スパイダーマン ノー・ウェイ・ホームのレビュー・感想・評価
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ありがとう。それしか言葉が見つからない。
IMAXにて鑑賞。
これは本当にスパイダーマンファンに向けた壮大なプレゼントだった。
あまりに感動したので2日連続で鑑賞。
色々話したくなるが話すと本当にキリがないくらい魅力の詰まった作品なので、特にグッときたシーンを。
スパイダーマンがピーターパーカーだと世間に知られ、めちゃくちゃになってしまうわけだが、ピーターとMJのラブラブっぷりが止まらない。
夜中テレビ電話してたり、屋上でキスしようとしてネッドに邪魔されたり笑
あそこでネッドを除け者にせずに、3人で同棲して同じ大学に行こうって話す感じが、全員良い奴なんだよなぁとほっこり。
ドクターストレンジとピーターがやらかしてマルチバースが繋がってしまって、ドックオク、グリーンゴブリン、サンドマン、エレクトロ、リザードが同じ世界線に。
それだけで胸熱なのに、俳優さんもほとんど同じ(サンドマンとリザードの俳優さんは恐らく当時の映像をCG合成したのだろう)で、当時の作品では有り得なかったヴィラン同士の掛け合いが見れて、それだけで興奮で涙が出た。
さっさと送り返せばいいのに、敵すら助けたくなってしまうのは、さすがスパイダーマン。というかパーカーの血筋だなと。
メイおばさん、、、泣
まさか死ぬとは思わなかった。
ウィレム・デフォーの怪演もさすが。まだまだ現役。
そしてまさかまさかのトビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールド出演!!!
映画館でもどよめいたし、もうこの時点で涙が止まらんかった。
もうこの3人が同じ画面で会話してるだけで泣くし、その会話や仕草の1つをとっても彼らピーターパーカーそのものなのだ。
トビーはCG合成とか、ドクオクのように若作り演出じゃなかったのが嬉しかったなあ。
2人が色々あった現在のピーターパーカーだったのも嬉しい。
そのお陰で、MJをアンドリューピーターが助けるという演出も達成し、ここで思わずスタンディングオベーションしたくなった。
もうまさに我々ファンが心から待ち望んでいたシーンそのものであり、悲しくも打ち切られてしまったアメイジングスパイダーマンの成仏も成功していたと思う。
トビーの「腰が痛くて、、、」という.「スパイダーマン2」の落下シーンでのアドリブからオマージュされていたのも嬉しくて嬉しくて、、、!!
ゴブリンがラストに登場した際に、爆弾とレーザーバットを繰り出した時にトムホスパイディの避け方が「スパイダーマン1」のトビーの避け方そのものだったのも嬉しかった。
アンドリューピーターとマックスの和解も出来ていたし、トビーピーターとドクオクの「頑張ってるか?」「今も努力してます」の掛け合いがもう「それ」過ぎて、、、!
ちなみに、トビーピーターとドクオク、サンドマンが会話している時、サム・ライミ版スパイダーマンのテーマソングがきっちりと流れております。
ていうか3人のスパイダーマンが同じ画面で戦ってスイングしているのがカッコよすぎる!!
監督、演出家とハグしたい。
トムホピーターがゴブリンを殺しそうになるも、それをトビーが止めるのも憎い演出だなぁ。
自分がそれで辛い思いをしてきた経験があるからわかるんだよね。
まさに、お兄さんって感じだ。
最後の2人がそれぞれのユニバースに帰る時に、トムホピーターが2人に話した内容、あれはもうピーターパーカーというより「トムホランド」として話している気がする。
僕の映画に出てくれてありがとう。本当に嬉しいよ。
そんな事を言っていたように聞こえた。
最終的には全世界の人からピーターパーカーの記憶を消す事で一件落着したが、これで本当に終わり?
MCUだし、強引にでも明るい方向に持っていきそうだと思ったが。
まぁ歴代スパイダーマンのラストもこんな終わり方だったし、それに習っているのかも。
ただ、ここからは考察になるが、ストレンジは1度目の呪文を唱える際にも、例外として何人かの記憶はそのままに出来たはず。
今回こそそれをすべきなのはわかっているはずなので、もしかしたら記憶を残していないかなと。
じゃあ何故MJとネッド、ハッピーは忘れていたのかというと、個人的にはドッキリ(サプライズ)をしたかったのでは?
