劇場公開日 2021年3月5日

14歳の栞のレビュー・感想・評価

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4.0タイトルなし

2021年3月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

中学2年生。14歳。大人と子供の中間地点。甘酸っぱくて瑞々しく、不器用で一生懸命。当たり前の日常の中でも、彼らにとっては悩みや挑戦の連続で、出来事の一つ一つに重みがある。
誰もが経験する、残酷で魅力的な日々。
いつのまにか大人になってしまったと思ってたけれど、こんな時期が確かにあった。

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柴左近

4.0奇跡のドキュメント

2021年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

まず、本作をよく作れたなぁと・・・。製作陣の尽力に拍手を送りたいです。
準備に一体どれだけの時間を費やしたのでしょうか。
また、この個人情報に厳しい世界で、実在する中学2年生の顔と名前を映像に残し製作できたことは奇跡といえるのではないでしょうか?いやはやすごいです。

さて、本作は・・・その中学2年生達の日常とインタビューで構成されています。
あぁ、これは、自分にもあったあの頃に、ふっと戻らせてくれる作品でした。

いつの間にか、このクラスの中で自分は誰に近いかな?なんて考えはじめてました。
おなじく、あの頃の仲間の顔も探してました。

あぁ、そう考えてたのね、
あぁ、そっかそーだよな。
あぁ、ちょっと、それは恥ずかしー。

タイムマシンで中学2年の頃の自分がいるかもしれない世界にいったのかな?
あの頃の自分を大人の僕が覗き見してるような、心当たりの連続でこそばゆい気持ち、、。

そうだ、作品名にもあるように本作は琹なんですね。
誰にもあるはずの頃も含む、人生の本に挟まれた14歳の章の琹。
観ている僕は、そっとそのしおりに手を伸ばして、束の間の思い出に浸ったんですね、きっと。

だとするならば、とても良い題名。
ラストシーン、彼らと一緒にいるかのようなアングルから俯瞰へ。
しばしのタイムスリップを終えて僕は今の時間に戻るかのように。

秀作です。

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バリカタ