるな」プロミシング・ヤング・ウーマン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
勝手にやって勝手に忘れるな
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男に引っ掛けさせては貶める、30歳になるカフェ店員の女性の動機と復讐の話。
夜な夜なクラブに出掛けては泥酔したフリをして男にお待ち帰りされて、手を出されそうになると素になって説教をして帰るという主人公。
トレーラーで流れているその様子から始まってノートに相手の名前と多数のタリーマーク。
実際にアメリカでそれだけの回数やってたら無事だとは思えませんが…
なぜこんなことをするのか「あの事件」が明らかになってくると、それ自体はただの八つ当たり!?
やり切れなく、でも、だからといってという葛藤をはらみつつ、そこからのひっくり返しと、さらなる展開と…誰一人、何一つ幸せなんかじゃないし、なんの掬いにもならない物語だけど、どこか軽くなった様な気にもなる不思議な掬われない後味がとても良かった。
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