スパイダーマン ノー・ウェイ・ホームのレビュー・感想・評価
全835件中、621~640件目を表示
過去作の予習で"感動"と"興奮"の度合いが格段に上がる、絶妙な脚本がとにかく素晴らしい。
前作のヴィラン"ミステリオ"の余りにも大きな置き土産、そこから急展開過ぎる受け入れ難い現実。計算し尽くされたシナリオ、とにかく演出が秀逸。
予告編にもあるマルチバース(多元宇宙論)が、スパイダーマン過去作のヴィラン達を素晴らしい蘇らせ方で楽しませてくれる。暴れさせるだけでは終わらない、このワクワク感は【アベンジャーズ エンドゲーム】以来か。
そして、ただのアクション映画だけでは終わらせないテーマ。失敗する事で出来る成長、大事な人達を守る事、その葛藤を、『ピーター・パーカー』を通じてトム・ホランドが見事に表現している。それぞれの人の言葉の重さが、ズシリと響く。
予習として【スパイダーマン】過去5作品と、【ドクターストレンジ】を観ておければ理想的。変化球を含めた緩急あるジェットコースター、2時間半に『これでもか!』と詰め込んだMARVELスパイダーマン。オススメ!
【ヴェノム】【デアデビル】がこっそり繋がっていたりするので、興味があれば是非!
全てのスパイダーマンファンに
ストーリーや戦闘シーンの良さ、鮮やかさは前作ファー・フロム・ホームの方が勝ってたと思うが、マルチバースを題材にして、これだけのキャストを組み込んでここまで仕上げてきたことには素直に感服する。
ファンサービスにはほんとに文句なしの一言。「あれが欲しかった」、「あそこ拾われてないのはー…」というのが全く無いに等しいくらいなのに、ここまでブレずに1つの作品に仕立て上げたその腕前。すべてのスパイダーマン好きに堂々と胸を張って見てもらいたい一品だ。
スパイダーマンという作品で、この20年の間にまさかの3度もリブートされてきて、そういうわけではないはずなのに「初代は3作目で打ち切られちゃったのか?」「次作も2作目までか…」と、誰しも思う部分があったのではないか?、そのわだかまりみたいなのが今作でことごとく昇華、浄化されていくのがとてつもなく心地良い。嬉しいの一言。
大いなる責任も、敵たちの改心も、MJの救出(救済)も、それぞれの背景、能力、人間関係の共通点とズレが最高に面白い。どれもが愛すべき、そしてドラマチックなそれぞれのスパイディを作り上げ、そして完成させている。
トムホピーターは初っ端からハイテクで、頼れる大人たちがたくさんいて、フレッシュで、何なら成り立ちから省略されているので、コメディ的な良さを感じつつも、どこか物足りない所があるような気がしていたが、今作でメイおばさんを失って、ハイテクなスーツも、経歴も全て失って、ようやくいい意味で影のある我らのスパイダーマンとして始まったようだ。
申し分ない作品にも関わらず、すでに次回作こそ待ち遠しい気持ちでいっぱいだ。
ありがとうピーターパーカー
アメリカではエンドゲームを超えるかもしれないほどのロケットスタートを成功している今作、かなり期待して観に行きましたが、その期待と予想を大きく超えてきました!
初代スパイダーマンのトビー世代の自分としてはまさかあの人が出てくるとは思わなかったので感慨深いものがありました、まさかまたスクリーンで見られるなんて!
スパイダーマンの正体を知るモノを呼び寄せる、ってそういうことかー!!と。
そして、初代スパイダーマンやアメイジングスパイダーマンが後悔してること、自分の誤ちを伏線として回収する等、、全シリーズ見てないとわからないけど、見てる人にはたまらないこれ以上ないストーリーでした!
