「心中する覚悟でどうぞ」エッシャー通りの赤いポスト Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
心中する覚悟でどうぞ
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若くして鬼才と呼ばれる監督がつくる映画と、その作品のキャストのオーディションに参加した人達をみせる群像劇。
参加者達の背景描写や書類投函による応募とオーディション+エキストラ、そして行き詰まり迷う監督や関係者達の様子をみせるところから始まって行くけれど、兎に角登場人物が多くて全員出揃うまで長いことw
そしていよいよ撮影!と答え合わせになって行くけれど、今作そのもののストーリーは、とりあえずフッて壊してドタバタ大団円という園子温氏の悪い方のお約束で、登場人物それぞれのフリに対しての続きをみせて行くばかり。
一応メインどころは数人いるけれど、登場人物が多い故に深掘りはまったくといって良いほどないしね。
今作制作のワークショップに参加し出演された方々には良い思い出だろうけど、園子温作品なら何でも大好き!という訳でもなく、まるで関係ないところから観賞した自分には特に刺さるものはなかった。
ある意味今更?藤田朋子がワークショップに参加していたというのが1番のネタだった様な…。
今作のワークショップに参加できなかった人達で来年あたり第2弾つくるらしいっすよ。
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