「子どもの目から見た世界」秘密の森の、その向こう Masatoshi Matsumotoさんの映画レビュー(感想・評価)
子どもの目から見た世界
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人生半世紀以上生きてしまうと、子どもの目に社会が、それも大人の社会がどう映っていたか、すっかり忘れてしまっている。
もちろん、この映画の主人公が若きママに会ったのは確かだろうし、父親もその若きママに会っているから間違いはないだろう。でも、その自分がかつて持っていた、少年の目の感性を少し、掘り下げてくれたそんな印象。
そして実際問題として、ほかのレビューで書かれてたが、自分だってひょっとしたら若き自分もしくは、さらに年老いた自分と何処かで出会っている可能性もあるわけだ。リアルなストーリーとして考えた場合。
もっとも、そんなことは見た後で思いを馳せただけで、終わり方といい、すごく心に染み込む映画だった。
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