スパイダーマン ノー・ウェイ・ホームのレビュー・感想・評価
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大いなる力には大いなる責任がともなう
まず、歴代スパイダーマンやヴィランの胸熱登場はもう何も言えないくらい実現してくれた方々への感謝の気持ちでいっぱいだし、ほんとに生きててよかったと思った。ほんとに。スパイダートリオの共演は夢の話だと思っていたから、まさか公式としてこんな素晴らしい作品を世に送り出してくれるとは、、、
日本の反対側にあるブラジルまで届くレベルの大声で感謝を述べさせてほしい。
誠にありがとうございます!!!!!!!!
そんなスペシャルゲストに持ってかれそうな状況でも、ちゃんとピーター・パーカー1の成長物語になっていた。
※劇中でも呼び分けしてたけど、たぶん、ピーター1はMCU、ピーター2はサムライミ、ピーター3はアメスパ
自分のせいでMJとネッドが入学見送りになったことを後悔し、魔術でなんとかしてもらおうとスティーブン(親しみを込めて)の元へ。
スティーブンに、人々の記憶から自分がスパイダーマンだということを消し去ってほしいと頼むけど、あれやこれと口を挟みまくり、魔術は失敗、あいてしまったよ、マルチバースの扉。
そして、なんとピーター1は、自分で大学に直訴するとかいったことをする前に、スティーブンの力でどうにかしようと思っていたことが判明。そりゃ怒られるわな。
ピーター1は、貧乏ではないしネッドという親友も常にそばにいて、トニーが亡くなってもメイおばさんもハッピーもいるから、どんな強い敵と闘ってボロボロになっても、ピーター2とピーター3と違って『ぬるいな』という印象がずっと抜けず、、
スティーブンとのそのやりとりで、自分が抱いていた『ぬるさ』が浮き彫になって、そう!そういうとこ!!!!と。
自分が歳をとって、若者に対してそう思うようになっただけかもしれないし、ただ現代の若者を表しただけかもしれないけど。嫌なBBAだな。
そんなピーター1に抱いていた『ぬるさ』が、ラストで彼が全てを無くし、「家賃遅れるなよ!」のような声を背に、自分と両手に抱えるボックス一つでボロいアパートに入ってきた場面をみて、消え去った。
ああ、スパイダーマン だ。
ピーター1からはもう『ぬるさ』は何も感じなかった。そのガラッと変わった雰囲気を出せるトムホ、すごい。
ピーター2もピーター3も、心が引き裂かれるような大きな喪失と後悔を経験している。
ピーター1にはそれが、今までになかった気がする。トニーの存在はそこまで大きくないのかなと。
それを今作で経験したピーター1、冒頭で他力本願っぷりが発揮されていたのに、スパイダーマン でなくピーターパーカーの記憶を消し去ってくれと。自分の存在を消し去るなんて、なんて辛いことだろう。誰も自分を覚えていない。過ごした思い出も誰も覚えていないんだよ。死ぬほど辛いよ。それでも、世界をまもるために(まあ自分の尻拭い感はあるけど)自分を犠牲にした、ピーター1は紛れもないヒーローだよ。J・ジョナ・ジェイムソンがとやかく言ってきたら、それはデイリービューグルに抗議文送りまくるから!
書き出すと止まらないのだけど、そういうピーター1の辛い成長物語をあんまり重たくなり過ぎずにうまく中和させてくれたのが、歴代スパイダーマン とヴィランたち。もはやこれでスパイダーマン が完結するレベルのお祭り騒ぎだった。ヴィランたちは予告で分かってたけど、スパイダーマンはまさか、、
薄ら噂はあったけどそんな夢みたいなことがあるなんて思っても見なかった。
ネッドがポータル?使えるのも驚きだけど、わりとあっさり出てきてしまった。ふたりも。スクリーンが拍手と歓喜の悲鳴に包まれ、、、涙。というか、今もまだ信じられない、、、
色々雑な部分とかあるかもしれないけど、あの3人がわちゃわちゃしたり、共闘してるシーンをみられただけでもう素晴らしい。素晴らしいを通り越している。なによりもピーター3だよね。
グウェンを救えなかったいちばん辛い思いをしてそうなピーター3。今回、MJを救ったときの表情よ。
めっちゃNWH観に行くから、アメスパ3やってくれよ!!!!!!!!!!!ピーター3もそうだけど、何かニヤニヤしながら悪巧みしていたそっちのハリーも不憫だよ!!
