「TVとは違う地に足のついて藤枝梅安」仕掛人・藤枝梅安 ムービー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
TVとは違う地に足のついて藤枝梅安
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TVドラマ「必殺」シリーズの元となる仕掛人・藤枝梅安を丁寧に描いてる。
TVドラマの様に恨みを晴らすシーンを主体として描くのではなく、しっかりと地に足をつけ生きてる人々の喜びと哀しみをうまく調和させてる。
その中で主人公が人との繋がりを断つ姿が哀しく、業を背負い佇む姿が哀愁を醸し出す。そんな平穏からかけ離れた彼らが鍋を囲み除夜の鐘を聴きつつ飲む酒がその哀しみを増大させ観てる私の心にも沁みた。
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