スパイダーマン ノー・ウェイ・ホームのレビュー・感想・評価
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スパイダーマンシリーズを見続けた人のための作品
前評判が高かったので非常に楽しみでした。
はじめは、トム・ホランドの甘さや優しさに少々イライラして正直この先大丈夫なのかなっと不安になりましたが、歴代のスパイダーマンのトビー・マグワイヤとアンドリュー・ガーフィールドが出てきた時は本当に胸熱で2002年のスパイダーマンから見てるから余計にマグワイヤが出てきた時は泣きそうでした(笑)
ヴィランたちも今まで設定を変えることしないでそのまま作品に持ち込んだことは感心したし過去の作品に対して敬意を感じました。
ガーフィールドがMJを助けたとこ見たらアメイジングスパイダーマンが救われた気分で個人的にも好きなシーン。エンディング見るとMCUからスパイダーマンがいなくなる感じで寂しいですが相応しいエンディングと思いましたか。 アベンジャーズ何?バンド?(笑)失礼しました。
とても
ありがとう、全てのスパイダーマン
サム・ライミ版3本、アメイジング版2本、別作品参加3本、アニメーション版1本、そしてMCU版2本…。
これまで作り続けられてきた“親愛なる隣人”、スパイダーマン。
中でも斬新だったのは、アニメーションの『~スパイダーバース』。
“マルチバース”を取り入れ、別次元のスパイダーマンたち(ウーマンも)会する。
アニメだから出来る表現、世界観だと思ってた。
しかしまさかそれを、実写でやってのけるとは…!!
ご存知のように前作『~ファー・フロム・ホーム』のラストで、ミステリオの遺した映像を報じたデイリー・ニュースによって(初めて見た時はびっくりしたアノ人!)ミステリオ殺害だけではなく、正体までバラされてしまったピーター。
“親愛なる隣人”の生活は一変。マスコミから追われ、学校では色んな意味で注目の的。捜査当局に拘束され、世間からも時には非難の声を浴びる。
何より辛いのは、恋人MJと親友ネッド。
3人共、大学進学を考える身。3人一緒の大学を受験するが…、不合格。その理由が、“現在のお騒がせの事情を考慮して”。
自分一人ならまだしも、二人は何も悪くない。ただ自分と関わっただけ…いや、自分が二人を巻き込んでしまった。
後悔。やり直す事は出来ないのか。魔法のような力さえあれば…。
…魔法のような力?
そうだ!
あの最強宇宙魔人と共に闘った魔術師ヒーロー、ドクター・ストレンジ。
彼に頼んで、時を戻して貰う。
が、ストレンジにもそれは無理。“タイム・ストーン”はあの時破壊され、もう無い。
しかし、別のアイデア。ウォンは危険過ぎると止めるが。
世界中からスパイダーマンの正体がピーターである事を忘れさせる魔術を使う。
高難易度の魔術。だがこの時、ピーターが色々注文付け、結局失敗。
…いや、それどころか、とんでもない事に!
私に頼んで世界を変える前に大学と掛け合え!…と怒られたピーター。進学大学のお偉いさんを追って、ブリッジへ。
さあ、いよいよその時が!
まさしく“作品と作品の壁”を壊すかのようにブリッジの下から現れたのは…
『スパイダーマン2』からドクター・オクトパス!
予告編やポスターなどで姿は見てるけど、やっぱり本編に登場すると全然違う。
旧ヴィラン=ドクター・オクトパスと現スパイディの一戦。
誰がこれを想像していただろうか…!?
それにしても、一体何故…?
何処から、どうやってやって来た…?
言うまでもなく、ストレンジの魔術。
さらに、ピーターの“邪魔”。
これによって複雑なマルチバースが歪み、ピーターを知る別次元のヴィランが現れてしまったのだ…!
まさかドクター・オクトパス一人だけじゃない。ストレンジがすでに一人…いや、一体(?)確保。
『アメイジング・スパイダーマン』からリザード。
ドクター・オクトパスも確保。
彼らを確保し、元の世界に戻す。MJとネッドも協力。
SNS上の目撃情報などを頼りに追跡。
そこで対したのは…
『アメイジング・スパイダーマン2』からエレクトロ。
『スパイダーマン3』からサンドマン。
確保。
そして、最後の一人。
『スパイダーマン』からグリーン・ゴブリン。
一体、何処に…?
“作品世界”的には異常事態発生!だけど、
“作品”的にはこんなにも嬉しさが止まらない。だって、
アルフレッド・モリーナ、ジェイミー・フォックス、そしてウィレム・デフォー、かつて演じたキャストがそのまま続投!