トビーは老いを感じたけど、アンドリューはまだ現役で全然やれそうだから、今からでも遅くない!!!ピーター3がめちゃくちゃ楽しそうでさ、愛してるよ!!とか言っちゃってさ、、はあ、、
ティーンにおちょくられるオットーさんとか良かったな、、ピーター1とメイおばさんが真剣な話をしている後ろで、ドーナッツをポッケに忍ばせまくるノーマン爺も良かったな、、、まさか、今作の大きな敵がグリーンゴブリンとは、、
スティーブンはなかなか可哀想な立ち位置だったな、、ピーター1とピーター2にも一瞬責められてたよね、、かわいそうだけど笑ってしまったよ、、
あ、ネトフリともクロスオーバーしていたのもびっくり!!!!マット・マードック!!!!
ヴェノムはクロスオーバーするかと思いきや、シンビオートのお土産を置いてお家に帰ってってしまった、、ヴェノムまで出てきたら頭爆発しそうだったからよかったな、、
マックがマイルズモラレスのことも匂わせてたから、それも出てくるってことで良いんですかね?!
色々改変したことの弊害とかも出てくるんだろうけど、それはスティーブンとワンダに頑張ってもらおう。
長くなってしまったけど、大人の事情とかあるだろうにここまで素晴らしい作品を作ってくださった方々に感謝!!!生きててよかった!!!!
未見の人は、絶対に検索するな!調べるな!
スパイダーマンシリーズ総集編
アニメなどで良くある総集編みたいな作品。スパイダーマンシリーズとマーベル作品を観ている人は楽しめる。あくまで総集編なので映画作品としての評価は観る人によって大きく変わると思った。エンディングに続編の映像が流れるため最後まで観た方が良い。
昨日鑑賞。公開日だったんですね、全く知らなかった。 書きたいことは...
【メイの言葉/もう一歩先へ/面白い‼️】
“指パッチン”じゃ、本当は世の中は変わらないんだよというディズニー・マーヴェルへのちょっとした皮肉もありーの、かなり楽しい作品だと思う。
映画制作には時代背景は大切な要素だと思うけれども、この作品は時代を映すと同時に、本当に僕たちの世界が目指すのは、やるかやられるか、こっち側かそっち側かの勝ち負けや、その結果ではなくて、この「ノー・ウェイ・ホーム」は、その先が重要なのだと示唆しようとしているのだと思う。
そして、
(以下ネタバレ)
この「ノー・ウェイ・ホーム」では、ピーター・パーカーが皆の記憶から消えることによって事態が収まるのだけれど、これは、良い未来のためには自己犠牲やある程度の我慢も必要なんだとメッセージを伝えようとしているようにも思える。
少数の勝者だけが注目されるような世界を皮肉っているようだ。
今、アメリカの若者に、何になりたいか聞くと、インフルエンサーになりたいという回答が圧倒的に多いのだそうだ。
何をやるかではなく、インフルエンサーになりたい。
そんな現状に、何を成し遂げるかが大切だと伝えているようにも思える。
指パッチンや、徹底的に相手を打ちのめすこと、自分だけが注目の的になるようなことに、調和やより良い未来は、きっとないのだ。
メイの言葉は重い。
「全ての人々に救いの手を」
これが、この作品の最大のテーマなのだろう。
……と長くなりましたが、スパイダーマン・シリーズの過去作品のヴィランだけじゃなくて、トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドのスパイダーマンまで登場して、このシリーズへのオマージュというかリスペクトも満載で、いや、本当に楽しかった。
MITへの入学についてヘルプが欲しいと頼みに行く、のび太感のあるピーターと、それを渋々だけど受け入れようとする、ドラえもん感のあるドクター・ストレンジのやり取りも、物語の先行きに不穏な雰囲気を漂わせるけれど、ワクワク感につながる。
シリーズものは、最初が良くてとか、いやいや2だよとか、ありきたりな議論はあるけれど、こうやってシリーズが育っていくんだというような見本にもなるような作品だと思う。
次回作と、Dr.Strange will returnに期待大。
※ 丸の内ピカデリーのDolby Atmosの最前列のリクライニングで観て良かった‼️
今度は、もう一回、IMAXで観に行く‼️
期待したら…
前作でミステリオを倒した際の映像をデイリー・ビューグル砲でネットに拡散され、正体が世間にバレてしまったピーター・パーカーが、全世界の人々に自身のことを忘れさせる様にドクターストレンジに依頼したことで巻き起こっていくストーリー。
ドクターストレンジが術を使い始めたところに色々と追加で注文をしたせいで、中途半端な状態になって…特報やクレジットで明かされている通り、違う軸の作品で登場した懐かしのヴィラン達が大集合!