MJとの別れ際、MJが「愛している」と言って、ピーターも言おうとした時に遮り、「それはまた後で聞かせて。約束よ」と言ったのが伏線なのではないか。
そして、店でピーターがその言葉を言うのをきっかけに、サプラーイズ!ってやろうとしてたのでは?
なのにピーターが何も言わないもんだから、ネタばらしのタイミングを見失ったとか。
いかにもこの3人らしいノリではないのかな。
ハッピーはわからん。
まぁとにかく、この3人の友情、そしてピーターとMJの恋仲がこれで終わってしまうのは本当に悲しいので、何とかいい方向に進んで欲しい。。。
他にもデアデビルやヴェノム(エディ・ブロック)のカメオ出演があったりと、内容があまりにてんこ盛りで、このレビューを書くのもだいぶ時間がかかった。
ただ、間違いなく歴代スパイダーマン映画で最高傑作だと思うし、「アベンジャーズ/エンドゲーム」に並ぶレベルの歴史に名を残す名作だと思う。
ここまでスパイディのファンでよかった。
愛していてよかった。
この時代に生きていて良かった。
感謝。これに尽きた。
早くまた見たい!そして過去作も見返したくなるような素晴らしい映画でした。
120、いや、1億2000万点の作品!
トム・ホランドのスパイダーマンは最高だった
1 トム・ホランドが主役のスパイダーマンシリーズの3作目にして、新旧シリーズの敵役との壮絶な闘いを描く娯楽作。
2 敵役が沢山出て来たが、サム・ライミ版のシリーズを昔TVで見た程度なので、各敵役の来歴などをわからないまま見ていた。旧作を見ていればもっと楽しかったかもと思った。
全体のプロットは単純で、ある理由からかつてのスパイダーマンの敵役が主人公の前に出てきて闘うが、心優しい主人公は仲間と協力しながら彼らを生きたまま元の場所に戻そうとする話。
アクションシ−ンは、CGを存分に活かしアメコミの世界の映像化のようでド肝が抜かれた。
3 ドラマ部分はきちんと作られていたと思う。主人公が進学にやきもきしたり、仲間への思いやりや彼女との恋愛、叔母との絆などが描かれていた。一つの作品の中にアクションの動とドラマの静がありメリハリがあった。また、主人公は真面目な性格で、特殊な能力を持つと責任が伴うと自覚し、悩んだり、悲嘆するなど血の通ったヒ−ロであった。
4 主人公を演じたトム・ホランドは、細マッチョの体型と童顔の顔つきが見栄え良く、強さと繊細さを体現し印象を残した。身のこなしや劇中のスパイダーマンのあのポ−ジングがとても格好良かった。
ショービジネスの鏡。荒技を見事に着地させたね
面白かった。熱心なスパイダーマンファンでもないので細かなところは知らないけれど、さすがにハッとしましたよ。涙しましたよ。これは特別の一本でしたね。こんなものを用意していたなんて。まさにショービジネスの荒技中の荒技で、かつアクションシーンは本当に巧みで適材適所な気がする。
最初は危機の始まりがおっちょこちょい過ぎやしないかとそんなに乗れていた訳ではないのだけど、途中からの展開でじんわりくるものがありました。。
個人的にはラストシークエンス前のバトルの追い込みの例のあのところは涙で滲んでいたけれど、もっと畳んで早く最終シークエンスに持っていってもいいのではと思ったり。
でもラストの大バトルもあの人数のドタバタをうまく収めていたんじゃないか。この時代を代表するエンタメですね。
最高のご褒美
これに低評価付けてる人間って何が楽しくて生きてるのかね?友達いないでしょ?
他のヴィランだけじゃなくてスパイダーマンまで集結するとは初代から見てきた人間としては感涙だし、欲を言えばレオパルドンまで出てきたらイカレてて最高でしたw
アメイジングの無念を晴らしたりとか色々グッとくるシーンも多くてそこまで良かった
ギャグシーン盛り盛りすぎた感もあるけどトータルでは大満足!