トムホとレギュラーメンバー、今回参戦のカンバーバッチと加われば、何と豪華キャスト!
(残念ながらトーマス・ヘイデン・チャーチとリス・エヴァンスはアーカイブ映像と声のみらしいが)
ゴブリンも確保…と言うより、彼の方から“助け”を求めてきた。
自分の知らない世界。自分の世界に帰りたい。
全員確保した。後はストレンジの魔術で元の世界に戻すだけ。
その時ピーターが思う。
皆、元の世界ではスパイダーマンと闘って死ぬ運命にある人たち。このまま戻れば死にに戻るだけ。
それが運命。それぞれの宇宙の理。ストレンジは情け容赦なく。
SFやファンタジーを知っている者なら知っている。時空や別次元へ干渉してはならず、と。
彼らはそれぞれの世界では人々を恐怖に陥れた“罪人”。が、今ここで少なからず知り合ってみたら、心の底から悪人じゃない。
何かあるんじゃないのか、別の方法が。
彼らの運命を変える。死から。救う。
時空や別次元への干渉に反してでも。ピーターはそういう青年。
しかし、それに反対するのは…
てっきりスパイダーマンとストレンジが組んで、ヴィランズと闘うと思っていた。
まさかまさかの逆転の発想!
ヴィランズを救う為に、スパイダーマンがストレンジと一戦交える!
ちなみに、スパイダーマンvsドクター・オクトパスがワクワクなら、スパイダーマンvsドクター・ストレンジは最初の大きな見せ場。
ストレンジの魔術がやっぱり驚異的映像。
動き回るスパイダーマンを手中に収めるかのように、翻弄。
苦戦のスパイダーマンは自分の得意分野を活かす。
その“得意分野”で難を逃れ、ヴィランズたちを治療。
ヴィランズたちも疑心暗鬼。果たして、成功するか、失敗して死ぬか。
結果は、成功。あるヴィランは“苦しみ”から解放される。
にしても…
ここまでで目ぼしい見せ場と言ったら、vsオクトパスとvsストレンジくらい。まあ、話は充分に面白いけど。
それがこのコロナ禍で、米現在6億ドル超え、全世界現在14億ドル超え…?
ただいい話だけで終わり…?
…な訳ない!
予告編やポスターではドクター・オクトパスがメインヴィランな感じで推されていたけど、いよいよ本性を現す!
『スパイダーマン』全シリーズの全ヴィランの中でも、一番印象的なアイツ! やっぱり、アイツがメインヴィランじゃないとね!
この暴走によって、他のヴィランたちも暴れ始める。
“優しさ”で彼らを救おうとしたのに…。
そう、奴は言う。お前の優しさ、甘さ、人の良さが悲劇を招く。
それを教えた叔母も同類。
そんな訳ない!
絶対に間違った事はしていない。
本当に皆を救おうとしていた。
じゃあ、悪いのは…
誰…?
そして、取り返しの付かない悲劇が…。
責め出したらキリがない。
暴走し始めた奴。
ストレンジに抵抗してまで、彼らを元の世界に戻すのではなく救おうとした自分。
正体を知らない世界にして貰おうとした自分。
MJやネッド、叔母さんに危害や迷惑が掛からぬよう。
それは優しき考えでもあるが、自分範囲の考えでもある。
酷な言い方だが、全てこうなったのも、自分の我が儘、自分の無責任さが招いた事。
人々を恐怖に陥れるヴィランの野望を打ち砕いたり、時には宇宙へ行って最強魔人と闘ったり、成長していると思ったら…。
成長して、子供に戻って、その繰り返し。
リザードが言う。しっぺ返しが来る、と。
これをシリーズ屈指の名台詞に皮肉に言い換えよう。
“大いなる責任には大いなるしっぺ返しが伴う”
ピーターは姿を消す…。
それでもやっぱり手を差し伸べたいピーター。
MJとネッドは必死に行方を探す。
ネッドは思わぬ力を発揮して(!?)、やっと探し出したピーター。
しかし、そのピーターは…!!!!!
過去ヴィランズたちの登場が話題になってるのに、ネタバレNGとなっている本作。
確かにこれは、トップシークレット。いや、スーパーシークレット。関係者でうっかり漏らしたら、クビレベルだろう。
とは言いつつ、自分は何となくそんな感じがした。だってそりゃあ、せっかくの“マルチバース”だもん。
しかし、実際にその“姿”と“登場”と“共演”を見た時、久々にこんなにもワクワク興奮ニンマリが止まなかった。
愉快なトークも。まだまだ動ける? 一人は腰痛気味らしい。もうそんな歳か…。
だって、一方は8年ぶり。もう一方は15年ぶり!