始まる前はどういうこと?と思っていたけれど…そう、これはスパイダーマン。もしかして?と思ったとおりマルチバースということですね。
ある意味子供な甘ちゃんの思考でとった行動のせいで、ドクター・ストレンジも巻き込んで、賑やかなヴィラン達ともつれて絡まって…ただ、ピーター・パーカーの思惑通りになったら、ハリーもグウェンもその他大勢も間接的にってなりませんか?タイムパラドックスとも違いますよね?
ていうか、ある意味ピーター・パーカーの思想はヴィランもどきじゃ?
スパイダーマンらしく、コミカルさもありつつ悲しい展開もしっかり織り込み、更には「スパイダーマン」という位置づけだけでもお祭り映画の様相で、ワクワクが止まらず面白かった。
ただやっぱり尺が長過ぎて、中盤以降ちょっとダレ気味だったし、スパイダーマンをずっと観てきた人しかちゃんと楽しめないんじゃないかなこれは。
展開は"想定通り"、興奮は"想定以上"。
このシリーズのスパイダーマンは3作品全てにがっかり
スパイダーマンと青春を過ごしたみんなへ
スパイダーマンと青春を過ごしたみんなへ。
エモエモのエモ。
僕がアメコミと出会ったのはSONYのスパイダーマンだった。アベンジャーズもアイアンマンも知らず、マーベルとDCの違いも分からず、でもスーパーマンとかはちょっと古いよね。そんな時代。スパイダーマン1と2は友達と最高に楽しんでみた。3はちょっとガッカリした。アメスパは最初合わなかったけど2のラストは大好き。ここら辺からデートでも見た。mcuのホームカミングは大好き、そんなこんな、好きな作品もそうじゃないのもあり、でも僕の青春時代に寄り添ってくれる、スパイダーマンはずっと親愛なる隣人だった。
多くは語るまい。
映画単体で見たらどうだろう、悪くないけど特出してる訳でも無いと思う。でも僕にとっては、とても素敵なプレゼントを貰った気分だ。
ご褒美
スパイダーマンを語る上で外せないエピソードが2つある。ベンおじさんとグウェン・ステーシーの悲劇。この2つは、過去のソニーのスパイダーマン(サム・ライミ版とマーク・ウェブ版)でも少し形を変えつつも要素として取り込まれていた。
MCUのスパイダーマンではこれが省かれていたのだけど、まさか今作でどちらも取り込まれるとは思わなかった。しかも後者は、グウェンを救えなかった(アンドリューの)ピーターが、MJを救うという形で。
ずっと噂では流れていたから、トビーとアンドリューが出てきたのは「おおっ」と驚きつつもそこまでびっくりしなかったのだけど、一番びっくりしたのはチャーリー・コックスのマット・マードックが出てきたところ。これは完全に予想外だったから本当に声が出てしまった。思えば『ホークアイ』にヴィンセント・ドノフリオのキングピンが出てたのがこれの伏線だったのか。ケヴィン・ファイギが思わせぶりなことを言っていたからいつかは出るのだろうと思っていたけど。
そういった小ネタも含め、この映画はある意味ソニーのスパイダーマンをずっと見てきた人たちや、MCUをドラマも含めずっと見てきた人たちに対してのご褒美のような映画かもしれない。JKシモンズのジェイムソンとかもそうだ。3人のスパイダーマンが並んでスウィングするなんて光景、サム・ライミの1作目で想像できただろうか?
