14歳の栞のレビュー・感想・評価
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カメラに映る彼らは、彼らのほんの一面かもしれないが、とてもとても貴重な映像。
中学生二年生の対談と思い 平和だな〰️
歳がばれるが、私の中学二年の時はこの状況と比べかなり荒れていた 悩みは皆抱えていたことは同じだったけど…ほのぼのとしたと言うか、ダイバーシティ感が感じられたブラス現代の若者のねずみ算の将来が感じられ日本の将来に不安すら覚えた
ここからは私見にはなるが、日本自体に将来性を感じないし、ドキュメンタリーの中でも感じている人はいたが、日本の閉塞と言うか、頭内感は誰しもが感じているのではないか…
若者は特に世界感があって欲しい 島国独特の鎖国感ではなく、世界観を持った国策ができる若者が育って欲しい
自民党をぶっ潰せ‼️あいつらに牛耳られては、日本に未来はないのである
難しく難問だが、ダイバーシティをふまえた日本を作って欲しい!
10年後、20年後、30年後、彼等がどうなっていくか、知りたい
NHK の72時間のような定点ドキュメンタリー。荒れ果てた中学でなかったのが救いだったか。皆賢くて常識的で悩み深くて普通の中学生だった。自分の14歳の頃の方がずっとひねくれていたように思う。あの頃は一日一日が長かったなあ。もう50年も前の話だ。
大人からみたら眩しすぎる作品
いい歳になってしまった自分にはどのシーンも眩しすぎた!
ドキュメンタリー過ぎるくらいドキュメンタリー!学校も保護者も何より生徒たちよく撮影に協力してくれたなぁと、そのおかげでこんな気持ちになれてるんだもんなぁ感謝でいっぱい。そして全中学生を応援したくなる。
本当に良く素直に話してくれたなぁって内容とかもあり、ホント繊細な話もあるけど、中学生ならではの子どもらしい話もあって、ホント特別な時期なんだなぁって、そして自分にもあったそんな時期、自分は何を考えていたかなぁと思い出したり。
とにかくどの子のどの話も印象的
(もちろん映像作品なのでそういうところを繋いでいるんだとは思うけど…)
14歳なんてまだまだ子供かもしれないけど、間違いなく1人の人間としてそれぞれ物語、考えがあって、どの人の話もあまりにストレートに胸に刺さりすぎる。
学校やクラスでの姿が全てではなく、
帰宅部だけどお家でお菓子を作り家族に振る舞っている人、部活の時がオンの人、また夢叶えるの無理かもと思う時もあるけど目指す人、小さい頃から続けてきたけどプロにはなれないと見切りをつけている人(なんだか寂しい気もするけど…)
自分の興味のある事に周りになんて言われようと夢中になってる人、大きな後悔をしている人、人間関係に臆病になっている人、自分を変えたい人、ホントさまざまでそれぞれが主役過ぎる。
中学の時の自分はあんなに大人だったかなぁ…なんて思う反面、
中学生らしい見てるこっちも恥ずかしくなるような恋模様だったり、男子は下ネタで盛り上がったり、女子は男子うぜーってなってたり、いつの時代も変わらない中学生像もあった気がして少しなぞの安心感を感じたり。
あまりにドキュメンタリー過ぎて、いわゆる映画としてはどうなのか?とも思わなくはないが、とにかく見てよかった!
わかってた気がするけどまんまと胸を突き刺されてしまった。
これが作られた話なら最後はきっとハッピーエンドで終わるんだろうと思うけど、そうではなかった。でもそもそもこの作品に出てくる人たちの終わりはまだまだずっと先なはず、この時の経験がいつかそれぞれのハッピーエンドに繋がると良いな。
これからどんな大人になっていくんだろうね。宇宙好きな子は大人になった時またインタビューされるかな??
