スパイダーマン ノー・ウェイ・ホームのレビュー・感想・評価
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トム・ホランド版スパイダーマン、シリーズ最高傑作で終結
ネタバレせずとも、予告編など宣伝ですでに過去ヴィランが出てくる、というところは明るみになっているものの、まだ見ていない人は予告編や、ネタバレを含まない記事やレビュー以外の情報は一切見ないで劇場へ行く事をお勧めします。
私自身はテレビを見ていて予告編がCMで流れているのをたまたま見て、それ以外の情報は一切触れずに楽しみにして観に行きました。
ストーリーとしては、ミステリオによって正体をばらされてしまい苦悩するピーターが、藁をもすがる思いで頼ったストレンジによって唱えられたある危険な呪文が原因となって、大きな災いをもたらすことになります。
ピーターがストレンジを頼らなければ起こらなかった問題であるとは言え、事態は深刻な方向へ進んで行ってしまう訳ですが、こういった類の話は映画のお約束なのかもしれませんね。
今作をもってトム版スパイダーマン、ホームシリーズの終結となります。
予告編で過去ヴィランの登場シーンが出てきた時には心躍りましたが、それを実際に劇場で観た時には一気にテンションが上がりましたが、とにかく一瞬たりとも目の離せない展開の連続でした。
恋人のMJや親友のネッドも奮闘しますが、ネッドは魔術も使います(笑)
シリーズ最終作であるだけに、素晴らしい出来だったと思いました。
今回でも、幼さなのか、ピーター自身の優しさが仇となって事態の深刻化へと繋がっていくわけですが、過去2作では、高校生であるが故のピーターパーカーの幼さが強く感じられましたが、本作では、ピーターが幼さを脱し、本当の意味で真のスパイダーマンに成長する過程が描かれています。
ラストの戦いは、スパイダーマンファンならば胸アツの展開だと思います。
ピーター自身で蒔いた種であるとは言え、最後の最後は事態を収束させるにあたり、ピーターはある決断を迫られます。
ピーターの大きな決断を経て描かれるラストシーンは、私は心で涙を流しました。
そしてエンドロールは最後までキチンと見ましょう。
場内の明かりがつくまで、しっかり見届けましょう。
最後に、
今作をもってホームシリーズは終結となってしまいましたが、真のスパイダーマンへと成長したトム版ピーターパーカーが、再び新たなストーリーで戻ってきてくれる事を願ってやみません。
お祭り騒ぎはいいが、テーマとしては微妙か。
マルチバースからスパイダーマン勢ぞろい、それは良い。楽しかった。
しかし、ストーリーはとにかく最近のマーベルに多い「お前がいなきゃ平和だったよね」パターン。作中でも自らトムホが発言している。
ゼンデイヤはトムホがシニスター5を助けようとした時「そういう人だから」と言っていたが、だからと言って関係ない人を巻き込んだら本末転倒である。
しかも終わり方がご都合主義過ぎる。バタフライエフェクトのつもりですか?
ホームシリーズのライトな雰囲気で持ってくなら、どうせなら最後までハッピーエンドのがまだ良かった。
とにかく最近のヒーロー映画には、以前のような、胸に訴えかけてくるようなテーマ性がない気がする。
カメオ出演に頼りすぎて、作品の軸がぶれていると思う。
エンドゲームまでの流れは最高だった。
なら次は?
アメイジング2のような胸の熱くなるヒーロー映画を見たいものである。
今度はMJを救えて、良かったね。そこだけ素晴らしかったので、星3。
MCUのスパイダーマンとして、最高だった。
昨今、クロスオーバー作品がたくさん出てきているところで、
同じのスパイダーマンと絡めているのも面白かった。
スパイダーマン・スパイダーバースでも同じように、スパイダーマンが複数人出てくるが、
初代やアメイジングで映画をやっているのを見ている分、過去を思い出して感動できた。
また、ストーリー展開に関しては、気になるところはあるが、
トムホが演じてきたスパイダーマンのキャラクターとしては、納得できるし、
この展開事態は、どの作品でも1作品目でやっているところでもある。
本来であれば、この先の一皮むけたスパイダーマンも見たかったです。
【良かった点】
・過去スパイダーマンとの絡み
・アクションシーン(安定のMCUクオリティ)
【好きなシーン】
・クモの糸の出し方や化学のピーター同士が、仲良さそうに話しているのはほっこりしました。
・エディ/ヴェノムが、あれだけ匂わせたのに、何もせずに帰ったのは、笑いました。
残ったシンビオートが、どんな問題を起こすのか気になるところです...
