劇場公開日 2024年5月10日

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「彦十に馬の平蔵のお供をさせるなら歩きじゃなく自転車に乗せたい」鬼平犯科帳 血闘 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0彦十に馬の平蔵のお供をさせるなら歩きじゃなく自転車に乗せたい

2024年5月12日
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鑑賞方法:映画館

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2024年映画館鑑賞34作品目
5月12日(日)イオンシネマ石巻
6ミタポイント0円

監督はNHKドラマ『鼠、江戸を疾る』第1シリーズ第6第7回で演出を務めた山下智彦
脚本は『お墓がない!』『昭和歌謡大全集』『悪夢ちゃん The 夢ovie』『悼む人』『仕掛人・藤枝梅安』二部作の大森寿美男

やっぱり時代劇といえばチャンバラ
スカッとする

先代の松本幸四郎の息子であり松たか子のお兄さんというイメージしかなかったが加齢のためかいい役者になった感が強い
予告編でも使われた悪党を切り捨てる時のあの表情は素晴らしい

息子もいつのまにかずいぶん大きくなったな

北村有起哉矢柴俊博という流れに広瀬すず主演『水は海に向かって流れる』を思い出し思わず吹き出した

ヤクザにタンカを切る松本穂香の熱演はちょっと意外だった
自分は彼女を過小評価していた

柄本明の江戸時代風似顔絵がいい味を出していた

配役
火付盗賊改方長官の長谷川平蔵に松本幸四郎
若き日の平蔵の長谷川銕三郎に市川染五郎
平蔵の妻の久栄に仙道敦子
盗賊の娘で引き込み女から足を洗い平蔵の密偵として働きたいおまさに中村ゆり
おまさの少女時代に中島瑠菜
平蔵の筆頭与力の佐嶋忠介に本宮泰風
平蔵の同心で「うさぎ」の異名をとる遊び人の木村忠吾に浅利陽介
幕府の若年寄の京極備前守高久に中井貴一
平蔵の密偵の相模の彦十に火野正平
1人働きの老盗賊だが日中は芋酒屋「加賀や」を営む鷺原の九平に柄本明
盗賊の頭の網切の甚五郎に北村有起哉
甚五郎の若い頃に銭山伊織
甚五郎の引き込み女のおりんに志田未来
平蔵が若い頃に惚れたおろくに松本穂香
おまさの父の鶴の忠助に甲本雅裕
元盗賊で居酒屋の亭主の大黒の与右衛門にベンガル
香具師の元締の土壇場の勘兵衛に矢柴俊博
軍鶏鍋屋「五鉄」の亭主の三次郎に松元ヒロ
三次郎の妻のおたねに中島多羅
同心の酒井祐助に山田純大
同心の沢田小平次に久保田悠来
同心の小野一三に柄本時生
剣客の浪人の桑原又二郎に山口祥行
盗賊の幹部の野尻の虎三に田中俊介

野川新栄