「「手前で賽を振る」に共感しました」鬼平犯科帳 血闘 ランタイガさんの映画レビュー(感想・評価)
「手前で賽を振る」に共感しました
物語の因果が解り伏線回収もされて楽しめました。重厚な役者達の落ち着いた演技に魅了されました。
網切の甚五郎一家の極悪非道ぶりと火付盗賊改長谷川平蔵の正義とが繋がつていたとは。
そしてあの台詞
悪を知って外道に落ちるか、
悪を知って悪を憎むか、
それがお前と俺の違いだ
と人の生きる真っ当な道を説きます。
よっ!高麗屋!喝采です。
大立ち廻りも武蔵の吉岡一門百人斬り並の迫力で見得をきる場面もあって見所です。
相模の彦十を演じる火野正平さんがおまさを助けに馬で駆ける鬼平を走って追いかけて行くも息切れしてもう無理ってシーンがあります。
自転車に乗れば良かったのにねぇ。
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