本当にノンフィクションだったのか? もちろん。
# どんな映画?
フィクションではなく、ある中学校の2年生たちのありのままをおさめた記録フィルム的な作品。
# 本作の良いところは?
映画の良いところって自分で語るべくもなく、実は全部公式の案内に載ってるというね。
# 誹謗中傷禁止
この映画はフィクションではなくリアルな学生たちが出演しているので、個人に対するネガティブな感想をSNSに書かないように厳重に注意喚起がされる。
# すごい企画
中学校の1クラス全員が映画に映るというすごい企画。よく実現したなと思う。
生徒たち全員がOKと言わないと成り立たないし、保護者たちもOKと言わないと成り立たない。学校も。
しかもこれはフィクションではなく、彼ら彼女らの学校生活をありのままに記録した記録フィルムなのだ。
全員で35人分の様子、インタビューがひとつずつ流される。
# 不登校の子
不登校の子さえ出演する。
# 男女の恋愛
バレンタインチョコをあげたり、恋愛模様まで映し出される。
# 冷めてる子
インタビューで「友達関係リセットしたい」的なことを話してしまう。この映画が上映されて友達関係が崩れたりしないんだろうか。勝手に心配になった。
# イケメンの先生
長身イケメンの先生が出てきて女生徒が群がっているシーンがある。
# それぞれ
映画冒頭は「みんな同じような服装をしてて、同じような動きをして、見分けがつかない」という印象を持たせるシーンから始まるのだが、それぞれのキャラクターや思いがあり、悩みもあり、この教室も複雑な人間関係や作用で出来ていることが分かってくる。
# 消える教室
2年生の3学期が終わり、皆進級する。教室からはいったん誰もいなくなる。そうすると不思議なことに今までそこにあった「2年6組」は跡形もなく消えてしまうのだった。
生徒たちがいないと教室も成立しないのだ。この小さな箱の中にあった不思議な力学。作用。
# 空撮
空から撮影してるシーンがあり、力が入っている。と思ったが最近だとヘリコプターじゃなくてドローンで空撮もしやすくなったんだろうな。でも良いカット。
# 本当にノンフィクションか?
すごくよく作られたノンフィクション風味の作品だという可能性もある。登場人物たちが実在の人物だということは書かれているが、決してフィクションではないと書かれているわけではない。
僕たちはいつの間にかノンフィクションだと思わされていたのではないか?
それは分からないが、フィクションでは再現不可能だと思わされるぐらい中学生たちの風景はリアルだった。
全く知らない14歳の子供達の10年後や20年後の姿を見たくなる映画。 本年度ベスト!!
ドキュメンタリーなので評価点は付けたくないけど3.5点で評価額。
何だか素敵な作品だった。
ある中学校の2年生の1クラスの生徒、35人に密着した作品。
演出や脚本が無いストーリーで14歳の子供達のリアルな話が聞けた感じ。
50日間の密着取材に加え、生徒達の幼少期の映像や自宅での親との会話が生々しくも他人の家に上がり込んだ感じが新鮮だった。
意外と驚いたのが生徒達がカメラ目線にならず普通に学生生活を送っているシーンが印象的。
インタビューのシーンも生徒達の飾らない発言が素晴らしかった。
自分が14歳の時に、あんな発言が出来ていたのだろうか?
