「約束された駄作」100日間生きたワニ トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
約束された駄作
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この映画は、ウェブ漫画の「100日後に死ぬワニ」のアニメ映画版
たぶん、ほとんどの人がこの漫画の結末をわかっていると思うので
結末をわかっている人に対して、世界観を壊さず予想以上のおもしろさを提供するという
ものすごい高いハードルがある
内容はまず100日後のワニの死から始まり
そこから、1日目から99日目までダイジェストのストーリーがあり
そのあとで100日後のオリジナルストーリーが始まる
結論から書くと
思ったよりもまとまっており悪くなかった
しかし、予想以上のおもしろさはなかった
劇中劇の映画のシーンやゲームのシーンも凝っている
個人的に作画崩壊というのはあまり感じなかった
ネズミのセリフとかはキャラクターのせいなのか
ウザいところがあって
アニメオリジナルのカエルは態度がもっとウザく感じる
どうでもいいが、ワニの母親のセリフが多いせいか
父親のセリフが少なすぎる感じがした
全体的に悪いわけではないが
映画は1時間程度で値段は割高のようだし、
キャラクターの魅力があるとも言えない
そもそも、原作自体が100日後にどうなるのか読者が気になって読むという感じで
もともと映画には不向きだった
だから、よっぽど100ワニが好きな人でない限りおススメできない
クソ映画だと思ってみてみると、個人的にはそうでもない感じでした
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