「可もなく不可も無い時代劇になってしまった」鬼平犯科帳 血闘 チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)
可もなく不可も無い時代劇になってしまった
時代劇が好きなんじゃない。
中村吉右衛門さんが主役のテレビドラマの鬼平犯科帳が好きなんだ!
そんな私からすると普通の時代劇になってしまった鬼平犯科帳は残念だ。
リメイクされたのはうれしいが
中村吉右衛門さんの偉大さ、当時の製作チームのすばらしさ
当時の配役の素晴らしさ、ナレーションの良さが際立ってしまった。
あの作品はまさに奇跡。
現在の俳優ではどうにも上回れないと思った。
■役(キャラクター)がしっくりこない
悪役は良かった。
鬼平が鬼のように見えない、威厳、風格、昔やんちゃだった間が足りない。
甘やかされて育った殿という感じ。
おまささんがこぎれいな町娘に見える。
ひこじゅうは酒好きのいい加減オヤジに見えない(悪いすごみがある)。
おやじのとぼけ加減が足りない(すごみがある)。
■私が勝手に考えたキャスティング
鬼平:渡辺謙か真田広之
奥さん:片平なぎさ
おまさ:井上和香か仲間由紀恵
ひこじゅう:酒井敏也か加藤茶
木村ちゅうご:オードリー若林か香取慎吾
引き込み役:板野友美
芋酒屋のおやじ:伊東四朗
さじま:西川きよし
ねこ殿:西村正彦
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