気になるところ。
生徒達の休日を過ごすシーンやデートのシーンも懐かしい。
バレンタインデーでチョコを渡すシーンのアルアル感がとても懐かしい(笑)
本作のメンバーで20年後の続編が観たいです( ´∀`)
来年は、来年も。
ようやく見れた...。公開から3年。プライバシーの保護のため、DVD化・配信等は一切行わず、この時期を逃せばまた来年。劇場で見るしか手立てがない作品なんだけど、それくらい価値のある、大切にしたくなるような傑作ドキュメンタリーだった。3学期も残すところ僅かとなった、とある中学校2年6組の35人を、ただ傍観するだけの映画。それなのに、何故こんなに心打たれるんだろうか。。。
誰しもが体験した中学生時代。一生続いて欲しいと思ったり、早く大人になりたいと思ったり。2-6の生徒が考えることは35人分全員違う。でも、観客の私たちが思うことはこの頃を忘れないようにしよう、と一致するはず。自身の中学生時代(高校生時代も含め)なんて、もちろん自分の目線でしか見てないわけで、友達が、あまり喋らなかったあの人が、どんなことを考えているかなんて想像するしかなかった。だからこそ、本作のような客観的に見る学生生活っていうのは、知っているようで知らない世界を覗いているようだったし、当たり前だけどみんなちゃんと生きてるんだなと認識できた。
クラス全員、主人公。
35人にインタビューをし、それぞれスポットが当てられる。学校では寡黙な子が家ではおてんばだったり、いつもふざけている子が実はちゃんと考えを持っていたり。子どもと大人の狭間である、14歳であるからこその面白さもあったし、おかげで青春を取り戻せたような気がした。カメラの前でも何気なく生活できる、心優しい生徒たちのおかげでこんないい映画が出来たんだと感じた。ホント、よく撮れたよ。
クリープハイプの「栞」が、作品により深みをもたらす。元恋人同士の別れの歌なのに、中学2年生の終わりにすごく合う。『初めて呼んだ君の名前 振り向いたあの顔 それだけでなんか嬉しくて 急いで閉じ込めた』ああ、青春だなぁ。アンチバレンタインだったけど、こんなの見せられたら...ねぇ...☺️
この映画は人の善意で成り立っている。まだまだ、この世は捨てたもんじゃない。
ごめんなさい。今回はレビューになってません。
このような映画が製作されて公開出来たことの奇跡。
当時も今も、何も問題が起きていないことの奇跡。
これだけ関係者がいたら、当然絶対誰かは反対すると思う。
逆に、関わった人たちはどれだけ前向きなのだろう。
どれだけポジティブなんだろう。
どれだけ人を信頼しているのか。
そんなに社会を、他人を信用しているのか。
この映画は人の善意で成り立っている。
まだまだ、この世は捨てたもんじゃない。
と思いつつも、いや、なぜ、公開時に「良い意味でも悪い意味でも」話題にならなかったのか。
こんなことは言いたくないけれど、糾弾するような人がいてもいいはずなのに。
いや、それは沢山の山のような困難を乗り越えて公開にこぎ着けた、並々ならぬ努力の結果なのでしょう。
しかしさらに逆に言うと、映画なんて世の中からしたら誰も見向きもしないんだろうか。
凄くいろんなことを考えさせられる。
Bloodtrail 14歳 サッカー部
何がビックリかって言うと、監督が「MONDAYS~」の竹林亮さんだって事ですよ。あの、すっとぼけた傑作の監督さんだってのは、とても意外でした。だって、あれ、変化球も変化球な熱血ものだったから。この様な「一クラスに徹底密着」みたいな、ひねりも工夫も芸も無い、どっかのTV局がやりそうな企画をやりそうな人には思えなかったんですよ。
14歳は大人か子供か。子供から大人へと変化する過渡にある。
のだとしたら。14歳x35人が集うクラスの中は、いかなるカオスが繰り広げられてるのだろうか?って言う。男の子より、女の子の方が早熟で、知能的・社会的な成長も、同様なのだろうと言うのは、経験的に思っていることです。実際、女の子の方が自己の内心に向き合っていたりする様で、自己否定する子もいれば、単に拗らせてる子もいれば、キャピキャピまっしぐらな子もいたりするという。男子の方が単純で分かりやすい。
小学生のころから、ずっと一緒に過ごしてきたであろう子供たち。無意識のうちに生まれていると思しきスクールカーストの匂いもちらほら。何かに一生懸命だったり、拗らせてたり、おバカだったり、変態だったり、ただの寂しがりやだったり、家族思いだったり。
35人35様です。カメラの前での語りも、同様に35人35様。中には、かなり突っ込んだ内心をさらけ出している(様に思える)子もいます。14歳くらいのめんどくさい年ごろの子たちの、こんな話を引き出すのって、結構大変だと思うんですよ。なかなかガード下げないじゃないですか。思春期の子って。本心を悟られたくない、的な反応は、反抗期に得てして起こる反応なんだし。インタビューの中に女性スタッフの声が出てきます。ラインプロデューサーとしてクレジットされている福田文香さん、と言う方なんでしょうか。子供たちの心を開かせた、と言うか、踏み込んだことが、この映画の価値を高めてることは間違いがありません。
自分が14歳の頃は。本・映画・音楽・スポーツ、それまで知らなかったものを初めて知り、興味を持ち始めた歳でした。だから、その歳に触れて好きになったものって、今も好きですから。QueenもBowieもYesも、その他もろもろも、14歳の時だったw
広島八丁座では、たった一夜、一回限りの上映でした。それは、あまりにも、惜しすぎるんですけど?