冒頭に書いたMJを救うアンドリューのピーターも良かったけど、激高してノーマン・オズボーンにグライダーを(明確な殺意を持って)叩きつけようとしたトムホのピーターをトビーのピーターが止めるのも良かった。過去、そのつもりがなくても死なせてしまったヴィラン達を、ただ命を救うだけでなく、やむなく悪の道に走ることになった原因を取り除いて生きるチャンスを与えるなどという結末の付け方がいかにもピーターではないか。ピーターが3人揃うとこんなすごいことができてしまうのだ。
取り留めもなく感想とも言えないような文章を羅列してしまったが、隅から隅までずっとファンでいたわたしにとって満足を通り越した喜びを感じる映画だった。ありがとう。
素晴らしかったの一言
とても良かった
自分はスパイダーマンは何気なくトビーマクガイア以降の全作品チェックしてたのだが
それが報われる、そんな映画だった
序盤はちょいちょい小ネタで笑わせてくれて
メイの喪失から泣かせてくれて
MJの救出など過去作を観てた人には涙しかないよね
トビーが出てきた時に周りから溜息のような吐息が聞こえてきて
みんな同じように感じ入ってるのを感じた
アクションも面白く
過去ヴィランのキャストもほぼ総出演
何もいう事ない映画だった
ただただ、ひたすらスパイダーマン愛を感じるそんな映画だった
個人的にはMJやネッドとの別れも寂しいけど
ハッピー(だったっけ?)との別れも辛いわー
いい関係だったのに
切なさと楽しさと悲しさと色んな感情でぐちゃぐちゃになった映画でした
それだけ心動かされる映画と出会えて良かった
もう一度過去作のスパイダーマンも見たくなる
そんな素晴らしい映画でした
3(スリー) The Magic Number
前情報を持って観たら最高
アイアンマンからMCUシリーズ映画全て、スパイディはトムホ版1・2視聴済みでした。
スパイダーマンについては昔MARVELの格ゲーで存在を知っていたぐらいで、
初代3部とアメイジング2部はこれまで映画館、ビデオ等でも観る機会が無く全てスルーしていましたが、
今作は歴代のヴィランが出てくるということだったので、
予習がてら上記5部を視聴したうえでNWHを観ました。
結果は大正解でした。
MCUシリーズにも通じますが、
過去作でどのようなストーリーからどのような結末を迎えたかを知った上で観ないと非常にもったいないです。
ヴィランは5作全てから出てますので、
スパイダーマン3部とアメイジング2部全部観た状態で今作を観ることを強くおすすめします。
ただただ作ってくれたことに感謝!
奇跡の共演!
やられました。
個人的にはトビーマグワイヤのスパイダーマンが1番好きで、今回のストーリーから出てくるかな!?と期待していたので出てきた時はめちゃくちゃ嬉しかった。
スパイダーマンの不思議な3つの世界観はこの映画のため?!ではなかったんだろうけど、上手く世界を作り上げていて、これまでのスパイダーマンファンは楽しめたのでは。と思う。
オクタビアスが敵の中では1番好きなのでまた出てきてくれて嬉しい。
2時間半という長さに、ストーリーを詰め込みすぎたせいでドタバタ感は否めないが、今期のスパイダーマンだからこそ許されるものだったように思える。
ラストのシーン、出てきてない敵がまだいたなぁ!と思い出させてくれた。
今回で終わると思っていただけに嬉しいな。
生きてて良かった
いろんな世界のスパイダーマンの宿敵が現れて
スパイダーマンがパニくる話。
いやーーーー、生きてて良かった。
新年をこの映画で始められて良かった。
一見お祭り映画のようだけど、
しっかりMCUの1作品として成立してて、
喜怒哀楽をしっかり詰め込んだ良作です。
エンドゲーム以来の感動でした。
やっぱMCUすごい、夢がある。
この映画を作るのは相当大変だったと思います。
関係者皆さんにお礼を言いたいです。
ありがとうございます。
劇場の皆さんのリアクションを感じるだけで
少し泣きそうになるくらい感動しました。
やっぱりスパイダーマンってみんなから
愛されるヒーローってことを改めて感じました。
余韻がすごくて帰宅してから身動きできません。
いろんな感情が溢れて止まらないなあ〜。
満点ではないのは腑に落ちない部分が
ちらほらあったせいですがほぼ満点です。
これからもついていきます。
全てのスパイディーファンへのご褒美
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