「何もない映画」100日間生きたワニ 映画好きさんの映画レビュー(感想・評価)
何もない映画
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前半は原作のアニメ化
後半はその後の話
まず、映画を、アニメを舐めるなと言いたい
前半はあまりにも話を省略し過ぎでワニが簡単に死ぬ
後半は新キャラのカエルを中心に話がすすむが
手垢がつきまくりな設定な上、あまりにも軽く、心理描写やキャラクタの葛藤などあったものではない
携帯小説のお手軽短編のような濃度で
映画でやる必要はないしYouTubeの同人アニメレベル
元々、原作終了後のワニの死は商売に軽々しくされ、命の軽さが不快だったが
カエル程度のキャラに救済されるワニの死は、いったいなんだったんだろうか?
上田氏は本気でこれを書いたのだろうか?最初からプロットがあったのではないだろうか?と勘ぐりたくなるほど話の起承転結は薄く、あの名作を産んだ同氏とは思えないほどの内容の薄さ
これを考えさせられると言う人はもっと毎日を考えて生きてください……
批判はされてるがメジャーどころだし、上田氏だし、結局面白いと思えるんだろうな、と期待していましたが、
ありきたりな話を下手な展開で見せられて
特に盛り上がりもなくエンドロールが流れた瞬間にびっくりしました
どんなつまらない映画も楽しく見えると自負していましたが
まさか「何もない映画」に出会うとは
人生何があるかわかりませんね。
どうせアマプラ等で間髪入れずに配信されるので
その1900円で美味しいご飯か、懐かしい友人にでも会いに行ってください
そちらのが「考えさせられます」よ
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