「めめしくてつらいよ」明け方の若者たち にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)
めめしくてつらいよ
明け方の誰も歩いていない街の
空気感が好きって気持ちはよくわかります。
で、そういう空気感の映画なのかと
思って観たら、全然違った。
おそらく、”こんなはずだった”人より
じゃなかった人の方が圧倒的に多くて、
そんな人たちの大半は、もっと退屈。
んで、こんな退屈な人生はまっぴらだって
行動起こすのが30前後。
そしてさらに”こんなはずじゃなかった”人生に
拍車がかかり、それでもいろんなものに
折り合いを付けながらトータル
プラマイゼロくらいで40前後を迎えてあせる。
っていう人生の、まだ”明け方の若者”の
映画を見たかった。
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