精神年齢の幅広さはカオスだ、と言ってもいいであろう14歳の35人。でもクラスなんですよ。熱血でもなく、一心同体でもなく、心ひとつ、でもないけれど。クラスとして、ちゃんと社会性と良心を保って、やっていけてるんですよ。一人一人が、学びながら、成長しながら。もしくは、拗らせを酷くしながら。その様が、懐かしくもあり。ほほえましくもあり。日本社会の縮図のように、思えないこともなく、シンミリしたりして。
良かった。
かなり。
この映画を守ってほしい
シネマ・チュプキ・タバタはいつも優れた映画を流してくれます。
今日は見逃していた『14歳の栞』を見に行きました。
この日、うちの小学校では卒業式が行われました。
小6は12歳。
2年後のことを考えました。
14歳になるまでに、かなり濃密な時間を過ごすのだなと想像しました。
どうかうちの卒業生にも明るい未来が待っていて欲しい。
どうかこの映画の生徒さんたちにも明るい未来が待っていて欲しい。
そう願いながら映画を見ていました。
本当に素敵な映画でした。
この時代に、実在する中学校、生徒の実名を明らかにする。
映画として上映するに当たっては、幾多の問題があったと思います。
どうかいたずらに扱われませんように。
約束を守って多くの人たちに届くことを願って止みません。
覚悟が足りませんでした
14歳のころを思い出す見ごたえある映画でした。零落見た後にこの映画を見たので余計に新鮮でした。。笑 ただ覚悟が足りなかったです。この映画を見る前に、特典や一番初めに彼らへのSNSなどの誹謗中傷はやめてと書かれており、そりゃああそうだろ。この子こんな青臭い発言して~(笑)などからかったりしないだろ。と受けとっていましたが違った。この映画には悪口が普通に出てくる。さすがにそれはひどいでしょと思う一言が脚色なくうつされる。なるほど。監督らも制作するにあたって相当葛藤あったんだろうと感じた。35人いれば35人の色があるということを、正負で判断しがちな大人にとってのアンチテーゼとも受け取れるのではと思いました。
35人の中の一人ひとりに、「あの頃の自分」がいる。
何にでもなれると妄想し、何者にもなれないと絶望した頃
よくここまで、いろんな魅せ方があるなあ
登場人物はみな、ほんとに普通の中学二年生だった。
ただ、ドキュメンタリーのようで、ドキュメンタリーに見えない。一つの映画として完成していた。
それは間違いなく、製作陣の力である。
演出、編集によって、見事に惹きつけられる映像になっていた。
撮影の仕方ひとつで、誰でも主人公になる。
音楽ひとつでドラマティックにも、前向きにもなる。
35人分も、よく引き出しがあり、そしてそれを接続していたのに脱帽である。
たった2ヶ月あまりの出来事なのに、一年間通して彼らを観ている気になった。
多少退屈なところはあるかもしれないし、すごい心が動くものでもない。
ただ、観た人が昔を思い出し、今に思いを馳せる。まさに自分の人生という物語の、栞。
2023年劇場鑑賞42本目
永遠の「あの頃」
何も起こらない。ただ14歳の2年6組、35名を映しただけ。それだけなのにそこに価値を感じるのは、もう2度とあの時に戻れない大人になったからか。
子供らしい純粋さと将来を少しずつ考える大人との狭間。試験や部活、学校行事に追われてあっという間に過ぎ去っていく14歳。
この映画を観ている間、自分もあの頃に戻って何をしていたかと思い出す。
無かったことにしたい思い出も、楽しかった瞬間も、全部そこにあって、その延長線上に今の自分がいることを再確認する。
14歳に戻れたら…なんて思う時もあるけれど、いつだって10年、20年後には「あの頃」に戻りたいのかもしれない。
でも、「あの頃」は今かもしれない。
14歳には戻れないけれど、今だからできることをやっていこうと思えた作品。
これを撮るかー。
いったい何を見せられてるのだろうか。
他者理解?