ヴェノムとも繋がったからみといて良かったなと
ロンリースパイダーマン
タイトルなし(ネタバレ)
高校生活、卒業後の進路、3人(ピーターxMJxネッド)の関係もよく、切ない終わり方ででもめっちゃ青春していた。
NWHがこんな感じになるとは想像できなかったけど、3作品を通してピーターパーカーの成長を通してますますトムホスパイダーが好きに。
メイおばさんの展開からネッドがゲートウェイ開いてアンドリュースパイダーマンが出てきた瞬間は泣きながら感動した。
からの絶対見てる側が誰が来るかわかっていてネッドがピーターパーカーピーターパーカー...って言った瞬間はもう笑いが止まらないまま、トビーパーカー登場。
こんな展開もあり、もう本当に色んな伏線を回収しつつジェットコースターのような感情の緩急、最高でした。
アメイジングスパイダーマン2の最後に救いの手を出すような演出。
我を忘れてアメスパのやった間違いをトムホスパイダーが繰り返し、グライダーでグリーンゴブリンを刺そうとしたところをトビースパイダーが止めるって誰が考えたのか。展開凄過ぎた。
ラスト、何にもない部屋からまた一人でスパイダースイングしていく最愛の隣人の姿が最高です。
2022年の初めに見れてよかった。
心機一転、何かを新しく始めたい、新生活をスタートしたい、そんな時にまた見たいと思う。
ありがとうスパイダーマン。
大人の事情総決算。
親愛なる隣人
エンドゲームやシビルウォーと肩を並べるほど面白かった!とにかくワクワクがすごい。
サム・ライミ版、マークウェブのアメイジングなどこれまでの"スパイダーマン"という作品があったからこそ、高校生のスパイダーマンに焦点を当てた今までにない新生スパイダーマンが誕生できた。
アイアンマンに憧れ先輩ヒーロー達の背を追いかける高校生らしさがばりばりのスパイダーマンというキャラに、トム・ホーランドがぴったりすぎてすごい。
シビルウォーから始まり作品が増えてくにつれてピーターパーカーの成長が見られるのもとても良い。子供だったピーターパーカーが悲しくも色々な戦いを積み重ね成長していく様を見れるのも良い。
ピーターパーカーだけじゃなく、MJの成長というか、ピーターの影響でだんだんポジティブに変化していく様子もシリーズファンとしては嬉しい。MCU版のMJは芯のある強く優しいキャラクターなの良い。
高校生活をおくり友情と恋愛を育むピーターパーカーには親近感が湧くし、指パッチンをする紫色の宇宙人と戦ったり強いヴィランと戦ったとしても、スパイダーマンの最大テーマである"親愛なる隣人"というスタイルは常に揺るがないのがとても好き。
各々でてくるキャラクターも愛おしすぎてみんな好きだしヴィランすら魅力的だしアクションも良い、ストーリーも切なく楽しく最高だし、なによりワクワク度がダントツ。
登場人物が出てくる度にワクワクするし、スパイダーマンという作品が大好きな人にとってはものすごく嬉しい作品だろうし、過去のスパイダーマン作品も見たいと思わせてくれるようなすばらしい映画!
兎にも角にも劇場に行ってこの作品を体験して欲しい。
エンターテイメントを感じまくれた。
豪華メンバー!
軽口など本来のノリの良いホランド版スパイダーマンですが、今回はわりとシリアス。でもシリアスを補ってあまりある豪華メンバー。映画版仮面ライダーのように、歴代ヴィラン、歴代スパイダーマン揃い踏みは痺れました!共闘シーンはワクワクです。それでも滅茶苦茶に破綻せずストーリーをまとめたのはすごい!やはり、ごちゃごちゃしそうなところを、ウィレム・デフォーの見事な悪役っぷりで締めてくれたお陰でしょうか。善から悪の人格の変化が怖くて上手い。
個人的には映画で救われなかったアメイジングなスパイダーマン(ガーフィールド版スパイダー)が「救われる」シーンがあるのは粋な計らいで好きです。
結局、ヴェノムはもったいぶって出て来ず、エンドロール後に登場(笑)ずっと待ってたのに。
ドクターストレンジ2は楽しみですね。
3部作の2つを観ただけでは楽しめなかった
見応えハンパなかった。
初代スパイダーマン、二代目スパイダーマンとオクトパス博士などのそれらに出てくるキャラクターが一つの画面に出てきて感動した。ピーター・パーカーの成長も垣間見れ普通に感動した。
三部作は終わったけど、またトム・ホランドが演じるスパイダーマンを見たい!
