「「無実の罪」というテーマ」白い牛のバラッド caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)
「無実の罪」というテーマ
「疑わしきは罰せず」という言葉はあるが、「無実の罪」というテーマは、常に、この世に存在し続けている。
イスラム世界では、罪は厳格に裁かれるのだとは思うが、人権意識は日本や欧米諸国よりも、低いといえるのかもしれない。
冤罪を作り出した判事が、罪の意識を持つことは、良心が許さないからだとは思うが、その償いの手段を誤ってしまうと、これもまた、罪を作り出してしまう。
世界から、このような問題はなくなることはないだろう。そして、この映画のようなドラマも繰り返されていくことだろう。
日本にいると、交通事故に遭うよりも、低い確率かもしれないが、このような世界があることも、知っておく必要があるのかもしれない。
ぜひ、劇場で確かめてみてほしい。
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