「スパイダーマン映画の集大成」スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
スパイダーマン映画の集大成
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マーベルの映画はなんだかんだですべて観てきている(と思う)。マニアックなファンとは言えないが、マーベル好きの部類に入るのだろう。ただし、映画.comのレビューで5をつけたことはなかった。本作がマーベルで初めての5点だ。
今までのスパイダーマン映画の集大成のような映画だった。いや、序盤のストレンジの対応とかピーターとのやりとりとかアホみたいだし、なんとかならなかったのかよとか、人のせいしかしてないなお前!とか思ってしまうのもたしか。
でも、中盤から面白くなってくる。ちゃんとウィリアム・デフォーが出てくるし、アンドリュー・ガーフィールドとトビー・マグワイアまで!マルチバースの話なので出演するのでは?との噂があったがホントに出てくるとは!そして、3人のスパイダーマンが連携して戦うなんて最高じゃないか。
ちゃんと旧2代のスパイダーマンをいじるシーンもあるし、3人の会話も面白い。恋人を救えなかったアメイジングが現代のMJを救うシーンにはちょっとうるっときてしまった。スパイダーマンは近しい人を亡くした悲しみや怒りを乗り越えてきたヒーローなんだということを再確認した。
面白いと思ったのは、旧2代スパイダーマンが殺してきたヴィランを更生させようとするところ。こういうやさしさはトム・ホランド・スパイダーマンらしい。本編のラストのピーターの決断も彼らしい。まだまだ続いてくれるみたいで一先ず安心した。
あー、どうやら自分は思ったよりもスパイダーマンが好きみたいだ。
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