スパイダーマン各シリーズを楽しんできたなら
つべこべ言わず、劇場で見届けよ!
これはすごい!スパイダーマンを満喫できる極上の作品に仕上がっています。本作がマルチバースとなることは噂で聞いていましたが、まさかこんな夢のような贅沢な展開が実現するとは思いもしませんでした。すばらしすぎます!
ストーリーは、前作でミステリオを倒した時の映像からミステリオ殺害の容疑をかけられるとともに、正体を明かされたスパイダーマンことピーター・パーカーは、生活が一変してしまった自分と周囲の人たちの生活を守るため、ドクター・ストレンジにスパイダーマンの正体をみんなに忘れさせる魔術をかけてもらおうとするが、それが失敗して別世界のヴィランを呼び込んでしまい、元の世界を取り戻すために奮闘するというもの。
この別世界のヴィランというのが、サム・ライミ監督版「スパイダーマン」シリーズに登場したグリーン・ゴブリン、ドック・オク、サンドマン、マーク・ウェブ監督版「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのリザード、エレクトロなどで、まさにマルチバース!しかも、当時のキャストのままで、中でもウィレム・デフォーの怪演が光ります。正直なところ、サム・ライミ版の1作目しか観たことがないので、彼以外にはそれほどの思い入れはありませんでしたが、それでも十分興奮する展開でしたし、これを機に過去作もすべて鑑賞したくなりました。
このそうそうたる顔ぶれに加えて、本作ではさらにドクター・ストレンジを相手にしたアクションシーンもあり、これがまた見応え十分!ドクター・ストレンジの魔術により作り出されるミラー次元の映像は筆舌に尽くしがたく、ぜひ自身の目で見ていただきたいです。今回はIMAXで鑑賞したのですが、異次元に放り込まれたような没入感はハンパなかったです。
そして、物語の後半、別世界のヴィランの誰一人として見捨てずになんとかしようとするピーターの姿が、青臭くもあり、実にピーターらしくもあり、そしてスパイダーマンとしての成長をも感じさせるようでなかなかよかったです。しかし、そこからの悲しい別れが衝撃的でした。もうここから先は何を書いてもネタバレになりそうなので控えますが、終盤は涙が乾く間がなかったです。かっこよく、悲しく、せつない別れの数々。そんな中、大切な人を救えなかった後悔、怒りに任せて敵を殺してしまった後悔を、この世界で昇華させていくような伏線回収もお見事でした。
ラストバトル後、ドーナツ店やアパートで見せるピーターの表情からは、切なさや寂しさとともに、決意や覚悟のようなものも感じました。主演のトム・ホランドは、ピーター・パーカーと一体化したようなすばらしい演技でした。特に本作では、若さゆえの未熟さ、大切な人を失う悲しみ、復讐に燃える怒りや憎しみ、そしてこのラストに至るまでの心情の変化、さらにスーパーヒーローとしての成長が、ひしひしと伝わる熱演でした。彼のおかげで涙腺崩壊です。ひと回り大きく成長したスパイダーマンは、これからも親愛なる隣人として、私たちのそばにいつづけてくれるのだと思います。この名作をぜひ劇場でご覧ください。
スパイダーマンシリーズを見続けた人のための作品
前評判が高かったので非常に楽しみでした。
はじめは、トム・ホランドの甘さや優しさに少々イライラして正直この先大丈夫なのかなっと不安になりましたが、歴代のスパイダーマンのトビー・マグワイヤとアンドリュー・ガーフィールドが出てきた時は本当に胸熱で2002年のスパイダーマンから見てるから余計にマグワイヤが出てきた時は泣きそうでした(笑)
ヴィランたちも今まで設定を変えることしないでそのまま作品に持ち込んだことは感心したし過去の作品に対して敬意を感じました。
ガーフィールドがMJを助けたとこ見たらアメイジングスパイダーマンが救われた気分で個人的にも好きなシーン。エンディング見るとMCUからスパイダーマンがいなくなる感じで寂しいですが相応しいエンディングと思いましたか。 アベンジャーズ何?バンド?(笑)失礼しました。
とても
ありがとう、全てのスパイダーマン
サム・ライミ版3本、アメイジング版2本、別作品参加3本、アニメーション版1本、そしてMCU版2本…。
これまで作り続けられてきた“親愛なる隣人”、スパイダーマン。
中でも斬新だったのは、アニメーションの『~スパイダーバース』。
“マルチバース”を取り入れ、別次元のスパイダーマンたち(ウーマンも)会する。
アニメだから出来る表現、世界観だと思ってた。
しかしまさかそれを、実写でやってのけるとは…!!
