「タイトル通り不思議なウサギ強盗団」FUNNY BUNNY 葵蘭シネマさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトル通り不思議なウサギ強盗団
無駄にカリスマ性のある謎の自称小説家・剣持と、その友人・漆原のコンビが、タイトルさながらウサギの被り物姿で「絶対に借りられない本」や「電波」を盗む、不思議な強盗団を結成。
剣持自身や生きる希望を失った元ミュージシャンの魂を解放していくファンタジードラマ。
元は舞台公演というだけあって、演者の不自然な声の張り方やオーバーな演技は舞台臭がプンプン 笑
普通なら少し鼻につく演出も、今作の世界観には妙にマッチしている。
結構青春してたりして青臭かったりもするけれど、誰もが持ってる「こんなはずじゃなかった」「あの時もっと」なんて感情から解放されて、一歩前に出れたっていう爽快感が心地良かったりする。
冴えないタクシー運転手や隔日24時間営業の中華料理店店主など、これまたシュールな仲間たちもいて、映画化ってより一話完結型のTVドラマでやればかなり人気出ると思うけどな…
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