「つくり込んだ世界観に圧倒される」JUNK HEAD sow_miyaさんの映画レビュー(感想・評価)
つくり込んだ世界観に圧倒される
アマプラで公開延長されているので、再鑑賞。
2021年の劇場公開時、TVの「激レアさん」でこの映画のことを知り、最寄りの映画館でまだやっていたので、滑り込みで観たのだが、つくり込んだ世界観に圧倒された。
配信で再鑑賞しても、思いは同じ。
出てくる生物の造形が、どれもハイクオリティだし、ディストピア感満載の舞台に、きちんと整合性が認められるし、9割が監督のアテレコになっているセリフも、本当に言語体系があるのではないかと思わされるし、なおかつ、コメディタッチな部分とグッと感情を鷲掴みにする部分とが、程よいバランスで配置されているし…。
次回作に向けては、美術館での展示計画もあるとのこと。映画に合わせて、造形物の一つ一つをリアルに観られる体験は、とてもありがたい。
心から楽しみにして待ちたい。
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