ご存知のように前作『~ファー・フロム・ホーム』のラストで、ミステリオの遺した映像を報じたデイリー・ニュースによって(初めて見た時はびっくりしたアノ人!)ミステリオ殺害だけではなく、正体までバラされてしまったピーター。
“親愛なる隣人”の生活は一変。マスコミから追われ、学校では色んな意味で注目の的。捜査当局に拘束され、世間からも時には非難の声を浴びる。
何より辛いのは、恋人MJと親友ネッド。
3人共、大学進学を考える身。3人一緒の大学を受験するが…、不合格。その理由が、“現在のお騒がせの事情を考慮して”。
自分一人ならまだしも、二人は何も悪くない。ただ自分と関わっただけ…いや、自分が二人を巻き込んでしまった。
後悔。やり直す事は出来ないのか。魔法のような力さえあれば…。
…魔法のような力?
そうだ!
あの最強宇宙魔人と共に闘った魔術師ヒーロー、ドクター・ストレンジ。
彼に頼んで、時を戻して貰う。
が、ストレンジにもそれは無理。“タイム・ストーン”はあの時破壊され、もう無い。
しかし、別のアイデア。ウォンは危険過ぎると止めるが。
世界中からスパイダーマンの正体がピーターである事を忘れさせる魔術を使う。
高難易度の魔術。だがこの時、ピーターが色々注文付け、結局失敗。
…いや、それどころか、とんでもない事に!
私に頼んで世界を変える前に大学と掛け合え!…と怒られたピーター。進学大学のお偉いさんを追って、ブリッジへ。
さあ、いよいよその時が!
まさしく“作品と作品の壁”を壊すかのようにブリッジの下から現れたのは…
『スパイダーマン2』からドクター・オクトパス!
予告編やポスターなどで姿は見てるけど、やっぱり本編に登場すると全然違う。
旧ヴィラン=ドクター・オクトパスと現スパイディの一戦。
誰がこれを想像していただろうか…!?
それにしても、一体何故…?
何処から、どうやってやって来た…?
言うまでもなく、ストレンジの魔術。
さらに、ピーターの“邪魔”。
これによって複雑なマルチバースが歪み、ピーターを知る別次元のヴィランが現れてしまったのだ…!
まさかドクター・オクトパス一人だけじゃない。ストレンジがすでに一人…いや、一体(?)確保。
『アメイジング・スパイダーマン』からリザード。
ドクター・オクトパスも確保。
彼らを確保し、元の世界に戻す。MJとネッドも協力。
SNS上の目撃情報などを頼りに追跡。
そこで対したのは…
『アメイジング・スパイダーマン2』からエレクトロ。
『スパイダーマン3』からサンドマン。
確保。
そして、最後の一人。
『スパイダーマン』からグリーン・ゴブリン。
一体、何処に…?
“作品世界”的には異常事態発生!だけど、
“作品”的にはこんなにも嬉しさが止まらない。だって、
アルフレッド・モリーナ、ジェイミー・フォックス、そしてウィレム・デフォー、かつて演じたキャストがそのまま続投!
トムホとレギュラーメンバー、今回参戦のカンバーバッチと加われば、何と豪華キャスト!
(残念ながらトーマス・ヘイデン・チャーチとリス・エヴァンスはアーカイブ映像と声のみらしいが)
ゴブリンも確保…と言うより、彼の方から“助け”を求めてきた。
自分の知らない世界。自分の世界に帰りたい。
全員確保した。後はストレンジの魔術で元の世界に戻すだけ。
その時ピーターが思う。
皆、元の世界ではスパイダーマンと闘って死ぬ運命にある人たち。このまま戻れば死にに戻るだけ。
それが運命。それぞれの宇宙の理。ストレンジは情け容赦なく。
SFやファンタジーを知っている者なら知っている。時空や別次元へ干渉してはならず、と。
彼らはそれぞれの世界では人々を恐怖に陥れた“罪人”。が、今ここで少なからず知り合ってみたら、心の底から悪人じゃない。
何かあるんじゃないのか、別の方法が。
彼らの運命を変える。死から。救う。
時空や別次元への干渉に反してでも。ピーターはそういう青年。
しかし、それに反対するのは…
てっきりスパイダーマンとストレンジが組んで、ヴィランズと闘うと思っていた。
まさかまさかの逆転の発想!