スパイダーマン全シリーズの集大成とも言える出来で、もしまた新たな世代のスパイダーマン映画が始まったとしてもこれを超えるスパイダーマン映画は作れないんじゃないか、っていうくらい完璧なラストで、そのラストは余りにも切なくダークナイトを思い出してしまいました。
これ程のスパイダーマンムービーを作ってくれて、ありがとうマーベル。そしてありがとうピーターパーカー
今週(1/7の週)では間違いなく本命筋。
今年8本目(合計285本目/今月8本目)。
大阪市ではまだ99.9などの放映が多くて、最新作にも関わらず本数は少なめ。間を縫って見にいきました。見に行くにあたってはいわゆる「未履修組」だったので、アマプラやネットフリックス等で過去作品は2~3日、ちょっろと見た程度です。
確かに表立って「これまでのあらすじ」とか「自己紹介・背景の説明」というものはないですが、映画の導入が親切なので入っていきやすいです。こういう「自然な流れで誘導する」というのも良いなと思います(逆に、明示的に最初の10分でおさらいをしたのが「ヴァイオレット~」だった)。
もう作品としては超有名作ということでハズレの引きようがなく最初から最後まで楽しめました。なるほど、「大作にハズレは少ない」とは言われますが、その通りなのだろうな、と思います。オミクロン株などの関係もあり、若干放映時間が長めかなというのは気になりましたが、おそらくオミクロン株問題以前からもう9割固まっていたので仕方がないと思います。
特に残酷な表現もないので、7日の週(3連休)で家族で「どれ観に行く?」となったら本作品になるのだろうと思います。字幕も丁寧で中高生レベルでも理解できるように難しい語彙を回避していたり、日本チームもよく頑張ったなぁ、というところです。
評価に関しては下記のみ気になったのですが、大きな傷なしと判断して5.0にしています。
-----------------------------------------
(減点0.1)この映画、街などが舞台になりますが、看板など翻訳されているところとされていないところがバラバラになっています。もっとも、看板にどう書こうが本映画では本質論ではないのですが、「あったりなかったり」で統一性がないのは残念でした。
※ 中には、関係詞(関係代名詞/関係副詞)を含むような文を含む看板などまで翻訳されていないところもあり、日本の高校英語の実態をみても関係詞を苦手にする方も多く、ちょっと配慮は欲しかったかな(看板なので、文法と英検2級程度があれば読めます)というところです。
-----------------------------------------
With great power comes great responsibility. スパイダーマン総決算‼️
これは2002年から始まったスパイダーマン映画の集大成でした。様々な垣根を越えて、こんな作品が作られるなんてずっとスパイダーマンを観てきた身分としては素晴らしいとしか言いようがない‼️
と言うわけでMCUの第27作目にして、フェーズ4の映画としては第四弾。MCUスパイダーマンとしては3作目にあたる「ノー・ウェイ・ホーム」です。3週間先に公開されているアメリカでは大ヒット、日本での公開時点で既に全米歴代10位までなっているというニュースを観て、期待値MAXで観に行ったのですが納得の作品でした。
ずっっと噂されてましたよね。物語でマルチバースを取り扱うなら初代トビー・マグワイヤと2代目アンドリュー・ガーフィールドが出るんじゃないかって。撮影現場で目撃されたとか、近くのホテルに泊まってたとか色んな噂が流れてて。でも「なんだかんだ言っても実際出るのは難しいよなぁ」なんて思って諦めてたのですが、見事にやってくれました3人のスパイダーマンの揃い踏み‼️もう心が震えました。しかもちょい役じゃなくガッツリ活躍しますしね。映画から、しかもスパイダーマンからアメコミ沼にハマって行ったワタクシとしては大歓喜でした。
アンドリューとかインタビューされた時に「歴代のスパイダーマンが出る作品があったらスゴいよね~」なんて曖昧に誤魔化してたのに、こんなにバッチリ出てくるとは。予想外もいいところです。更にグウェンを救えなかった過去も今回MJを救えた事で決着が付きましたし。あの時のアンドリューの顔といったら。こっちまで涙が誘われます。あのアメスパ2の衝撃は本作の為の伏線だったのでは?っと思えるぐらいです。