だけど本作、楽しいだけの“同窓会”じゃない。
恋人や親友も支えになるが、スパイダーマンの傷を癒せるのは“スパイダーマン”だけ。
一人は身内を失った。
もう一人は最愛の人を失った。
そして自分も…。
何故、自分だけ…?
何故、こんな苦しみを…?
そもそも、何故自分がスパイダーマンなんかに…?
自分から望んでスパイダーマンになった訳じゃない。
選ばれてスパイダーマンになった訳じゃない。
運命…なんて言葉で容易く片付けたくない。が、
なったからにはそれなりの理由がある。
スパイダーマンズが胸に刻む言葉。
“大いなる力には大いなる責任が伴う”
彼らがその言葉を分かち合うシーン、3人が絆を抱き合うシーンは、『スパイダーマン』を見続けてきて良かったと、本当に感動した。
クライマックス。
スパイダーマンズ、ヴィランズ、MJとネッドの助っ人、ストレンジも現れての最終戦。
入り乱れ、大迫力のVFXとアクション、豪華キャスト…もう訳が分かんなくなるくらい、スッゲェ~!
ジョン・ワッツ、いつの間にやらこれほどの超大作エンタメを撮る監督になろうとは…!
アクション、コメディ、青春、ドラマ性…2時間半一切ダレる事ナシのテンポの良さ!
自分が招いてしまった今回の事件、闘い。
ただ“倒す”のではない解決方法。
再びストレンジに頼む。意を決して。
まるでそれは何処か、かつて『アベンジャーズ/エンドゲーム』で身を犠牲にした恩師アイアンマン/トニー・スタークと通じるものがあった。
その責任を償う。
皆がそれぞれの世界に戻り、この世界にも再び平穏が戻った。
が、辛辣で、ほろ切ない世界。
以前スパイダーマンの敵視を伝え続けるニュース。
そんなのはどうでもいい。ピーターの切なさは…
MJやネッド、ハッピーも自分の事を知らない。
自分で望んだ事とは言え、切ない。あの温かさ、楽しさ、愛おしさはもう…。
いや、全くゼロからではない。また出会いから始められる。それが、青春だ。
それがあっての『スパイダーマン』。
人助け、市民を守る。
人々を恐怖に陥れるヴィランから守る為、闘う。
時には宇宙にまで行って、脅威の敵とも。
そんな彼を、我々は忘れはしない。
“親愛なる隣人”。
ありがとう、全てのスパイダーマン。
地方の映画館が激混み!夢のバトル!続きも期待!
スパイダーマン人気はすごい!
久しぶりに満席状態の映画館を体験しました。笑いや驚き声もここ数年間聞いたことがなかったのに、なかなかのもので、おそらく英語がわかるフィリピンやブラジルの方の反応が凄かった。英語わかるっていいよね。
なんといっても今回はゴジラ映画の『怪獣大進撃』あるいは『怪獣総進撃』のような贅沢で豪華な内容。でも出ないヴィランもいる。
唯一の欠点は新ヴィランが出なかったことかな。
『怪獣大進撃』のガバラみたいな…
原作コミックもまともに読んだことないし、どんなヴィランいるかって言われても知らないから贅沢なことは言えませんが、最強ヴィランで有名なのはもちろんヴェノム、カーネイジというくらいは知識として知ってます。いつ出会うのかなあと思ったら…なるほど。
スパイダーマンファンはこの毒蜘蛛たちとの対決が一番見たいと思ってるんじゃあないでしょうか?
今回サム・ライミヴァースからなぜか一匹大物中の大物が来なかったのかは、ご存知の通り、あれは失敗だったからですよ。映画会社の事情もドクター・ストレンジの魔術はきちんとフォローしてて笑えます。
トム・ハーディ演じるエディ・ブロックって今のところいい人だから。だから、なんか、あんなことになっちゃって、まさかの交代?ってこともあり得ます。
原作のエディ・ブロックは筋トレ・ボディビルが趣味らしいですから、日々の生活がだらしないトム・ハーディのエディ・ブロックはちょっと違うんじゃないかと思ってて、WWFのムキムキプロレスラーのブロック・レスナーが名前もブロックだし、見た目もそのイメージにぴったり。でもタブロイド紙の記者という側面には一致しない…エディ・ブロックって結構キャスティングが難しいキャラ。
あっ、同じWWFで俳優もやってて最近ワイスピやスーサイドスクワッドでも活躍してた、ジョン・シナは?もろ野獣顔のブロック・レスナーよりマイルドな顔立ちだからボディビルダーでタブロイド紙の記者としては結構いい線いってるんじゃないでしょうか?ジョン・シナはマーク・ウォルバーグに似てるからマーク・ウォルバーグでもいいかも。
とにかく、伏線はもう出たんですから!ヴェノムやカーネイジがいつスパイダーマンと対決するのか楽しみです。
楽しかった!