あの時との自分との違い?
時代は変われど「いるよねー!」というヤツ?
中2病の今を、かつ目せよってこと?
・・・
結論、考えられることは全部だった。
でも、なんで面白く思えたんだろうか。
シンプルに明示できない自分がいることが、気持ち悪い。
全員に共通してるのは、かれらの言葉を引き出すにあたり、どれだけ事前に関係構築しているのだろうか。そして、ひとりひとりのインタビューの回数や所要時間も気になる。質問への答えは、総じてガードが低く、端的で、赤裸々で、迷いがない。もしかすると、カメラの前だからこそ装うことなど、かれらには容易いことのように思え、聞けば聞くほど本音が見えない。
学校にいる時、家にいる時、インタビューを受けている時のいずれも異なる人格を持ち、それぞれの環境に応じて自らを使い分けている。それもまた自分であると言わんばかりに。
この作品の面白さは、ドキュメンタリー様式の中に隠れる真実と虚像で、そんな人間がもつ両面性にあるのかもしれない。
フレデリック・ワイズマンの作品に登場する人物には、インタビューが無い(気がする)。どの人物とも等間隔に距離を保ち関係性においてオーディエンスが登場人物の人物を規定してしまうことで、監督の主体を極力薄めることに成功していることに気づく。
ちなみに、グレタ・トゥーンベリさんの「気候変動のための学校ボイコット」を始めたのは、ちょうど彼らと同じ歳の頃。大人や社会へ疑念を抱くキッカケは、まさに中二なのかも。
壮大なリアルあるある劇場。
映画館でしか多分観れない作品
いまの個人情報に過敏で苛烈な世の中で観るにはかなり難しい作品で、よく公開できたなと思うくらい14歳が言葉にしたものを納めた作品でした。
ディスク化もネット配信も多分、厳しいんじゃないかと思う。というか、映画館だけで見れる作品であって欲しい。そこで上映して、そこで感じたもので終わり、くらいの。そんな意味で、映画館でしか観れない映画だと思いました。
ベースはうまく映像作品としてパッケージされていて、かなり見やすいドキュメンタリーでした。人間の言葉の点と点を線でつないでいろんな角度からの意見を、納めていて、伏線のように見せるのがとても技巧的でエンタメ的。でも言葉を引き出せる関係性になっているところがまずすごいというか。なるべく、個人のありのままをおさめようとしているところに好感触でした。ドキュメンタリーだから、切り取り方は非常に難しく、編集も難しく、何をしても恣意的になるし、特に言葉が表すものとかも難しいし、
プライムベートにかなり深く立ち入っていて、ある意味で人の家のプライベートムービーを見てしまったような感覚さえある。
個人の意見と客観的視点と、なるべくは傷つけないけど、でも面白いものに仕上げようとしている、非常にバランスの取れた最小公約数を乗り切った作品でした。
いまできる範囲でだいぶ14歳の心の動きの煌めきみたいなものに近づこうと作品だと思います。
手放しに素晴らしいというのはテーマがテーマだけに少し憚れるけど、でも素晴らしかったと思いました。
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