「万感たる思い」です。「良かったあ」
MARVELならやってくれると信じてた!
世界に大きく遅れて公開ということで非常に残念
ヴェノム2の二の舞にならないように公開時からSNS断ちをして臨みました。
トムスパイダーマンの3部作とりあえずの一旦完結編ということで
公開の相当前からコラ画像などで3人のスパイダーマンの揃い踏みが噂されてきました
歴代ヴィランが登場が続々発表され
噂が期待にどんどんなっていったと思います。
ただ製作陣やアンドリューのコメントなどから過度な期待はできないこともあり半信半疑でした
CMが公開されるや
素晴らしい考察でヴィランズに特攻するシーンの不自然なスペース、向かってる方向の違いから
本格的に期待が現実的になっていき
ついに!ついに公開
個人的にはたとえトビーもアンドリューも素顔なしのスパイダーマンの状態で最後の決戦に登場して
すべてが終わった後マスク外して終わりくらいかな?
と予想しておりました。
マーベルを甘く見てました
まさか後半あんなに出番があるとは
よくぞここまで秘密を守ってくれました
先輩スパイダーマンたちの言葉や、旧作品のその後が少しだけ補完もされる素晴らしい構図でした
アニメのスパイダーバースの成功も影響されている感じがしました
個々の戦い方や
ヴィランとの絡みも最高でしたね
過去作のセリフが随所に登場します
今までスパイダーマンを応援してきたファンへの最高のサービスでした
トビースパイダーマンもアンドリュースパイダーマンもまた続編が観たくなってしまいました、、、
これだけのビッグサプライズがあるなかでも
ドクター・ストレンジの続編への種まき
また今回の戦いにストレンジが参加しない理由付け
トムスパイダーマンの青春ドラマの完結
再三噂されたデアデビル登場
様々な要素をうまく組み込んでいるので
とにかく時間があっという間にでした
強いて文句を付けるとすると
サンドマンが少々よくわからない立ち位置だった
トムピーターが本格的に孤独になってしまったことですかね
トムピーターは親友も恋人もいなくなり
唯一の家族もいなくなり
アベンジャーズやスタークインダストリーズの支援も受けることが出来なくなりました
トムピーターには幸せになってほしい思いはみんな一緒だと思うので
とりあえず続投が決定してくれたので
今後の作品でいい方向に向かうことを願うばかりです。
とにかくスパイダーマンファンの要望にすべて応えたような素晴らしい映画体験でした
ネタバレを絶対回避して鑑賞してほしいですね
エンドゲームとはまた少し違った衝撃度合いでした
あと大いに残念なのは
このビッグサプライズの特性上グッズ展開ができないことですね!
3人のスパイダーマンのグッズがたくさんほしいのに、、、
私は売り切れで購入できずですが
パンフレットでも全く触れられていないようで残念でなりません
是非今後展開してほしいです
スパイ太とドクえもん
「ねえねえドラえもん」
「なになにのび太くん、また何かお願いごとなの」
「この前、ドラえもんに、世界的な有名人にしてほしいとお願いして、そうしてくれたよね」
「何か問題が発生したのかい」
「もう、マスコミが大騒ぎしてプライバシーも何もなくなってしまったんだよ
「それで」
「今度は世界から僕の存在の記憶を消してもらえないかなぁ」
「だから、あの時にちゃんと考えて判断するように言ったじゃないか」
「そんなこと言われても、ねぇねぇお願い、このままじゃママとかにも迷惑がかかっちゃうよ」
「仕方ないなぁ、ジャーン、「記憶消しマシーン」!。」
「工夫のないネーネングだね」
「そんなことを言うと消してあげないよ」
「ごめんごめん、よろしくお願いします」
「それじゃあ、作動させるよ、スタート!」
「ちょっと、待って、僕が有名人だという記憶を静香ちゃんだけには残してくれないかな。」
「途中でそんなこと言われてももう機械は止められないよ」
「そんなこと言わずに、ドラえもーん、お願い」
「仕方ないなぁ、いったんリセットと・・・あー--------、
機械が暴走してとんでもないことに--------」
今回の作品は、脚本スタッフがドラえもんを読んでいたものと思われます。
パクリとは言えないものの、ピーターとドクター・ストレンジの関係が
のび太とドラえもんの関係を彷彿させます。
ドラえもんでは、のび太がいじめられるのを苦にして、ドラえもんの出した
何でも望みがかなう機械に対して、つい、「世界には僕ひとりだけにしてくれ」
とお願いして、ひとりぼっちになってしまうエビソートもありました。
今作は、上映時間146分と、長い時間ですが、それでも足りないくらい
いろんなお話が盛り込まれており、もうお腹いっぱいです。
