劇場公開日 2021年5月21日

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「 3年前の実際の交通事故を思わせるような冒頭の事故。良子が加害者の...」茜色に焼かれる アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 3年前の実際の交通事故を思わせるような冒頭の事故。良子が加害者の...

2022年4月27日
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 3年前の実際の交通事故を思わせるような冒頭の事故。良子が加害者の葬儀に行くのは確かに何故?とも思うが、あの加害者家族の良子に対する対応は酷すぎないか?弁護士も。良子が被害者家族でありながら何故あんな酷い対応をされるのか、、、加害者側には反省の気持ちも無いように思える。映画の中で良子が言う。一度も謝ってもらっていない。最低な家族だな。
 この映画では観ていて腹の立つ最低な人間は他にも。息子淳平の先輩たち。あんなに心無い言葉をわざわざ言う必要はないでは無いか。中学3年にもなってそんなこともわからないのか、最後は立派な放火犯だ。
 それともう1人、良子の夫のバンド仲間のリーダー。息子の前で良子にお金の話をしたり、俺が面倒みようかとか。良子に相手にされないと今度は良子の旦那の浮気相手に同じようなことを言って言いよる。最低な男。
 良子の夜のバイト先の店長だけが唯一マトモな男性でしたね。
 とにかく辛い状況なのに、まあ、頑張りましょう〜と口癖のように呟きながら生きる良子とバイト仲間のケイさんもまた辛い過去を持ちながら病気と闘い,必死に生きている。もう2人が健気で観ていて辛くなってしまう。
 尾野真知子の演技力といい、ストーリーもとても良い素晴らしい作品なのに、こんな映画が何故日本アカデミー賞にノミネートもされないのか、、、(「空白」もノミネートされていなかったのは不思議)2021年の邦画の代表的な作品である。

アンディぴっと
こころさんのコメント
2022年4月30日

アンディぴっとさん
コメントへの返信を有難うございます。
オダギリジョーさん、確かに早かったですね 👀
NHKドラマ「オリバーな犬」…ぐうたらな警察犬オリバー( オダギリジョーさんが犬の着ぐるみ姿に 😁 )の呟きやとぼけた振る舞いがコミカルで面白かった事を思い出しました。続編があるみたいですね。
女優さん達の渾身の演技も見応えが有りました。

こころ
こころさんのコメント
2022年4月27日

アンディぴっとさん
何故なんでしょうね。。
本当に意外でした。

こころ