「秀逸なドキュメンタリー」14歳の栞 おでんさんの映画レビュー(感想・評価)
秀逸なドキュメンタリー
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ある中学校の2年の3学期を写したドキュメント。何か特別なことが起きるわけでなく、普通の中学生の日々とインタビューで創った作品で、公開時(多分2年ぐらい前)に気になっていたけど、観れていませんでした。
まず、誰しもが感じるのは「自分の中2の頃はどうだったか」ですかね。悲しいかな、うっすらとしか覚えていない、、、、。まず、給食ってあったっけ?ってレベル。
部活があって、いやに怖い先生がいて、テストはあったな〜、球技大会?あったか?、と重ねようにも、記憶力のなさで、途中から断念。
でも言えるのは「自分の中2の頃は、こんなにクラスや周りのことや、将来のことなぞ考えていなかった」ってこと。いまの中2がすごいのか、これまた自分の記憶力の問題なのか、、、。
ドキュメンタリー映画として、良く出来ています。まず、結論に極力誘導していない点は好感がもてます。誘導するとマイケル・ムーアのプロパガンダ映画になってしまいますからね。それでいて、映像が美しい。出ている中学生もポスターに比べて、断然、カッコよくて可愛く映っています。
作り手が撮る世界を「美しい」と思っている、と伝わってくることが、映画の世界へ入っていける、大きな要素だと思っています。その意味で秀逸な作品だと思いました。
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