普通であれば、3つに分けてもいいくらいのお話を監督はよくまとめたものと思います。
観る前から過去の悪役が出てくるとは知っていましたが、
こんなに勢ぞろいするとは思っていませんでした。
悪役を演じている俳優は、みんな名優で出演料もさぞ高かったと思います。
特に、ゴブリン役のウィリアム・デフォーはよく再登板してくれました。
あれから20年経っていますが、見かけも演技の乗りも当時のままです。
CGは使っていないとのことで驚きです。
あと、エレクトロを演じるジェイミー・フォックスが出た、アメイジング・スバイターマン2
は大コケした映画(そのせいで予定のパート3は製作中止)でトラウマとなっていると思いますが、
今回よく出てくれたと思います(ノリノリ演技です。)。
そして、ネタバレになると言えばすでにネタバレなんですが、
ウルトラマンや仮面ライダーシリーズを見ているオタク人ならば、
涙を流して喜ぶ展開も待っております。
※ 本作の同窓会的なつくり方は、「マトリックス レザレクションズ」と
似ている感じがします。
※ ドクター・ストレンジは「どこでもドア」も持っています。
今回はスパイ太の友達が使いまくります。
最高でした
タイトルなし(ネタバレ)
トムホ版スパイディ3作目にして高校生編最終章の本作。最終的にはトムホがめちゃくちゃ成長するけど、この事件の発端はトムホだし、わがままだし、性善説のせいで大切な人を亡くすしで途中はイライラしてしまう自分もいた。
ただそのイライラを超えるサプライズ(とは言ってもある程度予想はできたけど)を前にすると、ストーリーはともかく凄い作品を観ているという感覚になり、同時に今まで自分の成長とともに観てきた作品たちが一気にフラッシュバックして泣きそうになった。
やっぱり僕はMCU、引いてはヒーロームービーが大好きなんだな、と改めて思わせてくれた一作になった。
初志貫徹 親愛なる隣人
シリーズ最後にして最大級のストーリー、キャスト、アクション、迫力
変わらないMJへの愛、いつまでも親愛なる隣人でありたいというスパイダーマンの想いが詰まった作品。
スパイダーマン2がMJを救った時はうるっときたよ。
トムホおつかれさま!
今年1番の衝撃を受けた映画と言っても過言じゃない
素晴らしい映画でした🎬
良かった点
○胸熱シーン盛りだくさんなところ
なんと言っても、過去作のヴィランがうじゃうじゃと
出てくるところたまんなかったです!
個人的には、ヴェノムは、もうちょい活躍してほしかったと
思います。あの戦いに参加してほしかった🤜
あとは、夢の3スパイダーマンですね!
客席の人も驚きの声であんな映画館はじめてでした👍
○過去作のストーリーをしっかりと反映してる
○ちょっとしたシーンもクスクスできる
ドクターオクトパスに真水か?塩水か?聞いたところ
おもしろかったですよね😄
疑問に思ったところは、別世界では死んでるのに
本当に治す必要があったのか?
別世界へ送って死ぬにしても、治った状態で
死なせてあげたいって事?
みなさん思い思いあると思いますが
自分はそのまま返すのが得策だと思いました。
ストレンジ側です👍
サム・ライミ版との決定的な違い
絶賛レビューが多い中、批判を投げかけるようなレビューになってしまいますが……。
気に入った点はもちろんたくさんあります。
ヴィラン含め過去作大集合、ピーターの最後の決断から分かる覚悟の重さ、それらはこれまでのファンにとっても、ヒーローベースの物語としては脚本・演出共に素晴らしいものでした。
ラストシーンで味わった切なさもしばらく拭えなかったのは間違いありません。
しかし、サム・ライミ版とどうしても比べてしまう要素があります。
それは「ヒーローベースで物語を作る割合」です。
サム・ライミ版では、1,2,3共に(特に1と3)ヴィラン達は社会に対するフラストレーション、理不尽な不遇を抱えていて、どこかその点もヒーローとヴィランとの間で和解させるような脚本で、上手に着地していたように思います。
「親愛なる隣人・スパイダーマン」は「(ヴィランをただこらしめるという)結果」だけでなくある種「(ヴィランの意を汲む)過程」も僕達に見せてくれていました。
3での娘を思うヴィランとピーターの演技は今でも忘れられません。
それが本作ではどうでしょう。
過去にピーターと和解したヴィランは再びピーターと対立し(この時点で過去作の和解が無かったことになってしまいます)、挙句の果てにオクタビアス以外のヴィランは、全員強制的に治療されただけでした。
そこに彼等のフラストレーションを自己解決する過程は一切ありません。サム・ライミ版で感じた「両者の和解」は全くありません。
ヴィラン(特にサム・ライミ版3)の本懐は何だったのか?
