大阪闇金のレビュー・感想・評価
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閉じ方は雑すぎて最高
ふとしたことから闇金の世界に染まっていく、石原貴洋監督作品。
作品は暴力・怨み・人情などが含まれていますが、メインはやはり金でしょう。
人々の金にまつわる人生が描かれています。
柾木玲弥のキレキャラに中野英雄がよくハマっており、二人のやりとりが面白いですね。
あと個人的にナンバーワンキャバ嬢、あいりちゃんがすっごい輝いてました。
最後の閉じ方は雑すぎて、むしろ最高でしたねwww
思いの外面白かったです。
1、2を見終わっての感想
金で助かる人もいるし泣く人もいる。金のせいで人生狂わせた人もいれば儲ける為に汚いことに手を出す人もいる。
人生色々だよね。金に善も悪もないし、綺麗汚いもない。使う人次第。
人情、策略、暴力、怨恨等様々な要素を含んだ映画だが繋ぎ方やまとめ方がめっちゃ微妙。なんかちぐはぐな感じがする。だが汚い内容なのにBGMがクラシックなのは良い。
また、街中歩くシーンが無駄に多い気がするし、たこ焼き食ったり、街の風景を写すシーンが多いのを見ると大阪のPR映画かな?とか思いました。
1はしっかり闇金映画って感じだけど、2はエグい企業への投資やらコロナ給付金やらなんか今時な感じ。ただ主人公が頭悪過ぎて話に全然入っていけてないのはいただけない。頭悪い分アクションで体張ってくれれば役割分担って感じで良かったがそれも無くて残念。
2より参加した木田圭介だか、柾木玲弥と当初険悪だったが、居酒屋で客と揉める木田を柾木が止めるのを見て良いコンビだなと思ったし、最初の中野英雄と柾木玲弥みたいでなんか微笑ましかった。
今度はこのコンビで何かやって欲しい。
いつの間に仲間になったん?
傷害で服役した青年が西成辺りの食堂で知り合った闇金で働く男に誘われて、そこで働き染まっていく話。
前科持ちの主人公が工場で働き始めたその日にトラブルになり、傷害で服役すること2年、出所翌日に南八番興業に就職し巻き起こっていくストーリー。
小さい闇金でメインの客は小口と言いつつ、そういうところは投げっぱなしwマネロンだ手形だ融資だとデカい話しばかりをみせていくけれど、山場は闇金云々じゃないし、何故か一人明らかに俳優とは言えない方がそこそこの役どころで登場するしねぇ…。
冒頭のネタを転がして、キツい中にも少しの救いをみせたり、救いにみえて救いじゃなかったりとか、ネタもちゃんとしているし、自分の好みのジャンルだし、なかなか面白かったんだけれど、イマイチ纏まりがないし締まらなくて勿体なかったかな。
まあ、次作作ってくれたら間違いなく観にいきますけど、もうちょい上手く回して欲しいところ。
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