初代トビーの世界線では「3」の後は絶対MJと結婚してるって思ってたのになぁ。いい感じの関係ってどうなってるんだろう?こちらもオズボーンを助けた事で過去にケリが付きましたよね。
ちなみにコミックでも皆がスパイダーマンの正体を忘れる代わりにMJとの結婚とかがなかった事になってしまう「ワン・モア・ディ」という作品がありまして(邦訳有り)、それがなかなか切ないお話なので本作も切なくなってしまうんじゃないかなっと警戒していたのですが、何かもう歴代登場で気分的にメッチャ上がってしまいました。いや、メイ叔母さんの死とか最後のピーターの選択とか実際かなり切ないストーリーなんですけど。でも、憎しみも乗り越えてトムホ・ピーターは物凄く成長しましたよね。
その他のキャラクターもそれぞれ良かったですよね。ドクター・ストレンジは天才なのにいらんことしぃなので、これからもMCUを牽引していってくれそうです。アンドリュー・スパイダーマンにパンをぶつけ続けるMJが可愛かった!いきなり魔法が使えるようになったネッドって実は優秀⁉️NetflixデアデビルもついにMCU登場❗キングピンはこの前降りだったのか‼️ウィレム・デフォーの演技スゴい。そしてドック・オクも大活躍!ドック・オクはコミックでも人気のキャラクターで一時期ピーター・パーカーに乗り移って(?)スパイダーマンやってた事もありますよ(「スーペリア・スパイダーマン」邦訳有り)。
で、トム・ホランドのスパイダーマンは本作で一区切り付いたのですが、この先更に三部作を作る計画もあるみたいですし、まだまだトムホの活躍を観る事ができそうです。今回が総決算だっただけに、この先どういう風に展開させていくのか楽しみですよね。
さて、MCUのお次は「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」だ‼️今回失態気味だったスティーヴンの面目躍如なるか⁉️
再鑑賞履歴
2022/2/23
映画館二回目
シリーズ通して観てきた自分には最高の映画だった
最高のファンムービー!
スパイダーマン史上最高傑作と言っても過言ではない満足度😆
全世界同時公開じゃなかった事が悔やまれる
2022一発目は、コレって決めてた朝イチIMAX『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
遅れに遅れ待ちに待った公開日の朝イチ鑑賞は、ほぼ満席でした。
既にネタバレ画像や動画が横行してしまったのが残念で・・・・
全世界同時公開で観たかったってのが本音です。
**ココからは、ネタバレも含むのでご注意下さい**
いやぁ〜特にこの半年、色んなリーク画像と言われるモノが、SNSに投稿されてはフェイクって見解が多かったですけど・・・
ほぼ全て本物でしたね。
リークした人は、この業界で働く意味を間違えてる気がしますし、海外の劇場盗撮からのSNSへのアップに関しても投稿者にはペナルティ与えて欲しい。
さて映画ですが・・・
ミステリオに正体を明かされて、自分だけでなく周りにも迷惑をかけてる事を何とかせねば!!って事で、ドクター・ストレンジを訪ねるピーター
この正体がバレた現実を無かった事にする事出来る!?出来るよ!って事なんですが・・・
呪文の途中での変更変更で、呪文も次元もバグってしまって、ピーターに恨みのあるヴィラン達を呼び寄せてしまうって展開は予告編通りです。
ただこの予告編は、実際に映ってる何かが消されてるって言うある意味フェイクな予告編でしたね^^;;;
大半の予想の通りヴィランが来るならトビースパイディもアンドリュースパイディも来るでしょ!!って展開は、予想を超える感動の連続!!
トビー版も4がありそうな流れながら制作されず、アンドリュー版は2作で打ち切りな感じになってたので、その消化不良な部分がありましたが・・・・
それが見事に清算されていく展開に涙涙の超感動!!
トビーの腰痛をストレッチで緩和させるシーンも最高ですが・・・・
3人が心一つになるシーンでのアンドリューピーターの『I love you guys』は、エンドゲームの『アベンジャーズアッセンブル』と同じくらいの感動でしたが、アレはアンドリューピーターのアドリブだったと聞いて、他の2人の表情にも納得^^!
もうこれ以上のスパイダーマン映画は創れない〜過去最高の出来栄えだと断言します!
最初にも書きましたが、全世界同時公開なら、コロナ禍の日本でも諸外国同様に劇場から歓声が上がったのは間違いないでしょう!
2度目は、吹き替えからの再度字幕版鑑賞して、配信で何度も観るのは確実です!!
