ラスト・シフトのレビュー・感想・評価
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自ら上げた拳を振り下ろすことはできない。
ハンバーガー屋で38年間もアルバイトを続ける退職間際の白人貧困層と保護観察中の口の悪い黒人の物語。
アフガニスタン帰還兵の件で互いに分かり合える光明を垣間見ることができたが、互いの怒りや不審感は埋めることができず、時さえも解決できないまま映画は終わる。
このやりきれないクソみたいな世界の多くの人が抱える実態とでも言わんばかりに。「最強のふたり」や「グリーンブック」とは一線を画す作品。
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この映画は人種や社会的不平等、世代間格差などプア―アメリカンの人...
この映画は人種や社会的不平等、世代間格差などプア―アメリカンの人たちが直面する問題に焦点をあてている。スタンリーとジェボンは年齢差と職業に対する意識の差があって理解しあえないが、働いている店の金を盗む一件で決定的な亀裂が生じてしまう。
ふたりは共に店を辞めて、スタンリーは新しい店で働き出し、ジェボンはライターになる決意を固めている。お互いにとって、良い経験ではなかったが、小さな出来事が人生を変える可能性があることを示している。
スタンリーとジェボンは、それぞれ自分の人生の方向性を見出すために、この出来事を機に前進することができたのだろう。この映画は現実的で、人種や格差を超える和解を簡単に描かない。それでも、かすかでも未来への希望を示している点が評価できる。
たまに見ても良い 日常系ドラマ
すべては身から出た錆
ハートフルコメディではないので⚠️注意⚠️
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