孤高のヒーロー
敢えて前情報を無視、と言っても予告編は否が応でもでも見てしまいますが。でもそれが良かった。
え?お!へぇー、うん。それが感想です。
苦言は、予告編でアメージングスパイダーマンの衝撃シーンの再現。これはよくない。彼が出てきた時点で、読めてしまった。それがなければ、彼が涙ぐむシーンがより感動的になったのに。
私はスパイダーマンは、孤高のヒーローと勝手に解釈しているので、ラストは最高でした。
終わりであり、始まりでもある。
スパイダーマンファンには最高のプレゼントです。
ただ、初見で楽しめる作品では、残念ながらそうではない。最高傑作なのですが、残念な作品でもあります。
ドクター・ストレンジが主役だろ!「豪華絢爛お祭り」と観るか、「支離滅裂な混乱」と観るかアナタ次第。
イヤイヤ、寝ました。MIT職員だかへの高速道路上での、入学に関する嘆願あたりから・・
だんだん睡魔が襲ってきた。ただ95%近くの大入りだからイビキになる熟睡はできなかった。
レム睡眠状態で、漫然と・・スクリーンが通り過ぎていった。
最後の次作への伏線二段攻撃には驚きました⁉️
それにも増してエンドロール長すぎ・・・
結局はドクター・ストレンジ・・・
敵がいかにも、アメコミで、馴染めません。戦いのカギの仕掛け、装置もよくわかりません。
まあ従前からの「スパイダーマン履歴」が複数ある人にとっては
大集合でお祭り状態、テンポも良い映画です。
ただ、DCのスーパーマン、ワンダーウーマンとの比較において
明らかに難易度高い。一見さんには極めてむずかしい作品
そもそも、トニースタークもアベンジャーズもアイアンマンも知らない私には無理でした。
眠りから覚めて・・・
気づいたら?歴代「元祖」「アメージング」「ホーム」スパイダーマンが大集合してた。
なんか、サンドマン、エレクトロはわかりやすいのだが、他の怪人がよくわからない。
それと、なんだか和解したんだか知らんが、やっぱり敵だし
美人の叔母さん死んでるし・・・
ドック・オクだか、リザードだかがキャラクターとして印象が薄くて難解。
そもそもさぁ、ドクター・ストレンジが最初から全ての記憶消せば簡単じゃん・・・
前日に無料リーフレット、無料小冊子、有料パンフ通常版のまえ半分、読み込んだのですが
徒労でしたね。私には「支離滅裂の波状攻撃」でしたが
コアなファンには「豪華絢爛お祭り」だと思われます。
とにかく戦闘に至る過程がまどろっこしくて、オッサンの私の「睡眠スイッチ」起動!
マルチバースだかユニバースだかは事前に理解してましたが、付いてくの無理・・・
オールスター
胸熱! スパイダーマンの集大成 ネタばれ厳禁
凄い映画ではあるが…
映画には2パターンあり、面白い映画と凄い映画
この映画は後者の『凄い映画』で後々冷静になって自宅などで鑑賞したらそこまでという感じだと思う(だからこそ劇場でこの感動を新鮮な気持ちで感じてほしい)
個人的には新エヴァに近かったと思う
ファンサービスのオンパレードだが、つぎはぎの様にとって付けたようなシーンも多いし、個人的にサンドマンとリザードが対峙する意味が有耶無耶にされていて疑問だった
(一部シーンは当時の映像の使い回しだった)
デイリービューグルという新聞社を現代のSNSの恐怖にしているのはこの監督らしいなというか、たまに大人の怖さを演出するのは本当に素晴らしいと思う
ただ後半はとりあえずファンサービスを優先して「オレはスパイダーマンと〜」と急に語り出したり、セリフ→バトル→セリフと正直観ていてダレる
個人的にもう少しトムホを描いて欲しいなと言った感じ
もう、スンバラシイ!