ヴィランズを救う為に、スパイダーマンがストレンジと一戦交える!
ちなみに、スパイダーマンvsドクター・オクトパスがワクワクなら、スパイダーマンvsドクター・ストレンジは最初の大きな見せ場。
ストレンジの魔術がやっぱり驚異的映像。
動き回るスパイダーマンを手中に収めるかのように、翻弄。
苦戦のスパイダーマンは自分の得意分野を活かす。
その“得意分野”で難を逃れ、ヴィランズたちを治療。
ヴィランズたちも疑心暗鬼。果たして、成功するか、失敗して死ぬか。
結果は、成功。あるヴィランは“苦しみ”から解放される。
にしても…
ここまでで目ぼしい見せ場と言ったら、vsオクトパスとvsストレンジくらい。まあ、話は充分に面白いけど。
それがこのコロナ禍で、米現在6億ドル超え、全世界現在14億ドル超え…?
ただいい話だけで終わり…?
…な訳ない!
予告編やポスターではドクター・オクトパスがメインヴィランな感じで推されていたけど、いよいよ本性を現す!
『スパイダーマン』全シリーズの全ヴィランの中でも、一番印象的なアイツ! やっぱり、アイツがメインヴィランじゃないとね!
この暴走によって、他のヴィランたちも暴れ始める。
“優しさ”で彼らを救おうとしたのに…。
そう、奴は言う。お前の優しさ、甘さ、人の良さが悲劇を招く。
それを教えた叔母も同類。
そんな訳ない!
絶対に間違った事はしていない。
本当に皆を救おうとしていた。
じゃあ、悪いのは…
誰…?
そして、取り返しの付かない悲劇が…。
責め出したらキリがない。
暴走し始めた奴。
ストレンジに抵抗してまで、彼らを元の世界に戻すのではなく救おうとした自分。
正体を知らない世界にして貰おうとした自分。
MJやネッド、叔母さんに危害や迷惑が掛からぬよう。
それは優しき考えでもあるが、自分範囲の考えでもある。
酷な言い方だが、全てこうなったのも、自分の我が儘、自分の無責任さが招いた事。
人々を恐怖に陥れるヴィランの野望を打ち砕いたり、時には宇宙へ行って最強魔人と闘ったり、成長していると思ったら…。
成長して、子供に戻って、その繰り返し。
リザードが言う。しっぺ返しが来る、と。
これをシリーズ屈指の名台詞に皮肉に言い換えよう。
“大いなる責任には大いなるしっぺ返しが伴う”
ピーターは姿を消す…。
それでもやっぱり手を差し伸べたいピーター。
MJとネッドは必死に行方を探す。
ネッドは思わぬ力を発揮して(!?)、やっと探し出したピーター。
しかし、そのピーターは…!!!!!
過去ヴィランズたちの登場が話題になってるのに、ネタバレNGとなっている本作。
確かにこれは、トップシークレット。いや、スーパーシークレット。関係者でうっかり漏らしたら、クビレベルだろう。
とは言いつつ、自分は何となくそんな感じがした。だってそりゃあ、せっかくの“マルチバース”だもん。
しかし、実際にその“姿”と“登場”と“共演”を見た時、久々にこんなにもワクワク興奮ニンマリが止まなかった。
愉快なトークも。まだまだ動ける? 一人は腰痛気味らしい。もうそんな歳か…。
だって、一方は8年ぶり。もう一方は15年ぶり!
だけど本作、楽しいだけの“同窓会”じゃない。
恋人や親友も支えになるが、スパイダーマンの傷を癒せるのは“スパイダーマン”だけ。
一人は身内を失った。
もう一人は最愛の人を失った。
そして自分も…。
何故、自分だけ…?
何故、こんな苦しみを…?
そもそも、何故自分がスパイダーマンなんかに…?
