劇場公開日 2021年7月16日

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「テーマは重いが展開が小気味よい復讐劇、で結局」プロミシング・ヤング・ウーマン kumiko21さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0テーマは重いが展開が小気味よい復讐劇、で結局

2021年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「こういう落としドコロなわけね!」と舌を巻くラストに向けての展開でした。ある程度は予測がつくものの、やっぱり負け(?)ました。悲しみと悔しさと痛快の共存。
キャシーのヘアメイク、自宅のインテリア、ボーイフレンド候補の雰囲気、全て時が止まったかのような、というよりずっと時を遡ったかのようなオーラを放っていました。全ては、ある出来事に魂を奪われてしまったキャシーの心象風景のメタファーなのかな、と思いました。
ネタバレになるのでこれ以上書けませんが、小道具の使い方も色々スパイスが効いててよかったです!
途中、「30歳にもなる娘がいつまでも実家に居続けるなんて(変)」、みたいな親のセリフがありました。が、一般的に日本のみならず、最近では家賃も高くて職にもつけずパラサイトしているアメリカの若者も多いと聞きます。(全くの余談ですみません)

Kumiko21
talismanさんのコメント
2021年7月16日

ヨーロッパでも土地や家屋がガンガン投資対象になってるので、大学生になっても親元暮らしは増えているようです。昔だったら有り得ない。

talisman