「頭の体操ができる、でも伏線完全回収は不可能映画」鳩の撃退法 ちゃっぴーさんの映画レビュー(感想・評価)
頭の体操ができる、でも伏線完全回収は不可能映画
全てはラストの伏線回収のために、ストーリが構築されているかのよう。かと言って、怒涛の種明かしが終わっても、物語が完璧にクリアになったわけではない。あとは観た者の解釈に任す体で、煙にまかれる。
まんまと作者の巧妙な策に踊らされて、少々悔しいのですが、久しぶりに頭の回転数をあげました。
原作は未読だからかもしれません。
フィクションとノンフィクション、過去と今を行ったり来たり。登場人物の多さがさらにかき回し、真実は何処に?
太鳳ちゃんがそれを確かめるために富山に行って、床屋や本屋は実在したけど、人物には会ってない。リリーさんがただの床屋のおじさんで終わる筈ないし、あの不穏な雰囲気だし…本屋のミッキーさんは何故彼に遺産をあげる気になったの…そもそも二人は実在したの?倉田が偽札作っていたのは、あのネバーランドみたいなとこ?いや、あの訳知り顔の社長かな?顔ぐちゃぐちゃにされたお兄さんは、身代わりでダムに沈められる為?などなど、全部の答えは映画の中には無いのです(^◇^;)
全ては小説家の妄想だった、ってこともあり得る?
「鳩の撃退法」というしっくりこないタイトルも、思わせぶりですね。
ちゃっぴーさん
コメントへの返信を有難うございます。
図書館の2週間の返却期限、早いですよね。私も常に図書館から本を借りていますが、返却期限超えの常習犯です😓( 今回は連休という事も有り、無事期限内に読んで返却しましたが。。)
新作の映画、ハイペースで観ていらっしゃいますよね ✨
私も、本作のような役柄の藤原竜也さんの演技が好きです。
こころさん、コメントありがとうございます😊
映画観た後、小説も読もうと試みたのですが、図書館本だったので時間切れのままです💦
次々映画の新作が来るのをこなすのが優先なので。
藤原竜也の演技はあまり好きではなかったのですが、今作は良かったです。