自分から望んでスパイダーマンになった訳じゃない。
選ばれてスパイダーマンになった訳じゃない。
運命…なんて言葉で容易く片付けたくない。が、
なったからにはそれなりの理由がある。
スパイダーマンズが胸に刻む言葉。
“大いなる力には大いなる責任が伴う”
彼らがその言葉を分かち合うシーン、3人が絆を抱き合うシーンは、『スパイダーマン』を見続けてきて良かったと、本当に感動した。
クライマックス。
スパイダーマンズ、ヴィランズ、MJとネッドの助っ人、ストレンジも現れての最終戦。
入り乱れ、大迫力のVFXとアクション、豪華キャスト…もう訳が分かんなくなるくらい、スッゲェ~!
ジョン・ワッツ、いつの間にやらこれほどの超大作エンタメを撮る監督になろうとは…!
アクション、コメディ、青春、ドラマ性…2時間半一切ダレる事ナシのテンポの良さ!
自分が招いてしまった今回の事件、闘い。
ただ“倒す”のではない解決方法。
再びストレンジに頼む。意を決して。
まるでそれは何処か、かつて『アベンジャーズ/エンドゲーム』で身を犠牲にした恩師アイアンマン/トニー・スタークと通じるものがあった。
その責任を償う。
皆がそれぞれの世界に戻り、この世界にも再び平穏が戻った。
が、辛辣で、ほろ切ない世界。
以前スパイダーマンの敵視を伝え続けるニュース。
そんなのはどうでもいい。ピーターの切なさは…
MJやネッド、ハッピーも自分の事を知らない。
自分で望んだ事とは言え、切ない。あの温かさ、楽しさ、愛おしさはもう…。
いや、全くゼロからではない。また出会いから始められる。それが、青春だ。
それがあっての『スパイダーマン』。
人助け、市民を守る。
人々を恐怖に陥れるヴィランから守る為、闘う。
時には宇宙にまで行って、脅威の敵とも。
そんな彼を、我々は忘れはしない。
“親愛なる隣人”。
ありがとう、全てのスパイダーマン。
地方の映画館が激混み!夢のバトル!続きも期待!
スパイダーマン人気はすごい!
久しぶりに満席状態の映画館を体験しました。笑いや驚き声もここ数年間聞いたことがなかったのに、なかなかのもので、おそらく英語がわかるフィリピンやブラジルの方の反応が凄かった。英語わかるっていいよね。
なんといっても今回はゴジラ映画の『怪獣大進撃』あるいは『怪獣総進撃』のような贅沢で豪華な内容。でも出ないヴィランもいる。
唯一の欠点は新ヴィランが出なかったことかな。
『怪獣大進撃』のガバラみたいな…
原作コミックもまともに読んだことないし、どんなヴィランいるかって言われても知らないから贅沢なことは言えませんが、最強ヴィランで有名なのはもちろんヴェノム、カーネイジというくらいは知識として知ってます。いつ出会うのかなあと思ったら…なるほど。
スパイダーマンファンはこの毒蜘蛛たちとの対決が一番見たいと思ってるんじゃあないでしょうか?
今回サム・ライミヴァースからなぜか一匹大物中の大物が来なかったのかは、ご存知の通り、あれは失敗だったからですよ。映画会社の事情もドクター・ストレンジの魔術はきちんとフォローしてて笑えます。
トム・ハーディ演じるエディ・ブロックって今のところいい人だから。だから、なんか、あんなことになっちゃって、まさかの交代?ってこともあり得ます。
原作のエディ・ブロックは筋トレ・ボディビルが趣味らしいですから、日々の生活がだらしないトム・ハーディのエディ・ブロックはちょっと違うんじゃないかと思ってて、WWFのムキムキプロレスラーのブロック・レスナーが名前もブロックだし、見た目もそのイメージにぴったり。でもタブロイド紙の記者という側面には一致しない…エディ・ブロックって結構キャスティングが難しいキャラ。
あっ、同じWWFで俳優もやってて最近ワイスピやスーサイドスクワッドでも活躍してた、ジョン・シナは?もろ野獣顔のブロック・レスナーよりマイルドな顔立ちだからボディビルダーでタブロイド紙の記者としては結構いい線いってるんじゃないでしょうか?ジョン・シナはマーク・ウォルバーグに似てるからマーク・ウォルバーグでもいいかも。
とにかく、伏線はもう出たんですから!ヴェノムやカーネイジがいつスパイダーマンと対決するのか楽しみです。
全836件中、521~540件目を表示