「キャラクターの整合性が取れていない作品」茜色に焼かれる ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)
キャラクターの整合性が取れていない作品
母親の芯の強さ、意志の強さが、どこから来ているのか、
イマイチわかりづらかった。
中盤から、その心の強さが崩れて不安定になってくるのだが、
理不尽な事、不条理な事は今までにもあったはず。
なぜ今になって崩れるのか、よくわからない。
ただただ、尾野真千子が美人でいいなあと感じる作品。
やはり、最初の、保険金を受け取らない設定に、無理があるのではないか。
よほどのメンタル強人間設定の割に、物語の中で簡単に崩れてきて、整合性が取れていない。
息子も、他の学生にイジメられっぱなしで、その割には、平気な顔して過ごしている。
キャラクターの細かい所で違和感があり、没入できなかった。
母子ネタは、観るとすぐ泣いちゃう自分だが、この作品に関しては、そうならなかった。残念。
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