素晴らしかった
マルチバースを越えて来たのは、ヴィランだけではなかった。
予告で一切明かしていなかったことに感謝しました。
高校生だからこその行き当たりばったりな正義
でもそれは大人にはできないこと
揃った時の感動は何にも変え難い。
初代もアメスパも途中で打切りになったから
それをまとめて救うことができた。
糸の出し方のくだりは当人同士でないと語れない
楽しいシーンです
メイおばさんの死はショックだったし、MJを救えた時の表情が切なくて涙腺崩壊
ジェットコースターのような楽しくもほろ苦い最高の映画でした
ピーター・パーカーは、孤高のHERO
沢山の人に見て欲しいです
スパイダーマンシリーズ、すべてに向けての愛
スパイダーマンはもちろん、ヴィラン、ヒロイン、すべてのキャラクターへの深すぎる愛に超感動したし泣いた。
実を言うと自分は、3代目のスパイダーマンにはあんまりハマっていなかった。どうしてもアベンジャーズの世界の中のスパイダーマンなのでアイアンマンが出てくるしスーツはハイテクだし、そもそもアベンジャーズシリーズを追いかけていないと理解できない部分もあるし。スパイダーマン世界よりもアベンジャーズ世界にストーリーを寄せているような印象だった。
しかし今作はその反動のようにスパイダーマンへの愛が爆発している。今までスパイダーマンを好きでよかったと思える映画だった。
中学生の頃、サムライミ版スパイダーマンを観て衝撃を受けて感動したけど、周りには話せる友達がいなくて1人でキャラクターの情報を集めたり、スパイダーマンのゲームを買ったり、絵を描いたりしていた思い出が蘇った。
なので正直なところ、今までスパイダーマン見たことない人にはさすがにオススメできないし、過去7作のスパイダーマンをつめこんでからっていうのも違う気がする。スパイダーマン愛を試される映画かもしれない。
拍手、拍手、拍手を送りたい。
まさにアメリカ映画、ではないか。
まさにヒーロー映画であり、まさにMARVEL作品であり、まさにスパイダーマンだった。
これ以上のものが今後作れるのか?
このコロナ禍に、これだけのキャストでこれだけの映像を撮り作品に仕上げること。どれだけ大変だったろう。ありがとう、としか言えない。
後半はもうほぼずっと泣いてた。エモさが止まらないのだ。
激しい最新のバトル、アクションの中にも立て続けに泣かせにくる。
ああ、アンドリューパーカーはそう動くのね。
トビーパーカーはそう動くのか。
泣かせるやんか!!!
かっこいいやんか!!!!
まさか年月を経てドクターオクトパスに泣かされる日が来ると誰が思う???
ほんと、スパイダーマンファンどころか、映画ファンでほんとよかったよ。
MCUスパイダーマンシリーズの好きなところは、ピーターの若さ、未熟さを徹底的に突いてくるところ。
毎作で彼が問題を更に引き寄せたり大きくしたりしているが、彼は悪くないのだ。だって高校生なんだもの。
魔術使いがヒーローに「なぜ魔法を頼る前に大学に嘆願の連絡をしなかった?」ってまっとうすぎることを言うのもすごくリアルで好き。トニーさんにも説教されていたよね。
まだまだ未熟な高校生が偉大なる力を持ってしまった。持たされてしまった。トムホピーターが「力」を得たのが30歳とかだったら、この3作の展開にはなってなかったもんね。だから失敗しながら、間違えながら、友や恋人や家族に支えられながらここまでなんとかやってきた。
これからが、彼の本当の「ヒーローとしての人生の始まり」なんだと思う。
MJにもネッドにも真実を話さず去るラストは寂しく悲しくもあったけど、雪の中窓から飛び出す彼には覚悟があり、新しい、「自分の」スーツを来て飛ぶ姿はとても力強く見えた。
明日また見ますね(笑)
トムホランド、スパイダーマン世代の人にはもしかしてピンとこないかも
ビックリ仰天! 衝撃的なサプライズ!
【以下、おもいっきりネタバレ注意
※ 未見の人は絶対読まないでくださいな。】
トムホランドのスパイダーマン世代の人には理解できないだろう展開。
初代と2代目。まさかのコラボ!
トビーマグアイアとアンドリューガーフィルドがまさかの登場!で3人のスパイダーマンとは!
前半は、スパイダーマンとドクターストレンジの絡みで悪役が多数登場するが、後半1時間は、上記の展開になり俄然盛り上がる。
そしてラストは、ヴェノムとのおそらく絡み。
マーヴェル映画は、果てしなく続きそうでワクワクだわ。
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