「ほわほわ」私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
ほわほわ
原作・アニメ共に未読未鑑賞ですが、67分という尺の短さ+好きな声優さんが多く出ているのもあって鑑賞しました。
いや〜とってもほっこりしました。コミュ障女子大生と妹とその友達のワチャワチャがずっと繰り広げられており、微笑ましく観ることができました。
物語の構成はシンプルで、花の祖母の家に遊びに行き、修学旅行の練習をするという小学生ならではの遊び心から来る冒険のような感じでした。
祖母は何やら隠し事をしているみたいですが、特別大きい事ではなく、料理が苦手だから友達に手伝ってもらっていたというちょっとした見栄を張っていたという愛らしいものでした。祖母と孫という近そうで遠い関係性だからこそ、ちょっとしたことでその関係性が壊れてしまうのでは?という不安に駆られてでの行動でしたが、ちゃんと孫の花から肯定してもらっていて笑顔になったので一安心でした(すぐ戦力外通告されていましたが笑)。
のんびりと田舎町でぶどう狩りをしたり、川下りをしたり、みやこ持参のコスプレを着たり、逆に着させられたり、動物を見に行ったり、夏祭りを楽しんだり、と何気ない日常が見られます。要所要所に笑いが起きるのも良かったです。特に乃愛のひなた振り向かせ計画がとことん空回りする流れが良かったです。
夏祭りのシーンでは、花が髪飾りを無くしてしまい、その髪飾りをみやこが見つけ出すという徐々に徐々にプレシャス・フレンドになっていく流れが素敵でした。少し駆け足気味かなとは思いましたが、この2人の関係性が危ないと思いつつもなんだかほんわかしているので、安心して見れました。
主題歌が流れ終わった後に、みやこのズームアップが少しずつ引いていき、とある女性がみやこの写真を見てゲヘヘヘしていて急にホラーな終わり方だなと思いましたが、この松本さんがアニメ版ではみやこの無自覚ストーカーで付きまとっているという知っとけば良かったなーという惜しい情報でした。多分劇中に結構出ているのだろうなと思うとなんだか見つけれなくて悔しい気持ちに陥りました笑
声優さんはさすがとしか言いようがない感じで、幼女を演じるのって凄く難しいのに乗りこなしているなぁと改めて声優という職業の偉大さを感じれました(某2本組のアニメ映画がヤバかったので)。
サクッと見れますし、アニメシリーズを見ている方は確実に楽しめる一品だと思います。純真無垢になれそう(っ^ω^c)
鑑賞日 10/14
鑑賞時間 20:20〜21:35
座席 I-11