あの美しい脚本、仕方なくヴィランになったという自意識を抱えながら生きるヴィランは無かったことになってしまうのか?それでは彼等は唯の根っからの悪人ということになるのではないか?サム・ライミ版であんなに人の弱さも強さも教えてくれたのに、それらを無かったことにするのか?
ここで感じる違和感が、冒頭で言った「ヒーローベースで物語を作る割合」なのです。
サム・ライミ版は、ヴィランに陥る社会的な仕方なさ等を踏まえた上で物語が展開されており、人間くさく、「物語ありき」の映画でした。
しかし本作では尺の都合もあるのでしょうがそれら人間くささが徹底的に排除、過去に作り上げたものも否定するような形で物語展開されており「物語ありき」というより「MARVELありき」としてしか語られていなかったように感じました。
もちろんピーターのヒーローとして生きる覚悟、強さ、成長、そこにフォーカスしているのは分かりますし、素晴らしい作品なのは間違いありません。
しかし幼き頃の私が思い描いていた「"親愛なる"隣人」の親愛なる、の部分が感じられず、寂しい思いをしたのは確かです。
最近のMCUブームは止まりません。キャストや個々の作品が増えれば増える程、それらが複合的に出演する事もある為尺の都合上無駄な物語はなるべく排除しなければならない、その事も分かってはいます。確かにそれも面白いですし、ファンも喜びます。
しかし、演出や派手さばかりに気を取られ、当初のような泥臭さやキャストにフォーカスしたような脚本はあまり見なくなってしまいました。
ヴィランの更生と和解をスパイダーマン作品で教わった後、大人になってみたらその考え方を同シリーズの作品から否定されたような、どこか寂しい気持ちになる、そんな映画でした。
個人的な好みの問題なのでしょうが、ギレルモ・デル・トロがヴィランに肩入れする理由が分かったような気がしました。
ネタバレなしで早く見に行こう!
「魔術なんて嫌い」
過去の作品を総まとめに❗
これ2000年以降のシリーズを観てる人じゃなきゃ理解しずらいかも?怪獣総進撃的な勢揃いするのは良いが過去のシリーズのピーター3人で対抗するのは悪ノリ過ぎだと!
面白かった
ヴィラン大集合、スパイダーマン大集合には子供っぽく興奮してしまった。今までバラバラのものと認識してたものがつながる喜びと興奮って、やっぱ子供心からくるものだと思う。ガンダムにおけるターンA、仮面ライダーにおけるディケイド、というところか。
こういう、「実はつながってましたー」って話は、東映のヒーロー大集合お祭り映画みたいに雑に処理しちゃうと子供だましになっちゃうのだけど、今作は脚本が非常にちゃんとしてるので、単なるお祭り企画ではなく、それぞれのスパイダーマンがちゃんとそれぞれの物語の続きになっていて、大変に良かった。
今のスパイダーマンはアベンジャーズやアイアンマンの脇役キャラみたいな感じで始まった印象があるので、なんとなく単体のヒーローではないような物足りなさがあったけど、今回の展開で設定がリセットされて、本来のスパイダーマンになったように思う。
ただ、マルチバースの設定はあまりになんでもできてしまって便利すぎるので、ここまでやりたい放題するのは今作で終わりにした方がいいんではないか…。
たおすべき敵を無理やりひねりだすために、作り手の都合でマルチバースの設定を使ってるのがここまであからさまだと、ちょっと冷める。今回も主人公側の失態で敵を作り出してしまったわけだし、どうも次作のドクターストレンジもそうなるような終わり方だったし。
次作はマルチバースやアベンジャーズがらみの壮大な敵を相手にするんじゃなくて、街レベルの素朴な物語でのスパイダーマンを観たいな…。次作がそうなるといいな。
そういえば、絶対不可能だろうけど、東映スパイダーマンが出てきたらめっちゃ面白いな、などと妄想してしまった…。
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