@インスタアカウント → eigatama41 にも同じ投稿してますので、映画系のインスタされてる方は是非!宜しくお願いいます。
映画館に何を求めて行くのか
最後のクレジットの流れるところで、あーディレクタージョン・ワッツだったかー、と気付いたくらい、あまりにマーベル印の映画だった。
あっという間の2時間半だったのではっきり言って楽しんだのだが、これは脚本(ストーリー)が出来ているからだろう。
何か、マーベルの映画を見ているとただストーリーを確認しているような気がする。
ネタバレを回避するために早めに見なきゃ!的な。
前作までのトム・ホランドスパイダーマン楽しさだったキュートさ抑えめティーンムービーの良さ控えめだったのが少し不満。
エンドゲーム以来の衝撃
衝撃というのは過去作のヴィランたちのことではない。いや、それもそれで衝撃的ではあるが。。。ド本命はアンドリュー・ガーフィールドとトビー・マグワイアの共演によるトリプルスパイダーマンのことだ。
スパイダーバース公開から、いやアメイジング・スパイダーマン3が作られないとわかったときから、ずっとこの時を待ち望んでいた。それがやっと、ついに!
エンドゲームではMCUにずっとついてきて良かったと思わせるファンサに感激したが、今作でも同じようにスパイダーマンシリーズをずっと観てきてよかったと、心の底からそう思った。
最初の敵が最後にして最大の敵となる熱い展開。トムホピーターにも襲い来る親しい人の死。二度と観られないと思っていた二人のスパイダーマン姿。スパイダーバースさながらの互いに”理解”する描写。「大いなる力には大いなる責任が伴う」。ちょっとしたスパイダー談義。今度はMJを助けることができたガーフィールドピーター。今度は親友の父親を助けることができたマグワイアピーター。
何から何まで感激、感涙、感謝以外に言うべき言葉が見つからない。
また、超弩級のファンサ以外にも、もちろんトムホ版スパイダーマンとして評価すべき点がある。トムホピーターがはじめて一人のヒーローと成った話でもあるのだ。
これまでの敵はトニー・スタークの尻拭い感があった。しかし今回は騒動が自分の責任ならば収束の責任も自分にあるという、ピーターが大人になる、あるいは一人前になる自立の物語でもあった。
自立といえば、MCUの一員という位置づけや、一部のファンがずっと求めてきたスパイダーバースから脱却し、ひとつの映画として自立したとも言えるのかもしれない。
だからこそのラスト。帰る家をなくし、ナノテクスーツもない。けれど自分の身一つで、ただのスパイダーマンとして生きていくことを目指す。一方でピーター・パーカーとして生きることも諦めたわけではない。どちらもこれからコツコツ積み上げて生きていく。そんな輝かしい意思が感じられた。
続編も、まあ、あるのではないか。ヴェノムがあれだけだったのはちょっと、、、ねえ。
やってくれたなソニー・ピクチャーズ!
ありがとう全てのスパイダーマン
最初からスパイダーマンを追い続けて本当に良かった。
最初はいつものトムホランド版のテンポの良さがありつつ
後半はスパイダーマンのいろんな業を晴らしていく
流れには涙がちょちょぎれる。
セカンドチャンス、この映画が公開に漕ぎつけた
メタ的な視点も込みで本当にぶれないテーマだった。
マックスのセリフで黒人のスパイダーマン(マイルズ)
をちゃっかり巻き込んでるのも粋すぎて・・・
新作でありながら全ての総集編であり
初代とアメイジングをみていると往年のファンは
思わず自分の20年に想いを馳せたに違いない。
さよなら、全てのスパイダーマン!
…と思える最高のエンディングだった、、!
見る前に是非過去シリーズを復習すると何倍も
楽しめるはず!!
めちゃくちゃ楽しんだ
サム・ライミ版3作
マーク・ウェブ版2作
ジョン・ワッツ版2作
前8作品の総決算
これを作った人たちと許可を出した人に感謝しかない
過去作へのリスペクトも素晴らしいし
何より過去作がどうしてもしきれなかった事の精算を幾つも幾つもしてくれたことに涙が止まらなかった
結末では大人になったピーター。希望に溢れるシーンになっていた。
アニメのスパイダーバースは単体で楽しめるが、こちらは前8作品を観てこそ。その分、アベンジャーズエンドゲームで味わったような感動がある。
マトリックスでもそうだったけど、好きな作品に愛のある表現をしてもらえると嬉しいですね。
追記
ソニーの悪行「日本特別エンディング曲」がなくて良かった
もし監督たちによってコントロールされていない曲が入っていた場合、SONYに電凸はしていた
アンドリュー・ガーフィールドが素晴らしいのだけど、ソーシャル・ネットワークからのアメイジング2作とハクソー・リッジでドラが今作に乗る
スパイダーマンの全て
全835件中、621~640件目を表示