大阪闇金
劇場公開日:2021年4月10日
解説
大阪・西成区の闇金業で働く若者の姿を通して、闇金に群がる人々の悲哀や狂気じみた人間関係を描くハードボイルドドラマ。監督は、「大阪外道」「大阪蛇道」など大阪を舞台に裏社会を描いてきた石原貴洋。傷害事件を起こし、刑務所で2年間を過ごした杉村春生は、出所後、スカウトされて南八番興業という闇金業者で働くこととなる。そこは、金利はトイチ、面談をして借用書にサインさせて貸すという昔ながらのアナログな闇金業者で、面談・貸付は社長の南宗衛門と息子の南三蔵が行い、取り立ては杉村をスカウトしたベテラン社員の酒井が担当していた。杉村は酒井たちから闇金業のノウハウを教わりながら、さまざまな借主から取り立てを行うことに。徐々に仕事の要領を得ていく杉村は、闇金業を通して、社会や人間の深い闇を知ることになる。主人公の杉村役を柾木玲弥が演じ、杉村を闇金の世界に導くベテラン社員の酒井役を中野英雄が演じた。そのほかの共演に榊原徹士、元「HKT48」の兒玉遥ら。
2021年製作/100分/日本
配給:ライツキューブ
スタッフ・キャスト
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2022年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ナニワ金融道の明るさは無いけど、その分エゲツナサも無い。
えっ!?そこで終わんの?
そして、ちょっとBGMがいちいち重すぎ。
金で助かる人もいるし泣く人もいる。金のせいで人生狂わせた人もいれば儲ける為に汚いことに手を出す人もいる。
人生色々だよね。金に善も悪もないし、綺麗汚いもない。使う人次第。
人情、策略、暴力、怨恨等様々な要素を含んだ映画だが繋ぎ方やまとめ方がめっちゃ微妙。なんかちぐはぐな感じがする。だが汚い内容なのにBGMがクラシックなのは良い。
また、街中歩くシーンが無駄に多い気がするし、たこ焼き食ったり、街の風景を写すシーンが多いのを見ると大阪のPR映画かな?とか思いました。
1はしっかり闇金映画って感じだけど、2はエグい企業への投資やらコロナ給付金やらなんか今時な感じ。ただ主人公が頭悪過ぎて話に全然入っていけてないのはいただけない。頭悪い分アクションで体張ってくれれば役割分担って感じで良かったがそれも無くて残念。
2より参加した木田圭介だか、柾木玲弥と当初険悪だったが、居酒屋で客と揉める木田を柾木が止めるのを見て良いコンビだなと思ったし、最初の中野英雄と柾木玲弥みたいでなんか微笑ましかった。
今度はこのコンビで何かやって欲しい。
2021年4月12日
Androidアプリから投稿
傷害で服役した青年が西成辺りの食堂で知り合った闇金で働く男に誘われて、そこで働き染まっていく話。
前科持ちの主人公が工場で働き始めたその日にトラブルになり、傷害で服役すること2年、出所翌日に南八番興業に就職し巻き起こっていくストーリー。
小さい闇金でメインの客は小口と言いつつ、そういうところは投げっぱなしwマネロンだ手形だ融資だとデカい話しばかりをみせていくけれど、山場は闇金云々じゃないし、何故か一人明らかに俳優とは言えない方がそこそこの役どころで登場するしねぇ…。
冒頭のネタを転がして、キツい中にも少しの救いをみせたり、救いにみえて救いじゃなかったりとか、ネタもちゃんとしているし、自分の好みのジャンルだし、なかなか面白かったんだけれど、イマイチ纏まりがないし締まらなくて勿体なかったかな。
まあ、次作作ってくれたら間違いなく観にいきますけど、もうちょい上手く回して欲しいところ。